『毒になる親 ──一生苦しむ子供』引用まとめ
- hakutei0528
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“怒りが感情のひとつであることは、喜びや恐れがそうであるのとなんら変わるところはない。感情というのは正しいとか間違っているとかいうものではなく、ただそういうものがそこに存在しているという事実があるだけなのである”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十二章 「怒り」と「悲しみ」)
2014-11-16 09:48:26“自己憐憫とは、自分を哀れむあまり何もできなくなっている状態のことである。自分を哀れんでいる人は、心のどこかで、だれかがなんとかしてくれないだろうかと感じている。それは自分の責任を逃れようとしていることでもあり、勇気のない状態である。”(『毒になる親』第十二章)
2014-11-16 09:52:03“あなたに負わされたものは、その原因となった人間に返さないかぎり、あなたはそれをつぎの人に渡してしまう”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十三章 独立への道)
2014-11-18 11:03:58“くり返される輪廻というのは、その存在に気がつかなければ断ち切ることはできない”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十四章 「毒になる親」にならないために)
2014-11-18 11:04:40“「毒になる親」に育てられた子供は、愛情とは何なのか、人を愛したり愛されたりするというのはどういう気持ちになることなのか、ということについてよくわからず、混乱したまま成長する”(スーザン・フォワード『毒になる親』 エピローグ)
2014-11-18 11:06:11“子供は生まれてくるときには無垢のまま生まれてくるのであり、それが育っていく過程でおかしくなるというのは、原因が大人にあるのは明らかであり、それを“社会”のせいにするのはごまかしである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』 訳者あとがき)
2014-11-18 11:07:03“日本では「親」を批判するということになると、マスコミはむろんのこと、専門家であるはずの心理学者ですら歯切れが悪くなるのはいったいどうしたことか。”(スーザン・フォワード『毒になる親』 訳者あとがき)
2014-11-18 11:07:52著:スーザン・フォワード 訳:玉置悟『毒になる親 ──一生苦しむ子供』(講談社+α文庫)読了。第十三章が実にエキサイティングでした。反抗にしろ、服従にしろ、相手の言葉に過剰反応している時点であなたは被支配者です。それに気づけるかどうか。大切なのは主導権を自分の手に握ること。
2014-11-18 11:19:04