紅鎮守府日記 大鳳編

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戦争さん @RAKUNYA

「でも……」 「問題は無――」 「ヘーイお兄様!出撃から戻って来たヨー!」 「……金剛さん?」 「何デスカ?“お兄様”」 「いや、あの、急にどうし――」 「なんだか最近、艦娘の間で提督をお兄様と呼ぶのが流行っているようデース!だから便乗しマシタ!」 #紅鎮守府日記

2014-11-10 01:04:25
戦争さん @RAKUNYA

「まったく……しばらくおとなしくしていたと思ったら……」 「足がぁ……膝がぁ……」 「というか、別に青葉さんのせいだけじゃないよね……」 「すみません……私がうっかり……」 「記事にしたのはこいつが全面的に悪いから。気にするな大鳳」 #紅鎮守府日記

2014-11-10 01:00:45
戦争さん @RAKUNYA

「というわけで連れてきました」 「ご苦労、雲龍」 「酷いです!艦内で式神飛ばすとか!もう捕まるしかないじゃないですか!!」 「うるせぇ。こんなもんバラ撒きやがってこのパパラッチ」 「事実ですから!」 「あぁん?」 「ちょ、やめ……抱き石増やしちゃダメですぅ!!」 #紅鎮守府日記

2014-11-10 00:56:08
戦争さん @RAKUNYA

「あぁぁぁぁぁおばァァァァァァァァ!!!!!!!!」 #紅鎮守府日記

2014-11-10 00:51:58
戦争さん @RAKUNYA

『【悲報】紅提督、やはりロリコンだった!? 新人大鳳「お兄さま」発言の真相に迫る!』 #紅鎮守府日記

2014-11-10 00:51:29
戦争さん @RAKUNYA

「……ところで司令官」 「なんだ?」 「それは長い話になりそうかい?」 「まぁ……それなりには」 「そうか。なら、話す前にしておくべきことがある」 「……?」 「夕飯だ。先に食べて、それから、食後のお茶でも飲みながら話そう」 「……そうだな。そうしよう」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:55:55
戦争さん @RAKUNYA

「……司令官」 「…………」 「無理に聞くことはしないよ。司令官には司令官の考えがある」 「……いや、響、お前には話しておこう。否、話しておかなくちゃならない」 「……そうか」 「さて、どこから話すべきか……最初から、話すべきか」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:52:53
戦争さん @RAKUNYA

「変わった子ね、“いろいろと”」 「…………」 「今は小旅行中よ。もう少ししたら歓迎会の予定だけれども」 「……俺は遠慮しておこう」 「いつも通りね。わかったわ」 「あぁ、よろしく頼む」 キィ……パタン 「……拳銃で、ね」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:48:19
戦争さん @RAKUNYA

「あの子、弓が使えなかったわ」 「……おっと、忘れていた」 「一歩間違えたら事故よ。あらかじめ教えておいてほしいわね」 「すまんすまん……なら、射撃能力テストは――」 「問題ないわ。鈴谷さんが持っていた拳銃で代用して、計算しておいたから」 「……そうか」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:44:45
戦争さん @RAKUNYA

~数時間後、提督室~ 「……失礼します。提督、大鳳のテスト、すべて終了しました」 「おう、データを送ってくれりゃいいのに、わざわざ足労すまんな」 「いいえ、かまわないわ。それより、大概にしてもらいたいのだけれども……」 「……どうかしたか?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:40:59
戦争さん @RAKUNYA

パンッパパンッ! 「……すご」 「おおー、新人さんやるぅー」 「……それほどでもありません」 「いやいやいや!十分どころじゃなくヤバいって!」 「この距離で命中ですわよ?あなた、本当に素人でして?」 「知識だけです。それ以外は……」 「…………」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:37:30
戦争さん @RAKUNYA

「……はぁ、まぁいいよ。これそんなにいじってないし」 「使い方はわかりますの?」 「……はい、問題ありません」 「…………」 「加賀さん?」 「……いえ、ごめんなさい。なんでもないわ。それでいいならやりましょう。こっちよ」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:33:10
戦争さん @RAKUNYA

