11月12日（水）に行われた、「岩上安身による元NHKプロデューサー・永田浩三氏インタビュー 第二弾」の報告ツイート

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投51 RT @IWJ_ch1: 51.永田氏「当時の松尾武放送総局長は『北海道のおじさんはやくざみたいだった』と話していますが、『北海道のおじさん』が誰であるか、実名を挙げてはいません」

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連投52 RT @IWJ_ch1: 52.永田氏「小森陽一さんが松尾さんが宴会の席で偶然一緒になったときに、松尾さんは『あの時に変えたのは私ですよ』と話したそうです」。岩上「脇の甘いところがある方ですね。武勇伝だと思っていたのでしょうか」

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連投53 RT @IWJ_ch1: 53.永田氏「放送当日の1月30日、一介のプロデューサーの私に対して、まだ被害女性の証言を削れと松尾放送総局長が言ってくる。私は松尾総局長のもとへ駆け込みました」

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連投54 RT @IWJ_ch1: 54.永田氏「松尾放送総局長は、コアになる被害女性の証言を削れと。私は、やっていいことと、悪いことがあると言いました。しかし、松尾さんが『納得する形で放送させてくれ』と言うんです。『今後、慰安婦問題はいくらでもできる』とも言いました」

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連投55 RT @IWJ_ch1: 55.永田氏「私が『でもでも』などと言っていると、野島直樹総合企画室担当局長が『君が真面目なのは分かった。でも、もう決まったことだから』と言い、私は泣く泣く帰ることに。あの時、廊下にあった消化器をまいたらどうなっただろうと、今でも考えます」

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連投56 RT @IWJ_ch1: 56.岩上「これは削除されていない、元の映像を見てみたいですね」。永田氏「これは私のところにあります。盗んではいませんが、流れてきました。大学で上映した時に叱られましたが、学問のために役立てたいという気持ちがありました」

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連投57 @IWJ_ch1: 57.永田氏「著作権についてはそれは抵触しますが、学問の自由もあり、真実を追及するのが大学ですから、その中でやった行為です」。岩上「それをお借りし、報道の真実のためにIWJで流したら、NHKも黙認してくれませんかね」。永田氏「大事になりますね（笑）」

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連投58 @IWJ_ch1: 58.永田氏「著作権法は、原理原則に野蛮なもので、知る権利や学問の自由があるといっても、ばっさりやられるものだといいます」。岩上「だいぶリスクのあることだったのですね」。永田氏「私が生きているうちに、たくさんの方に分かっていただきたいと思っています」

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連投59 RT @IWJ_ch1: 59.永田氏「巷間言われるのは、永田編集長のもとで偏向番組が作られようとしたのをNHK幹部が気づいて良識のもとに事前に食い止めたというものです」。岩上「『極左編集長』とみなすようなものですね」。永田氏「そうですね。ですから出る所に出ましょうと」

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連投60 RT @IWJ_ch1: 60.永田氏「2005年に朝日新聞の記事が出たのがターニングポイントとなり、真相究明への動きが始まります」。岩上「それまでは、当事者も何が起きていたのか分からなかったということですね』

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連投61 RT @IWJ_ch1: 61.永田氏「『歴史教科書への疑問』は清和会系の政治家が中心となっている。NHKはずっと田中派・経世会が支配する組織。野島直樹さんは経世会には強かったが、清和会の攻勢には戸惑ったと思います」

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連投62 RT @IWJ_ch1: 62.岩上「安倍さんは、事件当時は内閣官房副長官でした。その後、小泉内閣で官房長官に。2006年には第一次安倍内閣が発足します」。永田氏「安倍さんが93年の初当選の時に、河野談話が出されます」

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連投63 RT @IWJ_ch1: 63.永田氏「内閣官房副長官となったときに、NHK番組改変問題。政治家としてのしていく2005年には朝日の報道が出た。そして今の朝日バッシングへの反応を見ると、安倍さんにとって21年の物語だと言えますね」

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連投64 @IWJ_ch1: 64.永田氏「私と安倍さんは1954年生まれの同学年。リベラルな教育で知られる成蹊で学んだはず。しかし、私は同年代にこんな不思議な歴史観を持った人に会ったことはありません。いったい安倍さんの根っこにある心、『日本を取り戻す』という動機が分かりません」

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連投65 RT @IWJ_ch1: 65.永田氏「安倍さんが2001年の事件当時、松尾総局長に対して『お前勘ぐれ』と言ったとされます。説得する言葉を持たないけれど、権力は持っている。これが後の安倍さんを規定するものだと思います。同情というよりは、軽蔑に値する言葉使いですが」

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連投66 RT @IWJ_ch1: 66.岩上「忖度しろということですね」。永田氏「『察しろよ』と。やくざが使うならいいですが、これからの日本を担う若手政治家が使う言葉でしょうか。世界に通用しない。NHKの振舞いも情けないですが、政治家の振舞いも情けない出来事でした」

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連投67 RT @IWJ_ch1: 67.岩上「現在の話ですが、総理から、会長から、経営委員までここまで下品な人たちが揃ったのは前代未聞でしょう」。永田氏「語るに落ちる人がどんどん表舞台に出てきています」。岩上「日本が下り坂の最中での出来事だけに暗澹とします」

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連投68 RT @IWJ_ch1: 68.岩上「2年半ぶりに実現した日中首脳会談で、習近平氏に対して『村山談話を継承する』と話したとされますが、相手は信じるものでしょうか」。永田氏「これ以上日中関係を悪化できない。しかし国内に対しては中国にすり寄る姿を見せたくなかったのでは」

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連投69 RT @IWJ_ch1: 69.永田氏「私は、今起きていることは、戦後作り上げてきたものを崩しかねない大事が始まっている。その危機感が世の中では弱いと思います。相変わらず自民党に投票する人が多いと思いますが、それでいいのだろうかと思います」

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連投70 RT @IWJ_ch1: 70.岩上「首を絞めている人間が、緩めて、そしてまた締め上げる。この国が劣化し、国民がなめられているということですね」。永田氏「いろいろな証拠がある事実より、言いっぱなしの嘘が力を持っているという世の中ですね」

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連投71 RT @IWJ_ch1: 71.永田氏「メディアに身を置いていた人間として、言葉の力を信じてこれからもやっていきます。その時に、嘘の言葉が力を持つのは不健全な世の中です。『勘ぐれ』と言うのではなく、説得の力のある言葉を積み重ねてほしい」

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連投72 RT @IWJ_ch1: 72.岩上「秘密保護法の施行が近いですね」。永田氏「秘密の範囲が何なのか分からない。誰が逮捕されるか分からない。そういう法律が施行された時に『萎縮』が起こります。その先に、日本が戦争に加担し、戦争を生み出す張本人になることになってしまう」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投73 RT @IWJ_ch1: 73.岩上「おまけに勝ち目はありません。日本は原発を抱えています。それを含めて秘密保護法でメディアを覆ってしまうということです」。永田氏「どうすればいいですか」。岩上「やはり番組改変前の映像を見ることでしょう」

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連投74 RT @IWJ_ch1: 74.永田氏「来年の1月18日から2月1日まで、練馬区江古田にある武蔵大学の正門前のギャラリー古藤（ふるとう）で、『表現の不自由展』を開催します。放送中止になった番組を見て頂くなどの企画を予定しています」

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連投75（了） RT @IWJ_ch1: 75.以上で「永田浩三氏インタビュー 第二弾」の実況ツイートを終了します。IWJの活動は皆様によって支えられております。何卒、定額会員としてIWJへのご支援。よろしくお願いいたします。iwj.co.jp/join/