2014年表象文化論学会研究集会「人工知能とジェンダー」ワークショップ
- Cristoforou
- 12410
- 9
- 37
- 23
何だか終わったようですが。やはり論点拡散するかな。ブレインストーミング的なWSだったと思えば良いでしょうか。
2014-11-08 11:27:27#repre_niigata の実況を夕べの国から見ていた。質疑にあった、人工知能がジェンダー化されるのは言語によってではないか、という問いにどう応答されたのか気になった。今回はイメージの媒介でジェンダーが生じたと考えられたのだし、そもそもイメージには言説がまとわりつくものでは?
2014-11-08 11:40:59登壇者なんでツダらないつもりだったんですが、大澤さんのスカイプが死んだりしたんで、議論が追えなくなると困ると思って… QT @okumura_d 表象@新潟、例によって北村さんが #repre_niigata のタグでものすごい勢いでツダってくださっているのがありがたい。
2014-11-08 11:54:07時間がなくペンディングされたと認識しています。私は、数字の1や2が既にイメージおよび言語においてジェンダー化されているように、フォルムを伴わない概念としての「人工知能」がジェンダー化される契機もあるだろうと思いましたが。 @hhasegawa #repre_niigata
2014-11-08 12:00:19本日のWSハイライト(きょうふの)は会場にたなじゅん先生がいらしていたのに気がついた次の瞬間私あてのご質問が降ってきたとき。しんぞうによろしくありませんw
2014-11-08 13:54:56あ、これは言おうと思っていたのでした。何のかのと言ってもあの学会「ジェンダー」を前面に出しつつ人を集めたのは重要な変化だと思っています。そこ?って話ですが多分そこからって話なので。最初の企画の北村さん、WS企画の門林さんはじめ、みなさまありがとうございました。
2014-11-08 15:17:58撹乱的である事を否定しないはずの場において撹乱的と承認されるものと、その同じ場で単に不適切(撹乱的たり得るほどにgoodではない)として対処されるもの。前者を目指さないことと後者の対処のされ方に批判を向けることとは、この設定への疑義という点においてとりあえず通じている。
2014-11-08 15:33:29「人工の知能・人格・身体をもつロボなりAIなりは、基本的に《男性のニーズ》を満たすために開発され存在する。一方《女性のニーズ》を満たしうるのは生身のリアル男性だけである」ーーというイデオロギーから外れた映画ってあっただろうか。案外ないような
2014-11-08 23:24:071)「最新型試作機」「失敗作」「天才がDIYで作った現品限り」ほか、市場で買えない特別さの強調、非/脱「製品・商品」性。2)「未来の世界から来た」ほか、時間の浸食作用を免れる「最新」性もしくは脱「時間」性。3)「男性のニーズ」優先。ーここらがAIをもつ虚構キャラが好かれる条件か
2014-11-08 23:44:01それに対して、『A.I.』は、人工知能を与えられたキャラクターの、「製品・商品性」と「時間の腐蝕作用」と「女性消費者のニーズ」をグロテスクなまでに強調するわけだが、「女性のニーズ」が真に満たされるかは微妙で、少なくともモニカが真に求めるのは「生身のリアル男児」ということにされる
2014-11-08 23:53:21『A.I.』のラストシーンは、「女性のニーズは生身のリアル男性によってしか満たされないが、男性のニーズは人工女性によって満たされることが可能である」の反復ともいえそうだけれども、そっちの可能性を覆しそうなポテンシャルを、あの不気味なケーキのイメージからは感じる
2014-11-08 23:58:19「知性と人格をもつ《個》が、《製品・商品》として、リアル人類の時間、資本主義の時間の流れの中に在る体験の苛酷さ」というと、『トイ・ストーリー』三部作の一貫したテーマでもあり、バズのフィギュアなんて、哀れでとても買えないや、と思うけれど、お子たちはあっけらかんと買ってもらって飽きる
2014-11-09 00:18:48「ちなみに基本的に《男性のニーズ》を満たすために在る人工の知能・人格・身体をもつロボなりAIなり」は別に《女性》に限られず、ドラえもんにナイト2000に、イル&クラムジーのクラムジーに、映画の『アイアンマン』のJ.A.R.V.I.S、といったあたりも想定しています
2014-11-09 05:46:54本日のワークショップ「人工知能とジェンダー」で配布した資料をリサーチマップにアップロードしました。夏の発表の背景+補足です。researchmap.jp/mup3m796e-1823… #repre_niigata
2014-11-09 00:05:46いただたコメントを自分なりに整理。[1] 技術者が作るものは、必ずしも市場に流通する大量生産品ではなくてプロトタイプである。工学倫理の枠組みでも、両者の違いに応じて、考慮すべき倫理的懸念事項も変わりうるかもしれない。#repre_niigata
2014-11-09 00:08:49[2] 技術者だけではなく受容者にも倫理規範が要請されるのではないか。たとえばユーザーの行動パターンに応じて対応を変化させるタイプのAI搭載型製品を使用する場面などを考えればわかりやすい。これもその通りだと思います。#repre_niigata
2014-11-09 00:09:30[3]AIにジェンダーを与える契機として問題になるのはユーザーインタフェースに限定されない。AIそのものがジェンダー化されうるかどうか検討する必要があるのではないか。その際、AIによって実現されている知性がどのようなものかも併せて考えられるべき。#repre_niigata
2014-11-09 00:10:10ジェンダーバイアスの回避はじめ倫理的に問題ないデザインに向けた具体的な処方箋が必要だという要請はもっともすぎますね。今後の展望としてジェンダーバイアスの具体例リストを作りたいです。検討すべき個別事例は膨大だと思いますが、多分、いくつかに大別できるかと。#repre_niigata
2014-11-09 00:12:52この辺は性差別的な表現・作品を分析した仕事を文化研究の人に集めてもらい、バイアスの種類についてはこちら(哲学系)で分類するという分担でうまくいかないかなあと何となく思ってます。#repre_niigata
2014-11-09 00:14:13ワークショップでは生産的なコメントを沢山いただけて、私としては有益なディスカッションの時間を設けてもらったと思っています。司会の門林さん、登壇者の方々、フロアのみなさま、どうもありがとうございます。 #repre_niigata
2014-11-09 00:16:53