Aの魔法陣ver.4.5 『ファンタジー』 ゲーム2 "流星調査事件" 本編

導入編はこちら http://togetter.com/li/768628 以前のゲームはこちら 世界設定編 http://togetter.com/li/760355 ゲーム1"城塞都市の独立" http://togetter.com/li/760339
2
戯言屋 @zaregotoya

M3結果11:そして、その後の結果…… ドラゴンのクロ「ごくごくごく……ぷはっ、うめえー! 天国めいた味だぜー!」 郵便配達ドラゴンのクロと、二人は知り合うことになった。 クロは痩せていて片目は潰れているが、空はまだまだ飛べる現役だ。小さいといっても二人乗りくらいは余裕である。

2015-01-11 15:52:15
戯言屋 @zaregotoya

M3結果12:クロは酒が嬉しかったのか、非番でも雇われたことに協力的である。「へっへっへ。よろしく頼みますぜ。しかし、流星ですかい?」「そう! 流星よ! 未知の物質がきっと新たなお酒の境地を切り開くのよっ!」 和子の話にクロは喜んだ。酒好きな国だからか、和子とは気が合いそうだ。

2015-01-11 15:56:22
戯言屋 @zaregotoya

M3結果13:「わけあって落ちた流星の調査をしなければならなくてね。しかし君の翼があれば成功したも同然だ。頼りにしている」「任せときな。こちとら荷物運びが仕事だしな。騎士を運ぶのは初めてだが」 カラカラと陽気そうに笑うクロ。 こうして明日からは、まさかの空の旅が始まることになる。

2015-01-11 16:00:08
戯言屋 @zaregotoya

M4結果:クロを雇って、馬車から空の旅に切り替える前夜。和子とアンドリューは、ツエルヤレーノ呪詛国の酒場で夜を過ごしていた。人間に厳しい国という設定なのだが、クロもいるので亜人種や怪物達もちょっかいを出してこないようである。さて、そんな酒場での一幕からM4は始まる。

2015-01-11 16:05:12
戯言屋 @zaregotoya

M4結果2:和子、なぜかスケルトンと酒を飲んでいた。「あら、スケルトンの貴方もお酒の味が分かるの? しかも、いい飲みっぷりじゃない」 スケルトン「いやー、これが美味くて」 SD「おい骨じゃねーかww」 ユーラ「飲んだ酒がそのまま床に」 シュワ「スケルトンのスケさんと名付けよう」

2015-01-11 16:09:16
戯言屋 @zaregotoya

M4結果3:スケルトン「のど越しがたまらねえぜ!」 スケさん「くー! 五臓六腑に染み渡るぜっ!」 カクさん「お前、もう内蔵ないだろうが! 俺もだけどな!」 何となく流れで、酒場で酒を飲むスケルトンのロールを始めるSDとプレイヤー達である。謎の空間である。えらい陽気だな呪詛国。

2015-01-11 16:15:33
戯言屋 @zaregotoya

M4結果4:スケさん:「内臓がないぞーっ! ってか?」「くだらねえな! ひゃっひゃっひゃ!」スケルトンジョークに顎の骨をカタカタ鳴らすスケルトン達。その一方で、和子とアンドリューの耳に、こんな会話が入って来た。 スケルトン「そういや、なんか召集がかかるらしいな」

2015-01-11 16:18:51
戯言屋 @zaregotoya

M4結果5:「お、本当かい?」「なんでも自由国あたりに部隊を派遣させるらしいぜ。なんでかは知らんが」「戦争かねえ」「どうだろうな。オークの奴らとかも出すらしい。結構な軍だぜ」「いつ?」「出発は明日らしい」「あ、やべっ、二日酔いとか大丈夫かな」「酔い止めのんどけや」「そやな」

2015-01-11 16:22:54
戯言屋 @zaregotoya

M4結果6:……この話を聞いて、アンドリューと和子は、今すぐの出発を決意する。恐らく呪詛国軍の狙いも落ちた流星である可能性が高いからだ。このままでは下手しなくても競争、さらに下手すると流星を巡って争いになる可能性が高い。急がねばならぬ。

2015-01-11 16:27:46
戯言屋 @zaregotoya

M4:落ちた流星を見つける:難易度80 M4結果7:シュワ「この世界は、異世界の人間は特殊能力とか持ってるんですか? 預言者みたいに」 SD「基本は異世界から召喚された人間に特殊能力はない。と設定したのはシュワさんだーww」 シュワ「ちぃっ! 覚えてたかw」

2015-01-11 16:31:18
戯言屋 @zaregotoya

M4結果8:クロ「……急いだほうがよさそうだぜ。どうにも嫌な感じがする。具体的には、俺は呪いがあるから、下手すると俺はお前らを裏切ってしまうかもしれん。魔女が何を考えているかは知らんが、俺は従うしかないからよ」 と、申し訳なさそうに配達竜は言う。

2015-01-11 16:35:27
戯言屋 @zaregotoya

M4結果9:シュワ「作戦:素材調達の勘でクロに乗って空から流星の落下地点を見つけ出します」 クロ「しかし、そんな空から勘でわかるもんなんですかい?」 和子「流星が落ちた場所って、熱で火事になってるか少なくとも焦げているのよ。煙や匂いを元にして探すのよ」

