花子とアン追想録
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花子のものまねしてた芸人ってバッファロー吾郎Aか。昭和初期の時代設定だから、「大きいかたがたごきげんよう!」を「絶好調中畑清です!」の口調でまくし立てても客はわかんないだろうなぁ…w お〜ポカホンタス。 #花子とアン
2014-08-26 08:44:00益田はオリジナルキャラクターだろうか。結婚してから結核になるのは、史実では宮崎龍介(宮本龍一)なんだが、益田が結核になるという設定に移したのか。それにしても女の子に「桃太郎」という名前を付けようとするとは…。それじゃ温泉芸者みたいな名前だぞ。 #花子とアン
2014-08-27 13:04:12家庭で飼っている雑種の犬が、どんなふうに「お国のため」に役に立つのか…?軍用犬になるとは思えない。食用かもしれない。 #花子とアン
2014-08-28 08:17:17軍人になりたい吉太郎に、かつて蓮子は与謝野晶子の詩を贈ったことがあったが、まさか今度は息子の純平が軍人になりたいと言い出すとは思わなかっただろう。「君死にたまふことなかれ」という心境にちがいない。 #花子とアン
2014-08-28 08:30:22AYUMU号を持ってきてあげたりラジオを作ったりして歩のヒーローになれたのに、テルのことで正論を述べて美里に嫌われた吉太郎。おじさんはつらいね。 #花子とアン
2014-08-29 08:22:57醍醐さんwww なんだかよくわからないまま宇田川先生に呼び出されて、その場の状況で国威発揚のための壮行会だと察すると、唖然とする花子たちを尻目に、周りの人たちに合わせて万歳する。この機転の速さ!別に戦争を支持しているわけではない。彼女こそ真のプラグマティストである。 #花子とアン
2014-08-30 08:22:23「なぜ皆さん、あんなふうに一色(ひといろ)になれるのかしら?」という蓮子の言葉の対極にあるのは「虹色」だろう。ここでの一色はもちろん、単調で他の色を認めない翼賛体制、虹色は多様性の比喩で、蓮子が支持した婦人参政権は男だけの単色世界に女という色を足すことだろう。 #花子とアン
2014-09-01 08:24:49あれほど「蓮子に近づくな」と吉太郎に言われたにも関わらず蓮子と接触しようとする花子。よくまあこのタイミングで電話するなあ。「あなたのお兄さんのせいで主人は連行されたのよ」と攻められたらどうする気だ。そこまで考える能力はないだろうけど。 #花子とアン
2014-09-02 08:13:24花子は蓮子を「裏切ってさえいない」。将棋の2手、3手先を読むという能力に根本的に欠けている。物事を俯瞰で眺めるという戦略的思考ができないだけだ。それはこの場合、致命的なのだけど。 #花子とアン
2014-09-02 08:16:26①花子とももの姉妹間格差にばかり気を取られていて気付かなかった。花子と蓮子にもすでに新たな格差ができていたことに。 #花子とアン
2014-09-02 13:03:22②修和女学校の頃の花子と蓮子のあいだには、「山梨の貧農の娘」と「伯爵家の令嬢」という、比較するのも愚かしいほどの圧倒的な格差があり、蓮子が嘉納伝助と結婚した後も、「出版社勤務の職業婦人」と「筑豊の石炭王の妻」という圧倒的な格差があり、蓮子の圧勝だった。 #花子とアン
2014-09-02 13:03:13③それが今ではどうだろう。花子と村岡英治の家庭は、震災や子供の死という不幸はあったが、広い家には冷蔵庫やガスなど最新の設備があり、小うるさい姑はいない。 #花子とアン
2014-09-02 13:03:03④花子はラジオのおばさんとして著名人になり、翻訳家としても知られるようになった。しかも兄の吉太郎は憲兵であり、「国家の威光」を見せつけられると、今や誰も逆らえない。 #花子とアン
2014-09-02 13:02:54⑥ここにおいて、花子は農家の娘から裕福な文化人に「上昇」し、蓮子は石炭王の妻から憲兵に監視される社会主義者の妻へと「下降」し、花子と蓮子の格差は完全に逆転したのである。 #花子とアン
2014-09-02 13:02:34⑦さて、このような「格差」が生み出すものは何だろう。それは、「拒絶」である。伝助に嫁いだとき、蓮子は花子に「あなたとは住む世界が違うのよ」と言って絶縁した(実際は蓮子の方便であるが)。 #花子とアン
2014-09-02 13:02:26⑧今回、花子が吉太郎に「密告した」と思い込むことで蓮子は花子に二度目の絶縁をするだろう。一度目は金持ちの妻としての「上からの絶縁」、二度目は社会主義者の妻としての「下からの絶縁」である。 #花子とアン
2014-09-02 13:02:17⑨このドラマにおいて、絶縁は必ず、格差に敏感な者が行うという構造になっている。格差に「敏感」なももが「鈍感」な花子に、そしてまた格差に「敏感」な蓮子が「鈍感」な花子にという形で…。
2014-09-02 13:02:08⑩蓮子から「信じてたのに」と言われても、花子は「私は何も…(していない)」と言うだけ。そう、この何もしない花子の存在が劣位にあると思う周囲の者たちを苛立たせるのである。 <完> #花子とアン
2014-09-02 13:01:58一度目の絶交のときは蓮子の顔を正面でとらえて花子とすれ違うシーンだった。昨日の二度目の絶交のときは花子に背を向けてカフェのガラス戸の向こうに消えていく蓮子の後ろ姿のシーンで終わった。一度目は「勝者」としての蓮子の視点、二度目は「敗者」としての蓮子の視点で描いている。 #花子とアン
2014-09-04 07:13:49「人の命が燃え尽きる匂い」に慣れないながらも勇猛果敢だったのが宇田川満代、慣れずにトラウマになったのが「ごちそうさん」の源太。 #花子とアン
2014-09-04 08:11:49中園ミホ「朝ドラ長いんで、(エネルギー)続かないんですよ。(気持ちを奮い立たせるために)一週間分の(ギャラに相当する)札束を手元に置いておくんです」 この言葉にいろんなことが集約されている気がする…。 #花子とアン #あさイチ
2014-09-05 08:35:28日和見的な漆原部長や、大本営発表を戯画化したような情報局のおっさんよりも、「原稿を読む人間が感情を込めてはいけない」という有馬アナウンサー(堀部圭亮)のほうが、自己の職業倫理に忠実な分だけ、信頼に足る人物であることが判明。これすごく重要。 #花子とアン
2014-09-06 08:18:34勝手に原稿を改竄したり、感情を込めた花子もまた、有馬アナウンサーから見れば、アナウンスの仕事を冒涜しているように見えたはず。花子はラジオを辞めることになったが、自分もまた情報局のおっさんと同じように感情込めて読んでいたことを自覚しているようには見えない。 #花子とアン
2014-09-06 08:26:05