噴火警戒レベルを廃して火山活動度レベルに戻せ
- HayakawaYukio
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山岡さんの噴火警戒レベル廃止論(御嶽山に限るとしても)を突き詰めると、気象庁が噴火警報を出すとした気象業務法13条に行きつくはずだ。
2014-10-22 07:12:33しかし、いまの気象庁(火山)がメンツと既得権益を簡単に捨てるとは思えない。住民の命よりもみずからの延命を優先させるだろう。社会の仕組みとして当然のことかもしれないが、悲しいものがある。
2014-10-22 07:15:20うさはかせがこの問題にどんな意見表明をするか、そして岡田弘さんが(これとは違った側面から)気象庁をどう責めるかが、この先の議論の行方を大きく左右するであろう。
2014-10-22 07:18:30きのう某新聞の記者から電話取材があったので、次のように答えた。「噴火警戒レベル指定火山を見直したほうがいい。たくさんの噴火観測事例があり確固とした根拠をもってレベル指定ができる火山だけを残し、御嶽山のような事例の乏しい火山のレベル化を廃止する」
2014-10-22 08:28:26視点・論点 「御嶽山噴火の教訓」2014年10月20日 (月) 名古屋大学大学院 地震火山研究センター教授 山岡耕春 nhk.or.jp/kaisetsu-blog/…
2014-10-22 08:36:17しかしそうなると富士山の噴火警戒レベルをまっさきに廃止しないといけなくなるからどうしたもんかな。
2014-10-22 08:40:53噴火警戒レベルの最大の欠点は、やはり地元の無為無策を招くことだろうから、活動度レベルに戻せば地元はもっと考えざるを得なくなる。
2014-10-22 08:51:20それを専門家不在の自治体単独でやるのは辛いから、すべての常時観測火山に火山防災協議会を設置して、そこが火山活動度レベルを受けて避難対策のレベルを判断するようにすればどうか。
2014-10-22 08:53:03つまり、火山活動度レベルと火山防災対策レベルを分離する。噴火警戒レベルはその2つがごっちゃになってる。
2014-10-22 08:54:00噴火警戒レベルは地元の無為無策を招く一方で、高原町のような自主的先進的な自治体の取り組みに水を差した。悪い方に平均化させられた。
2014-10-22 09:00:53私の母校の小学校は私が通っていたころ授業の初めと終わりに必ずチャイムが鳴った。しかしもう15年以上前からチャイムは鳴らしていないそうだ。子どもたちはきちんと時間を見て行動している。
2014-10-22 09:07:36たとえるなら噴火警戒レベルは始業終業のチャイムであり、火山活動度レベルは時刻そのものか。チャイムが鳴れば考えなくて楽だがいつか代償が来る。おおざっぱな時刻表示しかなければ、あと2分あるからとかあと30秒しかないからとか色々考えて行動するようになり結果として地域の防災力を高める。
2014-10-22 09:11:1310月26日
そもそも気象庁のレベル3(=4km規制)は気象庁が示した目安だから地元が従う義務はない。地元の火山防災協議会がしっかりした組織なら気象庁のレベルを参考にして独自設定が今でも可能なはず。しかし実態はそうではなく、気象庁に頼らざるをえない状況なのだろう。
2014-10-26 21:44:27各火山の防災協議会をもっと強力な組織に育てる必要がある。そうした組織が47常時観測火山に育った時点で噴火警戒レベルは廃止して、火山活動度レベルに戻すのがよいだろう。
2014-10-26 21:46:45ただし、火山防災協議会がない火山については噴火警戒レベルをあくまで目安として維持するのが良いだろう。
2014-10-26 21:47:35火山防災協議会の成熟状況を内閣府が基準をつくった上で審査し、審査結果に応じたランクを設けるのも一案だと思う。きちんとやってるところには独自レベルを認める。ダメなところは気象庁レベルに準じた対応をとる。4年に1度くらい再審査してランクを決め直す。
2014-10-26 21:50:04審査基準としては、防災協議会の構成や活動内容・頻度、ハザードマップ策定状況、避難計画の整備状況、協議会への専門家の参加や活動状況、地域住民の普及啓発状況、地域防災計画の中身、ジオパークの有無と状況、マスメディアとの連携など。
2014-10-26 21:54:37しかしそうした審査が内閣府だけでできるわけはないので、学識者を招いた委員会をつくってそこに審査を委託するしかないか。
2014-10-26 21:56:29逆に言うと、ふだんから強力な火山防災協議会をつくって火山対策をしっかりしてないと、いざという時に気象庁と内閣府に何もかも牛耳られ地元経済の浮沈まで左右されることになる。
2014-10-26 22:00:39まあ、しっかりやっていても牛耳られた例として有珠山と新燃岳がある。前者の北海道方式は内閣府の設立と気象庁の方針転換の犠牲になったのだろう。後者はどう考えるべきだろうか。国交省が先行し過ぎたか?もっと内閣府と気象庁を巻き込んでいれば良かったか?
2014-10-26 22:05:11まあ、しっかりやっていても牛耳られた例として有珠山と新燃岳がある。前者の北海道方式は内閣府の設立と気象庁の方針転換の犠牲になったのだろう。後者はどう考えるべきだろうか。国交省が先行し過ぎたか?もっと内閣府と気象庁を巻き込んでいれば良かったか?
2014-10-26 22:05:11