@saitom11 さんと @django88628676 さんによるRPGのプレイヤーとキャラクターと価値観の違いについてとか

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@saitom11 あとね～、今のものは読んでないのでわからないですが、以前のリプレイ。あれのマネッコだったところもある気がします。PCかNPCにアニメや漫画的なヒロインがいてね、ちょっとそういうシーンがあったりするの。あれは読み物としてプロが仕込んでたと思うんで、素でやると寒い

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 そういう女性への偏見&女性の美味しいとこ？どりみたいなのを散々見て、心底嫌になったんだよねぇ。その恨みというかトラウマはいまだに引きずっている。いまだにとても怒っているよ。

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 あれ、本当よくなかったと思う。いろいろ話したいけど、お風呂に入って、夕飯を作るのでいったん離脱しまーす。

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@saitom11 うん。お色気サービスシーンはプロ作品でも“飛び道具”なんで、素人がTRPGプレイでやったら目立つ。でも、それ以外の“お約束”演出はみんなためらいなくけっこうやってたし、おそらく今もやるから、そういう姿勢が充満していても、中にいると意外と気づきにくいんですよね

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@saitom11 ほいほーい、お料理GO！

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@saitom11 僕の友人も未だに時々思い返して「そわそわ、そわそわ、雲龍型みたいにせり上がりやがって」って冗談まじりながら、吐き捨てるように言っていて、あーゆーのはどこから影響を受けたプレイだったのか？と２人で話し合ったりしたですよ

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 そうだと思う。リプレイは「プレイの参考のための書き下ろし」と「作られた娯楽読物」の側面があって、両方がごっちゃになってたんだと思うよ。リプレイはワールドガイドも兼ねていたから、「公式リプレイではこうやってた！」という主張もあったと思う。

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 リプレイでお色気回やってたら、そらそうやるものだと思う人も出るよね。

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@saitom11 メディア展開時の混同もあったと思われるんです。例えば『ロードス島戦記』でパーンとディードリット、スレインとレイリア他の関係性ができ、一種のヒロイン化が起きたのは小説から。リプレイでそのニュアンスを示すシーンはほとんどない

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@saitom11 プレイヤーの中に「あんな感じでヒロイン（や女の子）入れたい」的欲望が現れ出すのは、それこそプロが文脈を形作った作品による、イメージ提供を受けて、それをそのままコミュニケーティブなTRPGのプレイの場に持ち込もうとする錯誤があったような気がします

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@saitom11 ところがリプレイがメディアミックス展開可能と『ロードス』で確認できてしまうと、今度は発信側がそれを意識した内容を盛り込み始めました。以降のリプレイの幾つかには、明らかに別メディア展開後の恋愛・お色気描写をあらかじめ意識したものがあったと感じます

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 お色気ありのプレイを好む人が入ると、お色気なしのプレイを好む人からはすごく嫌がられるんだよね。わたしも嫌だったし、嫌で当然だと思うけど。いっぽうで、RPGはそういう「痛いオタク」の救済として機能していたというのもあったんじゃないかと思う。

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 あのー、「美少女が天から落っこちてきてちょっとエロくて楽しいラブコメ❤️」みたいなのって、本当に唾棄すべき気持ち悪さがある反面、そういう妄想のおかげで自殺しなくてすんだ人がいるならそれはそれで良かったなと思っちゃう。

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 わたしも気づかないで人を不快にするってあると思うもん。

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@saitom11 僕の友人は以前から「なぜこんな対人コミュニケーションが必須になるゲームを、それが好きとは思えず、みんなと応答する気もなさそうな人が、やりたがってコンベンションとかに来るのか。辛い思いをするだけなのに」と不思議がっていたんですが…。その「救済」が答えに近いのかも

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@saitom11 そう、そーゆーメディアやテキストを嗜好することは、唾棄して抗うことと同様、受ける個人の感情の問題でそれ自体は何も悪くない。他者と共有しなくてはならない、となった時に問題が発生する可能性があります

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@saitom11 “愛”“性”“死”はコミュニケーションやストーリーのフックとして非常に魅力的で強力なんですが、それゆえに破壊力も満点なんですよね。だから、即興の場にそれらを持ち込むことには一呼吸置いて慎重にならざるを得ない。TRPGの性質上、発話は聞き流すわけにいかないので

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 あったと思う。気持ち悪かったねー。読者が悪いのかメディアが悪いのかは鶏と卵だと思うけど。動物化って言いかたあんまり好きじゃないけど、短絡した欲望の投影装置として機能していたと思う。実際、RPGは欲望をよく投影するからおもしろい遊びであるとも言えるし

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 たぶん人付き合いの下手な人が来るんだよね……。一回セッションが始まっちゃえば、展開が嫌でも怒ったり、途中で席を立ったりする人ってなかなかいない。で、自分の欲望を表にだしちゃう。そこで、否定されないと受け入れられているような気になっちゃったとか。

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@saitom11 いったんテキストに起こされ、プロが形を整えたものでも、どうだろうこれは？と反応をせざるを得ない作品になったりする。ましてリアルタイムな即興コミュニケートの場でやるのは、本来はよほどの自信か覚悟、高度なことを実践しようとしているって自覚がいるはずなんですよ

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@saitom11 素敵なお色気イラストを即時に表示してくれる絵描きさんは、そこにおそらくおらず、絵には頼れません。セリフ回し、ナレーションが隠微・過激になりすぎた時に、撤回することはできても、一度発言したという事実は消せません。それをお手盛りでやってしまうのは危険だったりします

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 やや、話が逸れちゃうけど、上手い人はそういうベタで強い小道具を使わなくても話がそれなりに作れるんだよね。でも、TRPGって基本は素人のお話づくりなので、愛と死と性はすぐに持ち出される。（で、すぐインフレになる）

django（中村俊也／RPGシティブックIII発売中！） @django88628676

@saitom11 みんな、ゲームしにきてますからね。よほどでないと否定はされませんね。実はただそこにいるだけのお地蔵様になってる場合が多々あるんでしょうが、願望がコミュニケートではなく、自分の望むファンタジーの開示にあるのなら、それは気にならないのかもしれませんね

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 愛と性と死をどの程度持ち込んでいいかは世界設定やパッケージイラストなんかである程度示されるけど、それでもマスターによって開きがある。当時のコンベンションはそういうミスマッチを防ぐ手立てを持ってなかったんだよね。今はどうなのかしら。

齋藤路恵 @saitom11

@django88628676 話が下手でも他の人の言うことをよく聞いてくれる場合は気にならないんだよね。自分の言いたいことだけ言って人の話は聞かないってなると周りから浮いちゃう。でも、本人はそれ以外のコミュニケーション方法を知らないのよね。原因がわからないまま浮いちゃう。