大阪府高等学校定時制通信制「生活体験発表大会」まとめ

大阪府高等学校定時制通信制で開催された、「生活体験発表大会」の様子のまとめです。
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今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

大阪府高等学校定時制通信制「生活体験発表大会」に来ています。ずっと来たかった大会で、これから生徒たちの話を聴きたいと思います。 pic.twitter.com/iknjiLau5q

2014-10-12 13:31:13
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今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

あと、先生方以外は一般の関係者が少ないように思う。というか、いない??

2014-10-12 13:36:43
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「10代のときはメチャクチャだった。親からの八つ当たりの対象にされていて、自分がいると母親の機嫌が悪くなっていた。高校も中退し、心斎橋やアメ村の夜にいるしかなかった。家に帰れなくてネットカフェで寝ていた」

2014-10-12 14:10:48
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「できちゃった結婚をして、こどもが3名いる。子どもたちが20歳前後になって、そのときにはじめて『自分には何もない』と思い定時制高校に通い始めた。やりたいことを考えるようになった。大人になったらできないことも多い、私みたいに。10代の子たちに言いたい。やりたいことをやってほしい」と

2014-10-12 14:16:14
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

定時制高校の高校生たちの話がずっと続いています。次は工科高校(定時制)の高校生が話します。

2014-10-12 14:17:48
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

題名は「未来に繋ぐ」 「私は小さいころ、喪失感に包まれていた。父親が毎晩のように暴力をふるうようになっていたから。その結果、勉強や運動などできなくなり学校に通いたくなくなった。父親に『早く働けばおれの苦しみがわかる』といわれ、早く働きたいと思った」

2014-10-12 14:19:20
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「中学校を卒業して親に『働いて』といわれて、面接を受けていたが、たくさん落とされた。どんどん傷ついていった。アルバイトもなんとか受かったが、そのときには働きたくなくなっていた。再度出発したいと思い、定時制高校に入った。そこから楽しいことが増えた」

2014-10-12 14:24:02
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「最初は先生に父親の暴力を話したが信じてくれなかった。ただ、同級生は信じてくれた。そのあと、学校に通うことが楽しくなり、先生も信じてくれるようになって先生が父親に暴力を止めるように働きかけてくれた」

2014-10-12 14:21:26
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「今は生徒会をやっていて、今は人と話せる機会が増えて、ひとりで抱え込むことも減ってきた。過去の自分より、今の自分は成長してきている気がする。私はいろんな恐怖から逃げていた、人の優しさも怖かった。でも、これから人の役に立つことを目指し、がんばっていきたい」

2014-10-12 14:25:52
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

次は「不安からの挑戦」というタイトルで、高校生が話します。

2014-10-12 14:27:13
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「僕は定時制高校に通う4年生です。苦手だった人付き合いや友達作りもできるようになってきました。自分もやればできると思うようになった。でも、高校に入学した時は不安で仕方がなかった。中学校のときに僕は不登校だったから、不安だった。周りの人たちとうまく馴染めなかった」

2014-10-12 14:29:16
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「中学2年生の夏、父が亡くなった。死因は自殺だった。そのあと、完全に不登校になった。担任の先生が心配してくれて、定時制高校を紹介してくれた。人の優しさに対して素直になれなかったけれど、少しずつ受け入れるようになっていった」

2014-10-12 14:31:55
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「入学当時は、不安だった。でも、苦手意識があったからこそ自信を持てるようになった。不安そのものは、自分自身を変えていく原点になり、ある意味で必要なことなんだと思う。この学校に入れて、本当によかったと思います」

2014-10-12 14:36:22
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「私についてきた影について思う。この苦しみの中に、それでも光を見つけることができた」

2014-10-12 14:39:43
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「将来のあこがれを抱いて、4年前に母と日本に来た。日本人は毎日の生活のためにがんばっていることに気がついた。最初きたときは、友達もいなくて母のことも恨んだ。言語もまったくわからなかった」

2014-10-12 14:39:58
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「でも、親切な日本人のおかげで日本語を無料で学ぶことができるようになった。ひらがなを教えてもらい、週1の授業がたのしみだった。次の年の春、定時制高校に通うようになった。友達ができて、うれしくなってきた。担任の先生が少し中国語を話せる人で、日本語の指導もしてもらえた」

2014-10-12 14:41:50
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「定時制高校では、多くの生徒が働きながら通っているが、日本語のあまり話せなかった私が仕事をつけるのは難しかった。でも、先生の紹介で朝8時から午後4時まで、週に6日、働けるようになった。働いたことによって、母さんの大変さもわかった」

2014-10-12 14:43:07
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「光とは、好意ある先生や優しかった日本人の人たちのことです。私を支援してくださった友達や先生、父母の深い愛にもう一度感謝の気持ちを伝えたいと思います。皆さん、本当にありがとうございます!」

2014-10-12 14:43:55
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「2004年に日本にきた。日本にきたのは7歳、なんで日本にきたかわからなかった。小学校2年生で入ってきたのだが、日本語もわからず、何をしていいのかもわからなかった。1週間後、校長先生が自分のために日本語を教えてくれる先生を手配してくれた」

2014-10-12 14:47:30
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「覚えていくうちに、楽しくなってきた。少し話し方を教えてもらった時に難しかったけど、教室に入れるようになってきた。3年生になったときに友達もできるようになってきた。ただ、授業にはついていけず、テストの点数が上がらなかった」

2014-10-12 14:48:55
今井紀明 10代の声を聴いて伝えるNPO代表 @NoriakiImai

「中学生になっても、授業についていけなかった。そのときは夜まで遊んでいて、楽しいことを考えているだけだった。遊んでいる時に進路のことを友達にきかれていたのだが、全然答えられなかった。でも、先生は進学先を探してくれた。自分は通信制高校にかようようになった」

2014-10-12 14:50:33