「……えっと、申し訳ありません、新型艦娘の癖で、体型等を気にしてしまいまして……それで、腰回りが少し太いなーと」 「ちょ……」 「あぁ、そういうことでしたの」 「納得しないでよ熊野ー!! 」 「…………」 「あの、それで……貸していただけますか?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:16:03
戦争さん @RAKUNYA

「……いえ、ライフルでなくとも、えっと……すず、やさん?そちらの方が腰の後ろ、上着に隠して持っておられる拳銃でも十分ですが……」 「……へ?」 「あなた、なんでそれを……?」 「……そんな顔で見られても、私は教えていないわ」 「じゃあなんで――」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:10:41
戦争さん @RAKUNYA

「やっぱりダメ!断固として拒否するし!」 「……あなた、それは八つ当た――」 「ち が う し !! これは熊野の相棒として反対なの!相棒として!パートナーとしてだし!!」 「あのー……」 「さっきから何!?だいたいあなたが――」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:06:33
戦争さん @RAKUNYA

「だってわたくし、銃を整備している鈴谷の顔、好きですもの」 「…………いや、ちょ、くまの」 「相棒としてここまで信頼できる相手もいませんわ。鈴谷の“サポートは”大好きですの」 「……使用者の許可は出たようね」 「…………反対」 「……なんですって?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 20:03:46
戦争さん @RAKUNYA

「わたくしは別に構いませんわ」 「ほーら二対一!鈴谷の言うと……アレェ!?」 「いけませんわ鈴谷。仲間が困っているようなら、助けるのもまた仲間の役割ですわよ?」 「いや、でも、それとこれとは……」 「それに、感覚がずれてもいいではありませんか」 「え……」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:59:17
戦争さん @RAKUNYA

「だったら弓と銃は完全に別!その人用に完成されたら、他の人が触ると感覚がずれちゃうの!弘法だって筆ぐらい選ぶし!」 「あのー……」 「あなたさっき、自分で生理的に無理と言わなかったかしら?」 「それもあるんだし!熊野だって嫌でしょ!?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:56:02
戦争さん @RAKUNYA

「他人に触らせた程度で不具合が出るとでも?」 「ちがーう!嫌なの!生理的に!無理なの!加賀さんだって他の人に弓使われたくないっしょ!?」 「私のは赤城さんと共有ですが」 「ハァ!?」 「弘法筆を選ばず、です」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:52:45
戦争さん @RAKUNYA

「…………あの」 「あなたのわがままに付き合っている暇はないの。お願いだから貸して頂戴」 「いーやーでーすー!いい?これは私が熊野の為にチューンナップした世界でたった一つの銃なの!!最高の、熊野のための銃なの!!そこらの量産品とはわけが違うんだからね!!?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:48:20
戦争さん @RAKUNYA

「だから熊野のライフル貸せっていうわけ?意味わかんないし」 「……弓に比べて銃は扱いやすいわ」 「で?だからなに?それなら別に提督が持ってるやつ持ってくればいいだけだし!」 「時間がないわ」 「なら別の日でいいじゃん」 「これは提督の命令よ」 「だからなに?」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:41:16
戦争さん @RAKUNYA

「なにか、調整ミスでもありまして?」 「いいえ、彼女、空母大鳳の艤装には和弓ではなくクロスボウなるものが採用されているらしいの」 「そういうことでしたの……」 「…………」 「知識のない者に和弓を扱わせるのは危ないわ。だから――」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:13:50
戦争さん @RAKUNYA

「あなたたち、その銃を貸して頂戴」 「……は?」 「いきなりなにを……」 「新人のこの子の射撃能力を調べたいのだけれど、和弓を射れないらしいの」 「はぁ?ここにいて、加賀さんが相手しているってことは正規空母でしょ?なにそれ?意味わかんないんですけど」 #紅鎮守府日記

2014-11-03 19:09:49
戦争さん @RAKUNYA

「…………」 「ん?加賀さんどうかした?」 「……ちょうどいいところに来たわね」 「へ……?」 「??」 #紅鎮守府日記

2014-10-31 19:37:00
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