2015年以降の世界の開発課題のあり方を考える シリーズ第5弾 シンポジウム <ポストMDGsの今が分かる!>

2014年10月4日に航空会館で開催された「2015年以降の世界の開発課題のあり方を考える シリーズ第5弾 シンポジウム <ポストMDGsの今が分かる!>」 に関するツイートをまとめました。
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Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

クライメットサミットがNYで開催された。環境系NGOは国連総会も追いかけたいが、COPがメインで余力がない。このサミットは「地球は一つしかないから、プランも一つしかない」というスローガンを掲げた。NYで開催されたマーチは40万人が参加。 #MDGsjp

2014-10-04 14:17:40
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

このマーチにはデカプリオも参加、彼は演説も行ったが、逮捕者も出た。日本でも日比谷でマーチを行ったが、急遽やったために参加者は300人ほど。似たようなイベントは世界各地で開始された。われわれが追いかけた会議は10以上あった。 #MDGsjp

2014-10-04 14:20:16
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

私はインドネシアとバングラデシュのNGOが開催したイベントに参加。中身は都市の問題に注目して議論されていた。両国ともメガシティ(人口爆発)の問題を抱えている。クライメットマーチ主催団体の会合では、女性団体から暴力・先住民の問題を取り上げるべしという意見がでた。 #MDGsjp

2014-10-04 14:23:23
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

「OJP」という会合では、米英ノルウェー・ブラジルなどで団体が発足した。政府を魚李市民に開かれたものにしようという試み。65カ国で1,000近い行動計画が報告されている。グローバルコンパクトでは、ビジネス界のためのプラットフォームづくりが進んでいる。 #MDGsjp

2014-10-04 14:25:28

第一部終了 ここから質疑応答

Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

これより質疑応答。「すべての人が主体的に参画していかなければならない」。これはどうすれば実現できるのか?NGOが出来ることは何か? #MDGsjp

2014-10-04 14:28:57
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

質問:NYのクライメットマーチと日本のそれとの違いにショックを受けた。日本でこういうことをするには、どんな戦略が必要か? #MDGsjp

2014-10-04 14:30:06
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

質問:日本政府が人間の安全保障を提唱しているが、それは国が主体になって行うべきだが、それについて外務省・政府はどう思っているのか知りたい。 #MDGsjp

2014-10-04 14:31:14
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

稲葉:エボラ出血熱についていえば、ギニア内陸部とシエラレオネなどは、保健政策から見捨てられた地域。歴史的にも悲惨な流れを辿っている。似たようなマリやコートジボワールで出なかったのはなぜかを考えないといけない。MDGsで推進していた母子保健システムが不全だったのは? #MDGsjp

2014-10-04 14:34:03
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

それは、自分が好きなことしかやっていなかったからでは?「イスラム国」も同じである。これらについては忸怩たるものを感じないといけない。NGOが人々の側にいると主張するのなら、我々が弱者の側に立たないとダメでは?「アラブの春」も、NGOとは関係ないところで生まれている #MDGsjp

2014-10-04 14:35:46
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

星野:日本ではデモとかが難しい。今回は実施が急だったからだが、NGOの会員数とデモ参加数は比例するのでは?海外では10万人クラスのNGOが沢山あるが、日本ではNGOに対する理解度が不足している。だがこれからは災害でも何でも「自分のこと」と思わなければならない。 #MDGsjp

2014-10-04 14:37:50
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

教育でも「受け身」ではなく「行動的」に動けるようにならなければならない。SNSを駆使したネットワークも構築しなければならない。 #MDGsjp

2014-10-04 14:38:37
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

大菅:世論の喚起を通じた影響力行使が重要。MDGsの交渉主体は政府で、NGOが口を挟むことは出来ない。しかし市民が関わることで、政府の意思決定に影響を与えることは出来る。みなさんの力で、政治家に影響力を及ぼして欲しい。日本のODAは、過去17年間下がりっぱなし #MDGsjp

