せっかくまとめたんで。

需要無いでしょうけど、せっかくまとめたんで投下。
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野比怒羅江悶 @lgaimmk7

一般理論引用、リフレ派と同じらしいw 「お金の量を増やして投資を最適水準にまで引き上げようととしても効力が限られてしまう理由を上で述べましたが、それと同じ理由をちょっと手直しするだけで、賃金削減にもあてはまります。」 genpaku.org/generaltheory/…

2014-12-17 13:32:57
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

収穫逓減と収穫一定のちがいは、労働者たちがその効率性に厳密に比例した形で報酬を受け取るかどうかに部分的に依存します。もし比例するなら、雇用が増えたときにも労働費用(賃金単位で計測)は一定となります。

2014-12-17 13:39:58
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

でももしある水準の労働者の賃金が、その個人の効率性とは関係なく一様なら、設備の効率性にかかわらず、労働費用は逓増します。さらに、もし設備が不均一で、その一部は産出1ユニットあたりの原価が高くなるのであれば、労働費用逓増の分を超える限界原価の上昇も起きます。

2014-12-17 13:40:08
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

したがって一般に、一定量の設備からの産出が増えるにつれて供給価格も増加します。ですから産出増大は賃金単位の変化とは別に、価格増大を伴うのです。

2014-12-17 13:40:41
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

供給の弾性が不完全である可能性を考察してきました。もしそれぞれの専門化した失業リソース量の間に完全なバランスがあるなら、それらがすべて同時に完全雇用に到達することになります

2014-12-17 13:41:05
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

。でも一般に、一部の商品に対する需要は、供給が少なくとも短期的には完全に非弾性的な水準を超えますが、他の部分ではかなりの失業リソースが残っているものです。

2014-12-17 13:41:07
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ですから産出が増えるにつれて、一連の「ボトルネック(隘路)」が次々に起こり、一部の商品の供給は弾性的でなくなって、価格は需要を他の方向にふりむけるだけの水準に上昇するしかなくなります。

2014-12-17 13:41:39
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ここ重要。 「あらゆる種類の高効率失業リソースがあるならば、産出が増えるにつれて、一般物価水準はあまり上がらないことは考えられます。でも産出がこうした「ボトルネック(隘路)」に到達できるだけの水準まで増えたとたんに、一部の商品価格は急上昇する見込みが高いのです。」

2014-12-17 13:44:29
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

でもこの項目については、項目 (2) もそうですが、供給弾性はある程度は時間の経過にも左右されます。設備の量自体が変われるくらいの十分な期間を想定すれば、供給弾性もやがては目に見えて大きくなります。

2014-12-17 13:45:01
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ですから広範な失業がある状況で有効需要が少々増えれば、物価上昇はほとんど起きず、主に雇用増大を引き起こすでしょう。

2014-12-17 13:45:26
ryoko174 @ryoko174

そもそも「内部留保」という剰余金は、経営者や従業員のものではありません。所有者である株主のものです。 そして形態はキャッシュとも限らない。そうでないケースが大半。 仮に内部留保を薄くすると経営リスクも高まり、それは雇用リスクも高まることを意味するのでは。

2014-12-17 13:47:25
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ここ重要☆ 供給制約と言っているリフレカルトが一般理論に反しているかが良く分かる。 「これに対し、もっと大きな変動で予想外のものは、一時的な「ボトルネック(隘路)」を引き起こし、これにより当初は雇用増以外に物価上昇を引き起こすでしょう。でもその後は、それが緩和されます。」

2014-12-17 13:47:45
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

一般理論が示している通りに、景気回復の前にボトルネックは起こると言う事、賃金は上昇し、物価も上昇するが、いずれ沈静化して真性インフレーションとなる。 つまり彼らの言っている供給制約がーを無しに景気回復はありえない。 これを否定している時点で似非ケインジアンだと分かる。

2014-12-17 13:52:14
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ここから引用。 一般理論 第21章 価格の理論 genpaku.org/generaltheory/… 供給制約がーと語るリフレ派が似非ケインジアンである事が良く分かるので熟読価値があります。 リフレ派と同じとか厚顔無恥で語っている経済評論家はこの部分を読んでいるのかw?

2014-12-17 13:57:09
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ここ重要。一般理論の中で自身の事が書かれています。 1923年という時期でも、古典派の忠実な生徒として自分の教わり考えたことについて一切の疑念も持たず何ら留保もつけなかった私は、こう書いています。「もし保護貿易にできないことが一つあるとすれば、それは失業を治すことである。」

2014-12-17 14:06:19
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

リフレ派が良く引用するケインズ「お金の改革論」1923年 genpaku.org/keynes/monetar… 一般理論 第23章 「1923年という時期でも、古典派の忠実な生徒として自分の教わり考えたことについて」 genpaku.org/generaltheory/… つまりリフレ派は古典派w

2014-12-17 14:11:28
野比怒羅江悶 @lgaimmk7

ペラが昔絶賛したお金の改革論についてのリフレ派山形氏の見解が面白い。 貨幣数量説全面支持の本だと言われるけれど、三章読むと必ずしもそうではないね。貨幣数量説をボコボコに否定した『一般理論』と、実は立場的にそんなに遠くないように思う。 d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/201…

2014-12-17 14:14:27