【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。今回は第32話「盤河の戦い」の巻でございます。趙雲登場回です。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」01】 第32話でございます。前回、袁紹のたくらみにより、一緒に冀州を攻めようぜ〜、という誘いに乗って、兵を進めていた公孫瓚(こうそんさん)。機種依存文字につき表示されない方はごめんなさいね。その公孫瓚の陣に、間者からの知らせが届きます。

2014-10-28 12:40:39
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」02】 なんとすでに冀州には袁紹が乗り込み、冀州の政治を取り仕切っていると。冀州の太守、韓馥(かんふく)は「我過てり」と言い残して、張邈(ちょうばく)のもとへ身を寄せました。見事に冀州を乗っ取られた韓馥さん。耿武の言うこと聞いてればねえ。

2014-10-28 12:43:13
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」03】 さて、公孫瓚としては、冀州の領土を半分ずつにしようと言ってきた手紙を握りしめ、この約束はどうなるのかが気になります。そのため、公孫瓚の弟の公孫越を使者に立て、袁紹に確認することにしました。

2014-10-28 12:45:19
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」04】 公孫越の到着を知った袁紹は、酒を飲ませて待たせることにします。そして、ひそかに部下に何事かを命じます。その後、公孫越の前に現れた袁紹は、むつかしい取り決めもあるから、公孫瓚がじかに来てくれと伝えるように言います。

2014-10-28 12:47:30
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」05】 その言葉を受け、帰路につく公孫越。酔っ払って飲酒乗馬状態ですが、話せばわかる男だと、袁紹のことを見なおしたと思った瞬間、護衛の兵が矢で射られてしまいます。闇討ちに気づき、矢が放たれている方向へと突っ込みますが、多勢に無勢です。

2014-10-28 12:49:59
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」06】 馬ともども倒された公孫越は、現れた袁紹の部下に、冥土の土産に、袁紹の謀略を知らされます。そして、大量の弓矢でトドメを刺されてしまいました。

2014-10-28 12:52:42
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」07】 深夜、就寝中の公孫瓚のもとに、間者からの報告が届きます。すぐに起きて話を聞くあたり、公孫瓚の緊張は途切れていないようです。公孫越が闇討ちされ、袁紹が冀州を二分する気がないことを聞いた公孫瓚は、すぐさま出陣を命じます。

2014-10-28 12:55:00
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」08】 このような結果になることは、ある程度予想していたようで、夜間でしたが、速やかに出陣の準備が始められました。夜明け頃には、冀州との境にある盤河(ばんが)に到着していました。

2014-10-28 12:57:02
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」09】 橋を一気に渡って冀州に攻め入ろうとする公孫瓚は、出撃を命じます。しかし、橋の先には袁紹軍が待ち伏せをしていました。待ち伏せをしていたのは、袁紹軍の精鋭とも言うべき、渤海一の豪傑と言われた文醜(ぶんしゅう)の部隊でした。

2014-10-28 12:58:59
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」10】 さすがに文醜は強く、公孫瓚軍の兵士を次々に斬り倒していきます。公孫瓚は、文醜に一騎討ちを挑みます。片手に槍を持ち、左手に盾を持つスタイルの文醜。公孫瓚は剣一本です。公孫瓚の剣筋を盾で冷静に受け、それっそれっと槍を繰り出す文醜。

2014-10-28 13:01:55
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」11】 片手で槍を振り回せるほど膂力の強い文醜。公孫瓚が不利と見た部下達は、公孫瓚を守るために文醜に挑みますが、次々にやられてしまいます。 公孫瓚は、一旦引き上げ、作戦を練り直すことにします。それに気付いた文醜は公孫瓚を追いかけます。

2014-10-28 13:04:13
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」12】 文醜は、公孫瓚軍の兵達を次々となぎ倒します。そして、槍を口にくわえ、弓を取り出します。公孫瓚に狙いを定め、一矢放ちます。その矢は公孫瓚の乗馬に辺り、公孫瓚は落馬。文醜はトドメを刺そうと公孫瓚に襲いかかります。

2014-10-28 13:06:44
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」13】 文醜によって追い詰められる公孫瓚。絶体絶命のピンチですが、小高い位置からその様子を見つめる一人の男がいました。まさにトドメを刺そうとする文醜の槍が公孫瓚へ。男は手にした槍を投げ飛ばします。ちょうど文醜の槍の先を受け止める形に。

2014-10-28 15:06:36
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」14】 邪魔をされた文醜は、「なにやつ!」と見上げます。男はハアっと飛び込んできました。尻もちついている公孫瓚を後に、「俺が相手する」と槍を持ちます。文醜は、この男を相手に一騎討ちを始めます。行き詰まる攻防戦が繰り広げられますが…

2014-10-28 15:08:42
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」15】 次第に男の槍さばきに手こずるようになった文醜。そして、槍を弾き飛ばされてしまいました。文醜はたまらず、後日の再戦を期して逃げ出します。文醜も強いですが、この謎の男はそれ以上に強いです。

2014-10-28 15:11:38
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」16】 危ない所で命を救われた公孫瓚は、男に礼を言います。名を尋ねると、この男は趙雲子龍と名乗ります。そうです。後に蜀建国の大功労者となる趙雲がここで登場です。もと袁紹の家来だと言ったので公孫瓚は「なにっ」と緊張します。

2014-10-28 15:13:36
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」17】 しかし、公孫瓚の心配は御無用。今は趙雲さんは浪人の身。袁紹に仕えたものの、袁紹のやり方を見ているうちに、将来長く仕える主君ではないと思えてきたので、生まれ故郷に帰る途中だと言います。

2014-10-28 15:15:04
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」18】 公孫瓚も言ってますが、袁紹は惜しい豪傑を手放してしまいました。公孫瓚は、自分に仕えてみないかと誘います。趙雲は、家来でなくてもいいというのなら留まってもよい、と答えます。こうして、趙雲は公孫瓚の客分という扱いになりました。

2014-10-28 15:16:35
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【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」19】 今回はなんといっても、趙雲子龍登場編です。三国志の中では場外乱闘に近い扱いの袁紹VS公孫瓚の戦いですが、将来の重要人物である趙雲の登場の舞台となりました。趙雲の強さを引き立たせるために、文醜もかなりの強さを見せています。

2014-10-28 15:21:07
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」20】 それにしても趙雲は、自分の意思で仕えたりやめたりと自由に世の中渡っていますな。文醜に裏切り者扱いされないところを見ると、袁紹軍ではあまり光が当たらなかったようです。 人を見る目がないな。袁紹。

2014-10-28 15:25:33
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座32「盤河の戦い」21】 ともかく、凡庸な武将というイメージの公孫瓚ですが、趙雲という強力な仲間を手に入れました。 その後、袁紹と公孫瓚の戦いはどのようなるのか…。続きは次回です。

2014-10-28 15:26:51