- uchida_kawasaki
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さんざん公表してほしいと、検討委でも評価部会でもリクエストあったと思いますが・・? twitter.com/YuriHiranuma/s…
2014-10-25 18:34:11鈴木眞一:学会では、県立医大で手術した患者さんにつき、病院の倫理委員会など必要な手続きを経て学術的に発表した。一方、検討委で何を公表するのかは私の一存では決められない。検討委が調査の枠組みを議論する中で、公表するデータについても決めるべきだと思う。
2014-10-25 18:31:52鈴木氏は、甲状腺学会誌でこう申されてますね。 放射線起因でない5つの理由 1.福島での被ばく線量は、チェルノブイリと比較して圧倒的に低い(最大でも50mSvを超える小児はいないと考えられている)。 2.甲状腺がん発症は、震災時居住地域における明らかな違いは認められていない。
2014-10-25 18:38:253.甲状腺診断時年齢の分布は、放射線非被ばく群における年齢分布に近い。 4.福島での甲状腺癌は、これまで本邦で診断された腫瘍径よりも小さい段階で診断されている。 5.チェルノブイリで認められた乳頭癌亜型(充実型亜型)は認められていない pic.twitter.com/qZKrhrJQNz
2014-10-25 18:41:06以下、記事引用
朝日新聞デジタル:甲状腺検査 継続的に受けて - 福島 - 地域 t.asahi.com/g7u3 2014年10月24日 ●鈴木 真一・県立医科大学教授/過剰診療に当たらず 一巡目と比較も必要
2014-10-25 18:22:45朝日新聞:―福島第一原発事故当時、18歳以下だった県民を対象にした甲状腺検査の1巡目が終わった。6月末までに104人が、がんやがんの疑いと診断された。事故の放射線被曝が影響しているのか?
2014-10-25 18:23:16鈴木眞一:チェルノブイリで甲状腺がんが増加したのは5歳以下の乳幼児中心だった。福島では10代半ば以降に多く、年齢構成が明らかに違う。また、暫定的な数値ではあるが、浜通りと会津地方など地域による発生率に差がないとみられることからも、いま見つかっているがんは被曝の影響とは考えにくい。
2014-10-25 18:23:45鈴木眞一:がん登録は何らかの症状があって病院を受診し、甲状腺がんと診断された患者を主に登録している。一方、福島の甲状腺検査は、症状の無い子どもを対象にしている。がん登録より発生率が高くなって当然だ。
2014-10-25 18:24:28朝日新聞:―必ずしも治療の必要がないがんを見つける「過剰診療」を懸念する声もある。 鈴木眞一:超音波検査が進んでいる日本では1990年代、乳腺と同時に甲状腺も調べるようになり、過剰診療が問題になった。(続)
2014-10-25 18:25:46鈴木眞一(続):不必要な治療を防ぐため、甲状腺の専門医の学会で、診断や手術の基準を作った。原発事故前のことだ。福島ではこの基準に従って診断や治療をしており、不必要な治療は行わないよう配慮している。
2014-10-25 18:26:01朝日新聞: ―これまでに手術を受けた甲状腺がん患者は全員、診療基準で手術が適していると判断されたのか。 鈴木眞一:適切だったと判断している。手術を受けた57人のうち福島県立医大で手術した54人の83%にあたる45人が、がんの直径が1センチを超えていたり、(続)
2014-10-25 18:26:56鈴木眞一(続):リンパ節や肺に転移があったりして、手術が適しているとされた。がんが1センチ以下で転移の無い9人のうち7人は、がんが気管や神経のそばにあった。がんが大きくなる前に手術した方が、声がかすれるなどの合併症のリスクが低いので手術を選んだ。(続)
2014-10-25 18:27:39朝日新聞:―「過剰診療」との指摘は、個々の患者の診療が適切かどうかではなく、検査対象約40万人全体をみて、検査をしても甲状腺がんの死亡率が低下しないという意味ではないのか?
2014-10-25 18:28:15鈴木眞一:通常のがん検診は死亡率の低下や費用対効果を考慮して実施を決める。福島の検査は被曝の影響をみるという目的もあるので、死亡率だけでなく、生活の質などへの配慮も必要だ。 疫学専門家から過剰診療という批判があるのはわかるが、県民からはもっと検査して欲しいという要望もある。
2014-10-25 18:29:08鈴木眞一(続):検査のあり方を考える際には、福島の状況も踏まえるべきだ。福島では過剰診療を防ぐために5ミリ以下の結節(しこり)は詳細に検査しないし、検査の間隔も子どもは2年ごと。だが県民からは5ミリ以下の結節も詳細検査して欲しい、毎年検査して欲しいという要望があるのが現状だ。
2014-10-25 18:29:31朝日新聞:―福島の甲状腺被曝はチェルノブイリほど高くないとわかってきた。そのような知見を踏まえ、不利益もある甲状腺検査を継続しなくてもいいのでは、という意見もある。
2014-10-25 18:29:58鈴木眞一:まったく検査しなくていいというレベルでもない。低線量被曝についてはデータが乏しいだけに、きちんと検討するべきだ。甲状腺検査はやっと1巡目が終わったばかり。2巡目以降の結果を1巡目と比較していかないと何も言えない。影響を見極めるにはかなりの時間がかかる。(続)
2014-10-25 18:30:33朝日新聞:―手術した患者の詳細について、県民健康調査検討委員会で尋ねられたのに回答せず、その数日後に日本癌治療学会で発表した。学会重視との批判がある。
2014-10-25 18:31:22鈴木眞一:学会では、県立医大で手術した患者さんにつき、病院の倫理委員会など必要な手続きを経て学術的に発表した。一方、検討委で何を公表するのかは私の一存では決められない。検討委が調査の枠組みを議論する中で、公表するデータについても決めるべきだと思う。
2014-10-25 18:31:52◆すずき・しんいち 1983年、福島県立医科大学医学部卒業。同大講師などを経て2008年から同大教授。甲状腺・内分泌外科専門。11年から、県民健康調査の甲状腺検査の実施責任者を務める。
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