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laurassuoh
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山城「どこまで行っても道は続いていて、きっといつか歩くことに飽きるでしょう。それなのにどうして時雨は道を歩き続けれられると思うの? 恋に飽きないとどうして思うの?」
2014-10-12 23:28:00
時雨「どうしてだろうね……もしかしたら、確かに今は恋に夢中なだけかもしれない。いつか恋にも飽きるのかもしれない。でもね、山城。君に飽きることはない。断言しよう。君が僕に飽きたとしても、僕は君を見つめ続ける」 山城「どうして? 時雨はどうして私なんかを」
2014-10-12 23:29:55
時雨「山城、君は歩くことに飽きてしまうって言ったよね。恋に飽きてしまうって……確かにそれは真実かもしれない。でもね、僕にとって君は道路なんだ。凸凹したり幅が狭かったり周りに何もなかったりしても、君はどこまでも続いていて、僕はその終わるところまで、君と一緒に行きたいと思うよ」
2014-10-12 23:33:13
山城「何よそれ……ズルいわ……」 時雨「ハハハッ、そうだね……」 山城「フフ……それで、時雨は私を踏みつけたいのね?」 時雨「それは……どうかな。むしろ踏んで欲しいかも」 山城「それじゃあ……えいっ!」 時雨「何するんだよ……お尻が……って、山城、近いよ?」 山城「踏んであげる」
2014-10-12 23:37:33