まめちしき。ルナーボールでは玉同士が衝突した時、CPUが非力なんでアークタンジェントを真面目に計算せず、玉同士の相対座標の組み合わせが限られるのを利用して衝突角度を求めてる。今ならともかく当時は解像度以上の精度は求められなかったし。
2015-01-21 12:16:09なお正確には玉が1dot以下でしか動かない訳じゃないので、衝突した時に1~2dot食い込んでる事がありますが、食い込み状態までフォローしてなくて表面まで座標を戻して計算しているため、速度が速い時にはちょい誤差が出ている可能性があります。
2015-01-21 12:21:09まめちしき。ルナーボールは元々は新谷君がPC-8801版で作っっていたゲームで、FC版やMSX版はその移植。新谷君のハンドルというかペンネーム、とも違うな、まあそれがルナリアンだったのでルナーボールと命名された経緯だったと記憶する。
2015-04-14 13:56:02前に言った玉同士の相対位置で角度を求めるロジックは新谷君の発案。(MSX,FCで使用。8801版で使っていたかどうかは不明)でもって打つ向きを決めるのにカーソルがくるくる回ったり伸び縮みするのは私の発案。
2015-04-14 13:56:12MSXとFCで面構成や細かいルールが違うのは、特に取り決めもなく各自バラバラに作っていたため(おおらかな時代だ・・・)私の方がやたら玉が自爆しやすく、新谷君の方だと逆に玉が届かない事が多いのは、各自の芸風から。
2015-04-14 13:56:19ゴジラくん (MSX 1985) / ゴジラ (FC 1988)
まめちしき。ファミコンのゴジラ作ったのは、ファミコンのタッチ作った石丸君。(厳密にはデザイナーやサウンドもいるので今日的には「作った」という表現をしにくくなっているが、まあこの時代のソフトならそう表現してもまだ語弊は少なかろう)
2014-12-09 13:06:47ついでに言っておくとMSXの面クリア型パズルゲーム「ゴジラくん」も石丸君。彼こそコンパイルのゴジラ男だな。(あれ、ゲームボーイ版はどうだったっけ)
2014-12-09 13:10:21ザナック (MSX/FC 1986)
まめちしき。FC版ZANACではチップ(黄色い球)が入ってる箱なら、開ける前に体当たりすると死なないどころかチップを5個分もらえるが、オリジナルであるMSX版にはそんな仕様はなく、開ける前の箱は敵と同じ扱いだから当たれば普通に死ぬ。ではFC版はなぜそうなったか。
2014-12-02 11:56:09前にどっかで公表した覚えはあるけど一応。まずMSXのスプライトは単色で、固定パレット15色のいずれかしか使えない。それじゃ表現力が足りない場合、2枚重ねて黒+固有色でキャラクターを描画する。横4枚しか並べられないので流石にそれ以上は常用できない。
2014-12-02 11:56:17MSX版だと箱は最初が白く、攻撃すると中身に応じた色(赤、青、黄)に変わり、更に攻撃すると赤なら弾を放ち、青はチップに変わり(MSX版はコインみたいな外見)、黄色なら爆発する。
2014-12-02 11:56:25ところがファミコンは3色使える(2bitなので4色だが00は透明なので)代わりに、スプライト単位で自在に色を差し替えられない。3色セットのパレットが4系統作れて、その4つのうちどれを使うかを選ぶ必要がある。つまり箱も、そこまで好き勝手に色替えできない
2014-12-02 11:56:35ZANACではパレットは青+白+黒と黄+白+黒と紫+青+白と赤+黄+白の4つで、敵はだいたい最初の2つを使っている。自機や特殊な敵が3つ目、爆発が4つ目。もちろん例外はある。(くらげや妖精は3つ目と4つ目を使っている)
2014-12-02 11:56:45脱線するがガーディック外伝はパレットをちょっと工夫し、青、黄、赤が同じノリで使えるようになっている。敵は強さに応じてその3つを使い分け、死ぬ寸前だけ爆発パレットで赤熱感を出すようになっている。寺本君その辺上手かったなあ。
2014-12-02 11:56:52話を戻すと、だからFCだと「白い箱」ってのが作れないというか、作っても赤くしたり青くしたりできない。だからFC版では潔く、他の敵と同じ金属質の青基調で表現する事にした。ダメージを与えた時の表現も変え、たとえば攻撃してくる奴は紫に点滅させた。
2014-12-02 11:57:00チップ入りの場合、通常状態とチップとを点滅させ、中身が透けているニュアンスにした。ところがここで困った事が起きる。敵や箱が多く出て、横並びした結果スプライトが点滅してしまうと、それとチップの点滅が運悪く干渉する事がある。
2014-12-02 11:57:07