2014-10-04 14:41:03
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

欧州は、国際会議では旧植民地に資金が回るような交渉政策をとってくる。中進国の貧困層に対する政策は後回しになっている。インドネシア・インドの貧困層にも光を当てるのなら、欧州のNGOに訴えることが重要になってくる。 #MDGsjp

2014-10-04 14:43:01
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

「人間の安全保障」は、個々人に注目した安全保障。持続可能な開発の可能性を統合的に確保していく。これをバラバラにやっても意味がない。だが言うは易く行なうは難しで、なかなか思うようにいかないのが現状だ。 #MDGsjp

2014-10-04 14:45:12

第二部「ポスト2015に期待するもの」

ファシリテーター:仲佐保
(Beyond MDGs JAPAN 事務局長)

赤堀久美子(あかぼり くみこ)
株式会社リコー 環境推進本部 社会環境室CSRグループ
大学卒業後、(株)リコーに入社
2003年特定非営利活動法人JENに転職
イラクで学校修復事業を担当
東京本部事務局にて、イラク・アフガニスタン復興担当
2008年リコーに復職
BOPビジネス、BOPと連携した途上国での社会貢献活動の企画・実施を担当

Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

これから第二部。最初はリコーの赤堀さん。途上国に進出する企業に対する視線が厳しくなっているため、グローバルな問題についての関心や取り組みについて増加する企業が増えている。これは企業イメージの向上につながる。 #MDGsjp pic.twitter.com/cl9wi1zGVJ

2014-10-04 14:54:33
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Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

企業がこれらの活動に関わることで、社員の人材育成やモチベーション向上につながる。格差への配慮を新興国市場へのアプローチにすることで、中所得国での評価向上や認知度拡散につながる。自社リソース活用で、社会貢献につながることを期待している。 #MDGsjp

2014-10-04 14:57:06
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

企業人の中でMDGsについて知っている人はほとんどいない。そのためには認知度が広がることが必要である。NGOの知見・専門性と企業のリソースを生かした連携が少ない。企業の意識の変化と平行して、NGOからの積極的なアプローチが必要である。 #MDGsjp

2014-10-04 14:58:38

森秀行(もり ひでゆき)
地球環境戦略研究機関(IGES)所長
京都大学大学院工業化学科修士課程修了
1977年環境庁(当時)入庁

以後
アジア開発銀行環境専門官
国連高等難民弁務官
環境庁企画調整局地球環境保全対策課研究調査室長
国連環境計画GEF担当ポートフォリオマネージャーなどを歴任
2003年 IGES長期展望・政策統合プロジェクトリーダー就任
2010年4月より現職

Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

公共財団法人 地球環境戦略研究機関所長・森秀行さんのお話。私の研究機関には、外国人の研究員が1/3を占める。SDGs実施プロセス策定のためには、多様な利害関係者との協働が必要である。 #MDGsjp pic.twitter.com/PSD36pP5aG

2014-10-04 15:05:35
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Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

これらの多くの実施手段は、資金/技術/能力開発/制度制作/データ及びモニタリングの問題が密接に関わっている。実施手段の分類かは、より細分化して考えるべき。MDGsの教訓から、ガバナンス/実施メカニズムに関する再検討と改善が必要。 #MDGsjp

2014-10-04 15:08:45
Yoshinori Endo(脱原発派) @GJ_j24

政府の有効性を向上し実施を強化するためには、実施サイクルの4つの要素を強化するる事が必要。効果的な組織と政策、いい統治をするためには資金の有効利用・動員が必要。市民が自主的な目標を設定し、この流れを活発化させる必要がある。 #MDGsjp

2014-10-04 15:12:00

吉村翔平(よしむら しょうへい)
岡山大学医学部医学科6年
日本国際保健医療学会学生部会 第9期代表
1990年生まれ 洛南高校卒業

1995年阪神・淡路大震災被災、それがきっかけで医師を志す
2012年 アジア医学生連絡協議会(AMSA)主催の東アジア医学生会議(EAMSC)の企画・運営に関わる
2012年4月〜 日本国際保健医療学会学生部会運営委員
2013年9月〜 代表