噴進砲関係(主に海軍) H28年3月12日写真史料からも海鷹噴進砲位置を確認。
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六番用の噴進器については、爆弾と噴進器がそれぞれ別パーツで構成されており、噴進臺に上下に並べられているだけであるため、発射後の弾道が極めて不安定であり、命中精度が期待できるような物ではないことは容易に想像できよう。実際、教範上もそのように書かれている。
2018-12-31 17:36:56続いて噴進臺。六番用及び二十五番用どちらも桶状(V字木製)レールを使用する(図参照。なお六番用は長さ6m、二十五番用は7m)。射角については根策にある輪状の部分で調整することで変更することができる(米軍調査図参照)。 pic.twitter.com/Yir31tI5FQ
2018-12-31 17:36:56今回については六番陸用爆弾のみを紹介する。以下の図は噴進器の諸元と構造である。一一型及び一三型の左二つについては六番陸用爆弾投射噴進器といい、残りの後者を三式噴進器という。要目を見ればわかるようにいずれも電気発火式で発火器を使用して発射する。 pic.twitter.com/VEbXcH9HIz
2018-12-31 17:36:55短迫撃砲によって投射された。館山砲術学校ではさらに陸戦への転用案として考案されたのが三式噴進器と同噴進臺だ。これは噴進器と呼ばれる有翼ロケットを航空爆弾に装備し、噴進臺(レール)を使って遠距離に投射する兵器である。
2018-12-31 17:36:55三式噴進器と同噴進臺(六番陸爆用及び二十五番陸爆用)について。前線では日夜の空中戦で航空機の損耗に対し補充が追い付かない状況が生起した。そのため飛行場には爆弾や魚雷だけが残る形となり、これを何かしら活用できないかということでその多くは地雷に転用したり twitter.com/samurai__inui/…
2018-12-31 17:36:55今更感があるがTL上に過去に取り上げた三式噴進器について上がっているので再RT及び追記。硫黄島の三式噴進臺と同噴進器(二十五番陸爆用)。二枚目はその三式噴進器(二十五番陸爆用)の構造。 pic.twitter.com/xt8vc4BXud
2017-01-04 19:16:2115cm9連装噴進爆雷砲はその名前の通り噴進爆雷砲という区分であるが12cm28連装及び30連装噴進砲は区分上、噴進高角砲となる。噴進砲もその使用用途で区分される。
2018-12-31 16:57:4612cm28連装噴進砲各部名称 ①発射筒 ②照準器 ③端子筐 ④発火挺 ⑤砲尾接断器兼方直転換器 ⑥俯仰手挺 ⑦撃発起動挺 pic.twitter.com/mZ8GZkYNfY
2018-10-14 22:18:26ただ以前から述べているように28連装は試製の域を出ていないため、レイテ沖海戦でテスト兼実戦を経験し、その時に出た不具合だとか改善事項、各艦毎で案出された創意工夫といった戦訓を得たことで30連装に活かしている。
2018-10-13 10:20:28じゃないと少なくとも6隻の空母、戦艦伊勢、日向、計50基もの噴進砲を短期間のうちに教範作成から教育訓練及びその教官助教要員の育成も含めた製造配備は非常に難しい。ましてや各艦艇に三連装機銃の増備が進められ、製造が追いついていない三連装機銃銃架をいきなり50基も調達できるのか正直怪しい。
2018-10-13 10:13:20噴進砲の採用経緯にしても、マリアナ沖海戦後に急に開発要求が来たと考えるよりもマリアナ沖海戦後の戦訓として更なる対空砲火の向上が叫ばれ、以前から館山で試製されていた噴進砲にスポットライトが当てられたと考える方が自然である。 twitter.com/samurai__inui/…
2018-10-13 10:09:17堀氏の証言では、7~8月に呉に入港してきた6隻の空母と戦艦伊勢、日向に装備したといい、この時機に千代田にも噴進砲が装備されていたと考えられる。
2018-10-13 09:59:4612cm28連装噴進砲を始め各種噴進砲の試射については堀氏も亀ヶ首で立ち会っている。時期については不明であるが6月24日以前に試射が行われていたようだ。
2018-10-13 09:39:11ちなみに根拠史料として挙げている「横砲校軍極秘第二〇號八」の記述。実は弱点もあるんですよ。それに気づけたら大したもんです 笑
2018-10-12 22:08:26塚田氏の証言や回想一つが後世の我々にとって非常に悩ましいものであるということに変わりないが、だからといって一部の模型界隈であった塚田氏を嘘つき呼ばわりしたり、少々強引な結論の付け方には賛同できないし、もっと慎重にそして史料を精査すべきではないかと私は思うわけだ。
2018-10-12 22:03:51仮に証言通りのサイズの場合28連装よりさらに小型の噴進砲(12連装程度か?)となるし、噴進弾のサイズにしても12㎝なのかどうかもわからないため本当に噴進砲そのものの発射テスト用、いうなれば試製である28連装のさらに前身の試製の噴進砲という仮説も立てられるわけだ。
2018-10-12 22:03:50武蔵の噴進砲を28連装(30連装は確実にあり得ない)という前提で語られ、話を進めているのが一般化しているけども可能性としての候補で28連装というだけであって、塚田氏の証言、回想から約1m四方の箱型であるということくらいしかわからない。
2018-10-12 22:03:50回想録や証言からある事象を証明するのって実は難しい。一番良いのは自分で質問を絞って関係者に回答を得る事。そもそも回想録書いている人は自身が体験した全体的な事と特に印象に残っていることを書くため、こちらが欲しい情報を書いているとは限らない。
2018-10-12 21:07:44ましてや大和のような大所帯なら尚更。あと艦長だから全てを掌握しきれているわけではない。例えば神風の艦尾にある機銃は25mmなのに艦長が40mmと回想したがために、いくら史料や映像で証明しても「艦長が間違えるわけがない」と主張される面倒な方がやはり一定数は出てくる。万能なわけがない。
2018-10-12 21:07:43他部署にいた者の回想録で言及されていないから「その事実は無い」っていうのは強引な解釈だよね。勘違いされ勝ちなんだけども、配置的にすぐ近くでも他部署だと自分から知る努力、興味を持たない限り基本的に隣のセクションが何してるかなんて知らないもんだよ。
2018-10-12 21:07:43前々から述べてるようにU.S. Naval Technical Mission to Japanを扱う際には注意が必要。何故なら日本側からも聴き取り調査をしているとはいえ、その日本側の回答者がわかってない場合があるからだ。GHQだから信用できる?鵜呑みはダメよ。
2018-10-12 17:06:50塚田氏による武蔵への噴進砲装備に関する記述は平成6年の「戦艦武蔵の最後」が初出ではなく、昭和59年の「戦艦「武蔵」の最期ー一二・七糎高角砲測手」の方が出典としては早い。
2018-10-12 15:53:58信じない方がいるとアレなので。これがその証拠です。 pic.twitter.com/VLupkaWhST
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