2015-01-11 16:40:16
戯言屋 @zaregotoya

M4結果10:ユーラ「地域の特徴<広大な荒野:索敵24(1日)>を登録して、平坦な土地が続いているところに隕石が落ちたら地形の変化が目立つと思うんですよ!」 SD「ぬ。しまった、その手があったか」 実は予定では山脈とかにしようと思っていたが、先を越された罠。まあいっかと処理する。

2015-01-11 16:44:32
戯言屋 @zaregotoya

M4結果11:SD「なるほど。確かに自由国付近だから、土地が平坦な可能性もあるか。OKOK」 ユーラ「で、軍勢とドラゴン(とその背に人間2人)では移動速度が違いますし」 そういう感じで作戦提出。難易度は45まで下がり……

2015-01-11 16:49:00
戯言屋 @zaregotoya

M4結果12:二人を乗せた竜が、翼を激しく動かすと、やがて竜の体躯が浮かび上がる。アンドリューは自前の鞍を付けていたが、なんともいえない浮遊感を感じつつ、やがてクロは力強く羽ばたいて、一気に急上昇。あっという間に呪詛国の街を置き去りに、和子とアンドリュー、夜の空を行く。

2015-01-11 16:54:47
戯言屋 @zaregotoya

M4結果13:昇らない太陽はないが、夜明け前は最も冷たい時間である。和子は上空での防寒用に蒸留酒など取り出しつつ、地上を見つめる。空の旅は早い。そろそろ国境付近だろうか? 途中、コウモリと竜の警戒網などもあったが、クロが配達竜なので普通に通れた。幸運である(残念そうなSDの顏で)

2015-01-11 16:59:12
戯言屋 @zaregotoya

M4結果14:クロ「しかし、こりゃUターンする頃には、呪詛国軍と鉢合わせになりそうな感じもするぜお客人! そのへんは大丈夫なのか?」 和子「流星を確保できたら、そのまま自由国まで行くのはどうかしら?」 クロ「なるほど。そのルートで行くか。俺も顔バレするのはヤバイしな!」

2015-01-11 17:03:19
戯言屋 @zaregotoya

M4結果15:アンドリュー「いざとなれば自由国への途中で下ろしてもらっても構わない。残りの道行きもどうにかなるだろう」 クロ「……すまねえ。あんたが立派な騎士だってこと、覚えておくぜ」 地平線で生まれた光が、だんだん広がっていく。夜明けだ。 そして……

2015-01-11 17:07:14
戯言屋 @zaregotoya

M5結果:「何か見えましたか和子女史!」 風の音に負けじと叫ぶアンドリュー。 夜明けが荒野を照らす頃、和子の目が、微かな火の手を見た。草や木などが燃えているようだ。 クロ「なんか燃えてますぜ。あれですかい?」 和子「おそらく……ね。周辺に誰もいない事が確認できたら着陸しましょう」

2015-01-11 17:11:07
戯言屋 @zaregotoya

M5結果2:クロ「見た感じ誰もいなさそうだ! 俺たちが最初の発見者みたいだぜ!」 和子「さぁっ! 華麗に持ち逃げよーっ!」 クロは旋回しつつ、高度を下げていく。地上に、大きな裂け目が出来ている。なるほど、それに沿って小規模な火事が起きているようだ。 目を細める和子。

2015-01-11 17:15:32
戯言屋 @zaregotoya

M5結果3:裂け目のすぐ傍で着地するクロ。 アンドリュー「感謝する、勇敢な翼持つドラゴンよ」 クロ「いいってことよ。それより急いだ急いだ」 シュワ「質問:まだ隕石(?)から熱は放出されていますか?」 SD「結構熱い感じだが大丈夫。ただ隕石らしき物体は土に埋もれて、よく見えないな」

2015-01-11 17:24:08
戯言屋 @zaregotoya

M5結果4:シュワ「ん? 埋もれてる? 普通の隕石であれば落下地点を中心にクレーターが出来てるはずなのだが……?」 SD「横滑りっぽい感じで地面に落ちた感じ?」 さすがに勘が鋭いとか思いつつ応答するSD。

2015-01-11 17:28:43
戯言屋 @zaregotoya

M5結果5:和子「……地上への入射角度の問題であんまり急角度だと大気圏に弾かれるか熱で蒸発するはずなのに……?」 ここぞとばかりに異世界召喚者な設定を活かしつつ、怪訝な顔をしながら落下箇所を観察する和子。アンドリューはよくわからない顔をしつつ、とりあえず落下地点と思しき場所へ。

2015-01-11 17:35:41
戯言屋 @zaregotoya

M5結果6:和子「アンドリューさん、臨戦態勢をお願いします。隕石は人工物の可能性があります」 クロ「うん? 人工物だって??」 アンドリュー「なんと。承知した」 剣を抜いて接近するアンドリュー。何か土の下に固いものがあるのを感じる。やけに固そうだ…… と、その時だった。

2015-01-11 17:39:09
戯言屋 @zaregotoya

M5結果7:土の中から、何かが伸びて飛び出した! 反射的に後ろに下がるアンドリュー。別の個所からまた何かが伸びて飛び出す。 シュワ「触手プレイっ!?」 アンドリュー「魔物だ!」 さらに後退しつつ、アンドリューは剣で切り払う! キイィィッン!! 固い手応え。まるで鋼を斬ったよう。

2015-01-11 17:43:28