- Nyar_Horten
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(陸軍力は主戦場となる地理・地形に大きい影響を受けるじゃろうしなぁ。想定される主戦場に適さない装備だと要求を満たせないなんてことになりかねないから、それを(技術力が追い付く分には)満たし易い国産という方向性を指向するのは仕方の無い事の様な気はする)
2014-11-30 00:49:02(空軍力だと、主戦場に地形効果は存在しないから、その辺りの制約は温くなる。なので、装備は足の長さとかの要素を除けば概ね純粋に航空兵力として運用出来るや否やだけで判断できる分、国産に拘る要素が減るじゃろうから、輸入品でも容認し易いんじゃないかしらね)
2014-11-30 01:03:02地上兵力は主戦場である陸地の地理・地形・気象条件に大きく影響を受ける。その為、地上兵力は主戦場に設定された地域に適合した装備を主とすることが求められる、と言うことが出来ると思う。勿論、個々の装備は各種耐久試験を受けているだろうから、主戦場以外でも一定の適応は可能でしょうけど
2014-12-06 14:32:10例えば、湾岸戦争の際、(海外の作戦の可能性は全く否定していない筈の)米英陸軍はその主要装備に対し現地環境に適応させる為の改修を急遽行っている。一方で、陸自は今年10式戦車を始めとした重装備が日本とは違う環境である筈の北米で定例の演習に参加、米軍と共同の訓練も行っている
2014-12-06 14:35:56等々を基にガラパゴス化を特定地域の地理・気候に特化した、という意味で捉えるなら、そこに陸自の装備は恐らく含まれないと思うのね。仮に含むなら、欧州という戦場を指向した米英の装備もそうなるじゃろし、そも陸戦装備それ自体が一定の地域を主眼に適応した物揃いと言えるんじゃないかしら
2014-12-06 14:39:57あと、それで思い付いた。多分、装備品の環境適応云々は装備そのもののそれというより、適応させる為の改修機材の輸送・改修実施といった兵站に因る部分が大なのかもしれない
2014-12-06 14:43:51さておき、ではガラパゴス化を世界的なトレンドから外れている、という意味で捉えたとする。近年のトレンドは情報化と(恐らく、情報化により増加するであろう攻撃機会を確実にする為の機動と、低烈度化と長期化が想定される紛争に適応する為の)軽量化、ということらしいのです
2014-12-06 14:50:15で陸自の装備はと見ると、例えば10式戦車は概ねそれに沿ったものだったり。亦、機動戦闘車を始めに今後続くであろう装輪装甲車ファミリーは、恐らく10式を中心とした衝力に追従を考慮しつつ、紛争自体の低烈度化にも適応しようとする流れの一環と見ることが出来るかと思うのです
2014-12-06 14:57:35…尤も機動戦闘車に限れば多分、戦車の減勢によって(恐らく戦車が機動打撃に専念せざるを得なくなった為に)本来戦車が担ってた任務の内、低強度のものを担える戦力が急遽必要になったってだけなんかもしれんけど
2014-12-06 15:02:02というか、陸自の場合、あえてガラパゴス化と指摘しないといけないほどに特定の環境に特化してます、という喧伝は寧ろ政治的には嬉しい誤算なんじゃないかしら。其れは即ち、陸自=占有力は専守防衛に特化してます、という主張への後押しに成り得る訳ですから
2014-12-06 15:06:30