20141223　艦これ妄想　土下座編

遠藤 @enco2001

「私達艦娘と不適切な関係にあった提督は、ある日皆を集めると土下座をしました。『すみません、ここにいる君たち全員と関係を持っていました』その瞬間、かつかつと前に出た長門さんが提督の左腕を蹴り上げ、提督は背後の執務机に突っ込み、大破しました」

遠藤 @enco2001

「左腕は骨折していて、全治8週間。足の複数の指もヒビがはいり、数日は車椅子生活でした。さすがに長門さんに表立って抗議する艦娘はいませんでしたし吹き飛ばされたときはいい気味だとおもったのも事実です。ただ、大淀さんのおす車椅子で運ばれながらも執務を続ける提督をみて、心は痛みました」

遠藤 @enco2001

「痛々しい提督の姿をみていられないらしく、療養中(といっても骨折後三日目には執務に復帰していました)は誰かしら何かしら理由をつけて提督の世話を焼いたものです。一度は好いた男でしたし、みな吹き飛ばされた提督にスッとした気持ちがあったという罪悪感もあったのでしょう」

遠藤 @enco2001

「お世話をしていると自然そういう気持ちになることもあって、ただ提督は左腕が動かせませんし足も力が込められません。自然と寝転がった提督に私達が、という形になります。複数の艦娘と同時にいたしているところも目撃しましたが、今ぐらいは許してやろうという気持ちが大きかったです」

遠藤 @enco2001

「目撃といえば、提督の寝室に忍び込もうとしたら先客の長門さんがいました。性的な意味でいい雰囲気だったのでこっそりと覗き見することにしました。」

遠藤 @enco2001

「実際は喘ぎ混じりだったのですが、たのしくもなんともないのでそこらへんは省略します。『長門、すまんな』『なんのことだ』『貧乏くじを引かせてしまった。俺を骨折させたお前を誹る口もあると聞いた 』『ふん。不倫した男を殴り倒す気概もない奴には喋らせておけばいいさ。』

遠藤 @enco2001

「『誤魔化すなよ。長門が本気で蹴っていれば良くて腕がもがれ、悪けりゃ即死だ。蹴りやすい顔や胴も狙わなかった。静止しようとして突き出した右腕も無視した。狙ったんだろ？』『提督が何を言ってるかさっぱりだな。私は二股男をこらしめた、それだけだ』『すまない』」

遠藤 @enco2001

「『長門があえて派手な演出をしてくれたおかげで、長門以外に不貞を責めた子はいなかった。みな俺の体を心配してくれて、ちょっと長門への不満をこぼしたくらいだ。本当にすまない。普段足より先に手が出るお前が、なぜあえて蹴り上げたのか』」

遠藤 @enco2001

「『ほかの艦娘のヘイトを集めようとしただろう。俺を庇っただろ。あれだけド派手に吹き飛べばちょっとした怒りは霧散するしむしろ看病だお見舞いだで不貞は有耶無耶、むしろこうなったものは仕方ないという空気さえ。俺も大怪我をしたとはいえ利き腕は動くし足も爪先が痛むだけで日常の仕事はできる』

遠藤 @enco2001

「『提督が何を妄想しているのかわからんな。私はついカッとなって提督を吹き飛ばした、ただそれだけだ』『そうだな、長門。お前の言う通りだな。ただ、ありがとう、感謝している』『 ふん。そう思うなら体で返してもらうぞ。もう足指はいいんだろ？』」

遠藤 @enco2001

「『最近は単純な体位しかできなくてみな溜まってるんだ。何人も侍らすのならそこらへん、甲斐性も見せてもらわないとな』『 俺にできることならなんとでも、お姫様』『ば、莫迦、そこで女の子扱いするな……恥ずかしいだろう』」

遠藤 @enco2001

「提督は策士でした。こうなることを予見して、『謝罪会見』で長門さんを最前列に立たせたのでしょう。彼女がトップにたつのはよくあることなので違和感はありませんでしたが、確かに長身の彼女がいれば、ほかに憤怒する艦娘がいても即座には飛びかかれません。」

遠藤 @enco2001

「さらに、実際私も心に巻き起こったドス黒い感情は、吹き飛びボロボロになった提督をみてどこかへやってしまって、車椅子に座る姿を前にしては、不貞を詰る気持ちさえなくなっていました。提督は、ここまで考えて、あるいは期待していたのでしょうをなんてずるい男！」

遠藤 @enco2001

「こうなったら私にできることはただ一つです。推理してこのことにたどり着いたふうを装って、提督を脅迫するしありません。明日は朝まで寝かせませんからね？提督。」

遠藤 @enco2001

以上。唐突な長門イチャラブネタ。