『(1960~70年代の)地方私鉄廃止の理由は「マイカーの普及で廃止に追い込まれ」という単純なものではなかった。』-鉄道バス部門収入割合逆転と法律の後押し、など-
- okura_mikura
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@t_wak @e_toyoda ありがとうございます。「軌道撤去に補助が出る」とか書いていた本も以前見た事があるので、多分この記述を根拠にしていたのでしょう。
2014-10-23 23:42:40law.e-gov.go.jp/htmldata/S27/S… 昭和27年施行と思ったより古い法律だと思ったけど、附則を読むと軌道撤去促進の要素となった条文が付け加えられたのは昭和35年の改正からみたい(施行は翌36年4月1日)。このスケジュールだとその後の撤去ラッシュとも符合する感じ。
2014-10-23 23:50:03「何故、地方私鉄や公営路面電車は廃止に至ったか」 - Togetterまとめ togetter.com/li/736036 という形で @okura_mikura 様にまとめていただきました。恐縮です。
2014-10-25 00:39:56私鉄も含めた鉄道が交通インフラの基軸をなしている状況の理由はいくつか思いつきますが、意外と見落とされがちなものとして、複雑かつ乗客にとって柔軟な乗車券制度をここでは挙げておきたいと思います。例えば乗り越しや方向変更など乗車変更に対するここまで柔軟な制度は、世界でも稀ではないかと。
2014-10-25 00:51:22乗車の実態と所持する乗車券の内容が一致しない場合、法律上の犯罪とされる国もあります。日本では、駅員や車掌にとっては過大な負担とはなりましたけれど、旅行形態の多様化に鉄道側が応えるべく制度を整えてきたという事実は、もっと注目されて良いように思います。
2014-10-25 00:58:00twitter.com/T_MURAKOSHI/st… 素人考えだが、モータリゼーションというのは「移動の手段が車に置き換わった」というのと「生活の様式が車を中心とした形態に変わった」という二つに分けられるのじゃないだろうか。
2014-10-25 01:07:12何故、地方私鉄や公営路面電車は廃止に至ったか - Togetterまとめ togetter.com/li/736036 @togetter_jp togetterでまとめていただいたのはほぼ初めてなのでびびっております。まあ自分のtweetはボケる役だと思っていただければと。
2014-10-25 00:50:08本格的な自家用車の普及(60年代より)と、街の中心が本格的にローサイドに移っていく(7~80年代より)期間にはどうもタイムラグがある様に見受けられる。この辺りがモータリゼーションの時期に対する認識の差異の原因になっているのではないか。
2014-10-25 01:10:18自分の経験で言いますと80年代って地方の中都市でもバス路線のえげつない減便や廃止が始まった頃で、同時に街が郊外に移っていった時期でもある。この時期こそモータリゼーションの進展期だという感覚は十分理解出来る。
2014-10-25 01:12:46『駅が街の中心から外れていく』=『モータリゼーションの進展』という感覚は秋田出身で今親が福島に住んでいる田舎者の自分にとっては理解出来る感覚です。が、それが正しいとすると、東京ってのは実はモータリゼーションが途中で止まった街と言えるんじゃないのかな。
2014-10-25 01:20:01@T_MURAKOSHI 交通インフラのプライベート化、と言うと変ですが、もはや鉄道がどうなったという域の話ではなく、機械化された移動・輸送手段の私有の進展とそれに支えられる生活の成立が公共交通機関を脅かしたという構図ですね。
2014-10-25 01:22:22@t_wak >交通インフラのプライベート化 これに尽きるのではと自分も思います。『モータリゼーション』を捉えるという作業は、結局のところ交通インフラを個人個人が所有する様になった過程を辿っていく事なのかもしれません。それこそ素人考えですが。
2014-10-25 01:30:52ひょっとしたら鉄道よりバスの改廃を追った方がモータリゼーションの進展に関してはより実態に近い様相をつかめるのではないだろうか。鉄道の廃止の場合はほとんどがバス転換だけど、バスの廃止ってのは『後が無い』ですからね。
2014-10-25 01:35:32本棚を眺めていたら、奥井正俊さんという方の『自動車交通の地域分析』(大明堂、1997)が目に留まりました。地理学でモータリゼーションを追っております。 @T_MURAKOSHI
2014-10-25 01:41:35@t_wak 凄い興味深い本のご紹介ありがとうございます。Amazonで検索したら新刊は無いけど中古ならあるのか… この値段なら図書館探すよりは買っちゃった方が良いかな。
2014-10-25 01:46:48@T_MURAKOSHI アマゾンを見たらショック! 私、これ、5800円+税で買ったんですよ。500円って、そりゃあ地理学の学術書でマイナーかもしれないけれど。
2014-10-25 01:50:06@t_wak え、そんなに高い本だったんですが! 確かに学術書の価格なら5000円くらいは珍しくないですよね。 これって学術書取り扱っていない古本屋に二束三文で流れたものが安値で売られているのかな。 これだからAmazonとかブックオフは怖いです…
2014-10-25 01:54:50