アルファ通信関連まとめのまとめ
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この『早ワザ』のために、測定器の取り外しと再設置を担当したTTKテクノは170名の人員を確保したそうです。 校正・調整を担当したライノテックは、測定器近傍に3種類の線源を3つの異なる距離(計9点)で置き、欧州製のサーベイメータとの指示値の比較を6台同時に行なったそうです。
2015-10-30 22:19:38(ライノテック工業が製作した測定器は、個人線量計DoseRAE2を5分間の平均値が表示されるよう改造したものです) 1点につき最低5分(←足りませんが)としても計9点で45分、6台同時で600台分、つまりこれを100回行なうには75時間必要なので、2日間じゃ無理だと思いました。
2015-10-30 22:20:51ライノテックは「1回を4〜5分で…」とも言っていたので、この校正・調整と思しき作業は(本当に行われていたとしても)相当慌ただしいものです。 裁判官から「そのデータは?」と質され、データの存在は否定しませんでしたが、『裁判所には提出していない』との回答にとどまりました。
2015-10-30 22:21:35結局のところ、アルファ通信製リアルタイム線量測定システムは、予定の600台の内、全台の筐体の設置工事は終えたものの、サーバーへのデータ送出までこぎつけたのは472台で、そのデータが仕様を満たすものであることを証明できるものは皆無ということのようです。
2015-10-30 22:22:37本日の人証尋問でも、当時の文科省担当者は、アルファ通信との契約を解除した理由を『納期までに納品されず(未完)、性能が要求仕様を満たすことを証明できるものが提出されなかったため』と述べています。 ※「高過ぎる」とか「低過ぎる」とかは言ってません。
2015-10-30 22:23:49アルファ通信が契約を解除された後、代替として富士電機製とNEC製が設置されたことについて、原告(TTKテクノ)の前代表が「(電設の技術者として)富士電機製とNEC製は❝きちんと❞していた」と述べていたのが印象的でした。
2015-10-30 22:24:32私が個人的に最も気になっているのが、ライノテック工業が個人線量計であるDoseRAE2で空間線量を測ろうとしたことなのですが、ラの代表は「当初、線量計自体の改造は考えていなかった」と述べており、DoseRAE2で空間線量を測っていた多数の個人ユーザーと同程度のノリだったようです。
2015-10-30 22:33:04ライノテック工業は、アルファ通信製リアルタイム線量測定システムが正常に動作しなかった原因として、設置工事時の配線ミス(極性が逆)を挙げており、同工事を手配した原告(TTKテクノ)の責任に言及しています。
2015-10-30 22:37:23測定器がダメだったのか、工事がダメだったのか、それとも両方か、いずれにしてもアルファ通信製リアルタイム線量測定システムが相当杜撰なシロモノであったことには変わりはなく、契約を解除(オフィシャルな測定器としては排除)されたのは当然の結果であると私は思います。
2015-10-30 22:43:34(ここで議論は枝分かれ)
@ye2cun @Y_Manabe 結局全数廃棄だったんですかね・・再資源化すれば結構費用も浮いただろうに・・勿体無い。
2015-10-30 23:23:16(同時進行していた議論)