佐藤正美Tweet_20141016_31

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佐藤正美 @satou_masami

最高の知性に出会える機会は、我々が孤独になってしまう様な高い精神だけに与えられているという事こそ、知性の美しさであり、悲劇でもある。

2014-10-20 11:39:41
佐藤正美 @satou_masami

着想は、成長のおそい植物の様なものである。それが ひとつの論という名に値する様になるまでには、幾たびか非難されても堪えなければならない──着想は、瞬間の花であり、そして月日が実らせる果実に似ている。そして、着想という花は ひ弱くて、非難の虫に囓られやすい。

2014-10-20 11:40:17
佐藤正美 @satou_masami

技術は、理論の上に、つまり理論の特性(無矛盾な一貫性)の上に作られる。

2014-10-20 11:40:55
佐藤正美 @satou_masami

個人的な愛着なしには、また「事実(真実)」への共感なしには、理論は成立しない。そして、技術を重んずる心がなければ、理論は大した価値をもたない。さらに、技術を作るばかりでなく、その理論を培い、意を用いて技術を長く改良し続けて、絶えず修繕を怠らぬ様にしなければならない。

2014-10-20 11:41:33
佐藤正美 @satou_masami

広く用いられれば用いられるほど、深く用いられないものだ。

2014-10-20 11:42:13
佐藤正美 @satou_masami

考えるという事は、暇のある人にとっては仕事になる。しかし、多忙な人にとっては、仕事しない事になる。

2014-10-30 12:53:58
佐藤正美 @satou_masami

前後のつじつまが合わない様な行為は、あり得る。しかし、論理は決してそうなり得ない。決してそうなってはならない義務がある。

2014-10-30 12:58:37
佐藤正美 @satou_masami

考えるという事は、誰にでもできる何でもない事でありながら、同時に論理を使う有益なものでもある。それは、老いの硬化作用を止め、真(まこと)しやかな通説をくつがえし、眠っていた探求心を呼び覚ましてくれる。

2014-10-30 13:08:24
佐藤正美 @satou_masami

論理とは、我々の思考の最も純粋な部分が未知の「現実」に向かって探究する際に、依り処となる手持ちの道具である。

2014-10-30 13:35:41
佐藤正美 @satou_masami

「真」とは、ふたつ事が一体となる事である。一つの現実と一つの理論が一つの写像となって混じる事である。現実的事態を一つの体系に縮め、一つの体系を現実的事態にまで拡げる事、それが即ち理論である。言い換えれば、「真」とは、理論という貨幣で支払われる唯一つの交換価値である。

2014-10-30 14:11:48