意味のない反論の仕方について
@yutakioka ふむふむ。てっきり、心理主義は主観主観を包含した、より広い概念かと思ってました。けど、べん図のように、一部は重なるけど、残りは違うと。
2010-11-29 05:53:38@ahmok まあ、簡潔にいえば、カントの想定している純粋理性をその心理主義的ではない主観と考えてくださればいいでしょうね。RTなぜ「主観(主義)」ではなく、あえて「心理主義」という命名なのか知りたいなあ。
2010-11-29 05:55:41@ahmok はい、そういうことです。カント的純粋理性意外にも様々な例がありますが、いくら上げても意味がないので、この例だけにしておきますね。RTけど、べん図のように、一部は重なるけど、残りは違うと。
2010-11-29 05:57:18いちゃもんではないがあまり意味のない反論の仕方について(11)また、単純に説得性を問題にするのであれば、これらの反論の仕方の方が論理的反論よりも有効な場合がある、それは、議論を聞く側があまり論理に精通していない場合、情緒的説得への共感性が高い場合、そして多数であることを好む場合。
2010-11-29 06:02:34いちゃもんではないがあまり意味のない反論の仕方について(12)論理的にはおかしいが説得力は高いという現象はこのように説明できる。例えば、トーマス・ペイン、パトリック・ヘンリー両者とも独立革命を鼓舞したが、興味深いのは手法の違いである。
2010-11-29 06:21:36いちゃもんではないがあまり意味のない反論の仕方について(13)前者はコモンセンスにおいて論理よりも心理主義的手法を、用いつまり、連想またはアナロジーの多用による説得法を後者は論理的な方法を用いてそれぞれの聴衆の支持を得た、前者は一般の読者を想定していたのに対して、
2010-11-29 06:21:50いちゃもんではないがあまり意味のない反論の仕方について(14)後者は知識と教養あるジェントルマンを基に演説したので、論理的手法を使い、コモンセンスに見られたアナロジーや連想による説得法は比較的少なかった。このように考えれば説得性については場合によると言えるだろう。
2010-11-29 06:22:02いちゃもんではないがあまり意味のない反論の仕方について(15)結論a)これらの反論法は単独では意味がないが、論理的反論と共に行えば、効果的な場合がある。b)説得性に限れば、論理的には正しくなくとも、それを聞く人の背景により、論理的反論よりも説得性が高い場合があると言うことである。
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