経済政策と既卒雇用の相互関係
- Hagiasophia765
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経済の事を考えたいときは稲葉先生のTLを見る事にしている。参照範囲が少ないというのは、偏りが有り、危険だというのは分かっているのだが、それで済ませている。理由は簡単で、経済を重視していないからだ。経済クラスタを見て思うのは、一度、貧困対策にノータッチで経済を考えて欲しいと思う
2014-11-01 23:02:52経済政策って、たぶん新卒雇用率辺りまでには有意な影響を与えると思うけど、貧困問題や失業率そのものには大した影響を与えないと思うのよね。だって、景気が良くなっても、加熱分野以外の賃金なんて無風状態で、下がった賃金が上がる理由は労働運動ぐらいなものなんだよね。もはや、有意とは呼べない
2014-11-01 23:10:30だから、経済学者や経済クラスタの人たちは、一度、雇用問題や貧困問題と切り離した上で、経済政策(財政政策+金融政策)を、その意義から見なおしてほしいと思う
2014-11-01 23:11:53確かに、経済政策が成功し、景気が健全に好転すれば、経済規模が拡大し、経済への参加機会(起業や雇用)は増えるだろう。しかし、それはあくまでも経済理論が指し示すように「需要」が規定する参加機会だ。「供給=人材」がズレれば産まれるのはギャップ(失業)のみではなかろうか?
2014-11-02 00:02:30そう考えた時、少なくとも雇用政策の裏表に成るカードは、経済政策ではなく「人材転換政策」ではないだろうか?具体的に言うなら、「職業訓練」や「業種転換(企業も人材も)」だ。
2014-11-02 00:04:35確かに、経済のパイが拡大すれば雇用の機会が増える。というのは一定の相関関係を見れるのではないか?と期待してしまう。バケツが大きければ、入る水の量が増えるのは自明の理だからだ。しかし、人材は無色の水ではない。様々な色彩を持ち、しかも容易に混ざらない
2014-11-02 00:07:36そして、バケツの側も全ての水を飲み込みはしない。労働市場の需要という名のバケツは、飲み込む水を選ぶ。自らの構造に合致しない色の水は、必ず吐き出すのだ
2014-11-02 00:08:35私は、経済政策と雇用政策を抱き合わせて論ずることに、酷い徒労感を感じる。一度、リフレ派も財政健全派も、雇用問題という建前は捨て置いて、経済を論じてはどうだろうか?
2014-11-02 00:09:44