小学生の作文コンクールに感動する「おとな」たちへの警鐘
トゥギャッターって日付指定して検索できないんだね。始めてトゥギャッて見ようと思ったけど、11月30日まで遡るのがめんどくさくて辞めたw 急いで情報を集めないとダメなんだなぁ。一方でなんでそんなに急がなきゃダメなんだとも思ってしまう。
2010-12-08 20:43:47ちなみにトゥギャろうとしていたのは、男子小学生の作文コンクール(朝日学生新聞社主催、シナネングループ共催)で、広島市立中島小学校1年の片山悠貴徳(ゆきのり)君(7)のについてLingualinaさんが言及した事柄ついてです。
2010-12-08 21:01:08亡き父へ贈る「ぼくとお父さんのおべんとうばこ」というタイトルで、 http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001011290003 から読めます。
2010-12-08 21:02:35読んだとき実は以前読んだ女子児童の感想文を思い出した。 第47回全国小・中学校作文コンクールの優秀賞受賞作品、中村咲紀http://d.hatena.ne.jp/kaien/20080105/p2 こちらはTwitter内で反響があっていろいろな方がトゥギャっていました。
2010-12-08 21:06:24小学生の作文コンクールは綺麗に言葉が組まれている。担当教師が添削を繰り返したのではないかと推測する人が多かった。いわゆる現場の声というのも届いてきた。しかし本当かどうかは建前上分らないし、さして重要ではないと思う。
2010-12-08 21:17:31添削行為は僕は決して悪ではないと思う。なぜならば作文コンクールの読者が基本的に「大人」相手なので読めるレベルに修正する必要はあると思う。
2010-12-08 21:18:38作文を書いた子供が添削されているとき、自分の文章がどのように変化して行くのか、なぜ修正されなければならないのか、どんな表現や単語を選べば適切なのか学ぶ機会が提供されていると考えても良いだろう。もちろんその子供が学ぶ気持ちがなければ意味がないが。
2010-12-08 21:24:43文章には体裁が必要だから支離滅裂よりは、どのような「型」があるのか、身につけさせるトレーニングをするべきだし、それ自体に教員の悪意はないし添削が「悪」ではないと思う。
2010-12-08 21:29:45いちばんの問題点は「大人」の読者の側だと思う。(Lingualinaさんは添削も批判していますが) http://bit.ly/gtgH2i http://bit.ly/gYRBOW http://bit.ly/fKgOsk
2010-12-08 21:38:28アタシが責めているとしたらそれは、大人クサイ演出(添削)を加えた国語の教師と、こんな子供に「守る」と言わせてシャーシャーと人前に出している情けない母親と、それを担ぎ上げるコンクールの委員と、それに泣いている大勢のバカどもだよ。
2010-11-30 13:42:08そうやって大人に媚びることを真っ先に覚えた子が評価されて、そんな価値観にまみれて、いざ大人になったら独創性だの個性を求められる若者も哀れだよのう。
2010-11-30 13:44:29まぁ、そうやってチープな感動ばかり共有していると、世の中の小説が揃いも揃ってclicheにまみれたつまらないものになっていくわけだ。…というのが出版業界のみなさんに対する警告というかなんというか。
2010-11-30 13:49:58コンクールレベルの作文を読んで、安易に、泣いた、感動した、と思わずツイートしてしまう行為こそ一番危険ではないかと思う。なぜならば安直な物語の作品が世の中に流布する支援をしてしまうからだ。そういえば最近登場人物の余命が設定された物語が多いと思いませんか?
2010-12-08 21:46:14病気のために死ぬことが約束された物語では、すでに感動しなければならないと仮設定されてしまい、その物語から逃れるには本を閉じたり、劇場から立ち去ったり、DVDの停止ボタンを押さなければならなくなる。
2010-12-08 21:51:49感動の「型」が強要されている状態で、読者や観客が感動しなかった場合、世間からあたかも人間ではないかのような視線に晒さらされてしまうのは、それこそ「感動するべき物語」が読者を脅迫しているようなものではないだろうか?
2010-12-08 21:59:06読者の側はあくまで冷静な立場で物語に接しなければならないと思う。型にはまった物語が腐敗して行くのは、最近のサスペンス劇場や定番のアニメや風物詩化した怪談話を眺めていれば細かく説明する必要はないと思う。シリアスではなくなって、笑いになってしまうのだ。
2010-12-08 22:05:41作文コンクールの話がでるたびに、同じような賛否の騒ぎが起るのだろうと未来予想して、あらかじめ物語批判を意識して連投でツイートしてみました。批判といえるほどの高尚な文章ではございませんでしたが、ここら辺で連投は終了します。
2010-12-08 22:13:02