つぶやき講義録(2014年秋)

無事に新学期をむかえました。今学期も懲りずにやります。90分(〜180分)の講義を120文字に超圧縮した「つぶやき講義録」です。 USTなんて、もう必要ない。講義のときは、話を聞いていればいい…。あとでこの120文字を読めば、欠席したってだいじょうぶ(うそ)。大切なのは、エッセンスがつまった120文字を「解凍」するための創造的な読解力です(誤読をふくむ)。 2014年秋学期: ・環境情報学(GIGA) #eis14f 続きを読む
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Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f VQR Chapter 2の前半は、現場へのアクセスと調査倫理について。物理的なアクセス、(被験者との)信頼関係、そして説明責任。ビデオによる調査にかぎらず、日常生活への介入はデリケート。想定の範囲を広げておく。 [11/6]

2014-11-07 07:13:55
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 洋光台CCラボで「団地の暮らし」 その後。どうやって、人びとの日常生活に近づくか。「調査されるという迷惑」を考えながら、丁寧に「入口」をさがす。4つの個性をとおして、やがて全体の輪郭が見えてくる。 [11/11]

2014-11-12 05:56:54
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f Chap 2の残りとChap 3について。何をとらえたいかという関心領域やテーマ(望ましさ)と、ビデオカメラをどう扱うか(実現可能性)という問題。矩形に切り取ることは、フレームの外は「見(え)ない」ということ。 [11/13]

2014-11-14 08:24:47
Fumitoshi Kato @who_me

#sf14f 前半は @mapconcierge さんによるドローン(UAV)事情の紹介。「みんなでつくる」ための技術としての可能性。現場に即した改変と調整。そして参加と共有の仕組みづくり。後半はプロジェクトの進捗報告など。 [11/13]

2014-11-14 08:30:30
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f Chapter 4。ビデオデータからトランスクリプトをつくる。くり返し再生しながら、発話や行動をひと筋の流れとして記述する。地道な作業だが、トランスクリプトをつくることで問いが鍛えられ、詳細な分析のための「場面」が抽出される。

2014-11-27 20:37:18
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 二子玉川で、ぷちワークショップ。誰かのことを想い、メンバーどうしで語りながらまちを歩く。その人に「似合う風景」「見せたい(出会わせたい)風景・もの・人」「(贈りたい)もの」をさがす。個性に近づくためのトレーニング。

2014-11-27 20:43:01
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f ORFが終わると、もう師走。卒プロの進捗報告。地道にやってきた人も、いまだにもがいている人も、すべてがじぶんに返ってくる。「読み手」のことを考えて、丁寧にことばをえらぶこと。一人だけでは、完成しない。 [12/2]

2014-12-03 06:44:54
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f Chapter 5は、具体的な分析事例の詳細。ビデオによって、ことばと行動を一体的にとらえる。美術館、管制室、手術室など、道具や作法が複雑に組み合わせられた現場をどのように理解するか。会話がつくる〈秩序〉を知る。 [12/4]

2014-12-05 01:42:39
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 「団地の暮らし」の進捗報告。人と近づくことの難しさと面白さ。じぶんたちが〈何者か〉をどう伝えるかによって、相手も変わる。調査者であることを伝えれば、調査の文脈になる。出会いかたが、調査の行方を決める。 [12/9]

2014-12-10 10:24:41
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f 少し予定を変更して「文脈」について。観察する範囲を広げること。「人間行動の観察者は心の推測的研究から、観察可能な関係の現われについての研究へと方向を変える…」というW, B & J(1967)の一節から、立ち位置を再確認する。

2014-12-11 23:53:05
Fumitoshi Kato @who_me

#sf14f プロジェクトの進捗報告とワークショップ。ここに来て、親近感・一体感に溢れる集まりになってきたことを再確認。みんなの知恵と想像力を動員する。そして、形のないモノであっても(ほぼ)何でもつくってしまおうという精神。 [12/11]

2014-12-12 00:04:57
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 全員無事に氷見から帰還。ふり返りのあとは、4年生の卒プロ進捗報告。いよいよ「終わり」を意識しながらまとめる段階へ。書くことは難しい。まちを歩き、人と会って話をしたという体験を綴る。書くことは楽しい。 [12/16]

2014-12-17 08:02:11
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f 問題意識を整理する。What(〜する活動)→ How(〜によって)→ Why(〜のために)の順番だと、考えやすい。そして、Why → How → Whatの順で書いてみる。ビデオ分析の課題の提出期限は1/22。 [12/18]

2014-12-19 09:45:47
Fumitoshi Kato @who_me

#rf14f 観察とデザイン。つぶさな観察と詳細な記述をとおして、「課題」が見えるようになる。「聞いてもわからない」「話は通じない」ものだと思って対象に向き合うからこそ、あたりまえの日常に気づく。定性的調査の面白さと難しさ。 [12/25]

2014-12-27 17:13:51
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 火曜日代替日。それぞれのプロジェクトの進捗報告。「卒プロ」のドラフト提出(は年内必着で!)。最後は、胸を張って「マイプロジェクト」について語れるようにしよう。つまり「ケジメなさい」ということなのだ。 [12/26]

2014-12-27 17:34:21
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f あたらしい年をむかえて大学院生の報告から。定性的な方法の場合、具体的なエピソードは重要。つづいて「団地の暮らし」の進捗報告。4つのグループそれぞれの特徴。うまく並置することによって、個性がいきいきする。 [1/6]

2015-01-08 06:24:10
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f #tomonitoru 「ぷちキャンプ」で新年のまちへ。それぞれの「渋谷」を15秒の動画で表す。そして「それぞれの「渋谷」を15秒の動画に表す人」を15秒の動画で表す。夕方から夜にかけての渋谷は輝く。 [1/9]

2015-01-09 09:54:50
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f 4年生の「卒プロ」進捗報告も、最終回。あとは論文を提出してから「フィールドワーク展」へ。細やかな気配りと、激熱の感情で充たされた成果物をつくろう。人を揺さぶるのは、「卒プロ」に取り組んでいる人なのだ。 [1/13]

2015-01-14 11:41:43
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14f ついに最終回。昼間は大山さん(@sohsai)と一緒に散策(ありがとうございました)。そして「団地の暮らし」のスライドショーで、〈声〉の温さをあらためて実感しながら、年度末恒例、一人ひとりの「珠玉の3分」プレゼン。

2015-01-20 22:43:56