シャルリ・エブドの風刺画における「神を冒涜する権利(涜神権)」とは
「生きている者は、人と言わず家畜と言わず、老若男女子供も問わず全て殺せ」 自国民に対して発せられた物の中で、ここまで狂った命令は、共和制史上恐らく無いであろう。 これにより、「地獄連隊」と呼ばれたマルソー将軍の部隊はヴァンデの全てを焼き払う事になった
2015-01-14 22:57:44猶、ナポレオンが拒否して、結果「軍隊を一度クビになった」命令というのが、ヴァンデ方面軍の歩兵司令官への転任命令だったが、倫理的に云々でなく、「砲兵指揮官の俺に歩兵司令とはどういう事じゃゴルァ!」ってのと、「内戦鎮圧じゃ手柄にナンネ(゚Д゚)ペッ」って理由だったそうなw
2015-01-14 23:01:19まぁ、そんな経緯も在ったにせよ、「涜神こそが共和フランスの精神!」みたいな括り方は、ちょっと「甚だ基礎的な知識に欠ける」論説であって、拙速のきらいは否めない
2015-01-14 23:06:35@panasmakhia 市民の死体をむさぼり食ってたネズミを捕まえて食うフランス市民が出ないように貴族ぶっ殺せ!!!って喚いてただけのネタなのにそんな大げさな物ないだろ実際wwww
2015-01-14 22:37:41@FuckingGungnir まあ、飢饉自体は90年に終息したけど、今度は豪商、富農の穀物価格吊り上げ騒動やらで、92年過ぎまでは、食い物の事が中核課題になってたのは有るケドネw
2015-01-14 23:22:29基本歴史オタクで近世以前の世界史が主です。他のジャンルでも科学、古生物等、興味を持てば何でも調べてみないと気がすまない性格ですが、数学・語学理解は壊滅的にダメです(*´д`)y-゚゚゚ 最近は真面目な話は酔っぱらってします
涜神権というものは初めて聞きましたが、プロテスタントとは何ら関係がないですね。ルターは同じ宗教改革者で信仰理解の違うツヴィングリが戦死した時に大喜びでしたし、ツヴィングリその他も再洗礼派には厳しい弾.. togetter.com/li/769881#c175…
2015-01-15 23:22:09 圧をし
ています。
宗教改革はあくまでも「信仰形態の違い」であって、場合によっちゃプロテスタントのほうがはるかに涜神には厳しい。カルヴァン派(イギリスでのピューリタン)の一部は聖像破壊もしていますが、それはイスラームと.. togetter.com/li/769881#c175…
2015-01-15 23:26:11 同じ偶像否
定によるもの
そもそも「プロテスト」はそんな涜神を認めろという抵抗ではなく、ドイツにおいて少数のルター派諸侯が議会において宗教和議を無効化されたことへ「プロテスト」の書を提出したことに由来しています。神への抵抗権.. togetter.com/li/769881#c175…
2015-01-15 23:31:19じゃあない
中世の医者理解も問題。「医者」が社会的に賤業だったことはないです。少なくとも内科医は大学を出て社会的ステータスは高い職業。確かに外科の地位は低かったけれど、それは当時は「医者」の仕事ではなかったから togetter.com/li/769881#c175…
2015-01-15 23:38:14当時のプロテスタントの宗教改革はあくまでも理性より信仰に基礎を置くことを求めた改革であって、つまり理性と対立する。涜神権といったようなそんな現代的な宗教価値とは無縁のものです。 togetter.com/li/769881#c175…
2015-01-15 23:49:27シャルリ・エブドの風刺画における「神を冒涜する権利(涜神権)」とは - Togetterまとめ togetter.com/li/769881 そもそもこの方はルイ14世がナントの勅令を廃棄して大量のユグノーが国外亡命したことを分かったうえでフランスと宗教改革を結びつけているのか
2015-01-18 00:09:45「フランスに涜神罪はない」をめぐるフランスの特殊性についての議論の中で 2006年のときの議論から現在の状況の間の違いについての与件の一つは英国で2008年に涜神罪が廃止されたこと。国内法と欧州人権条約との調整でがしゃがしゃ揉めていたが、廃止することで一挙に解決する道を選んだ。
2015-01-18 17:56:05欧州評議会の議員会議の2007年の勧告(1805)は、人にに対するものと宗教そのものに対する侮辱「insulte」を区別し、後者が法律で罰っされてはならなないとする。「涜神罪」を有する国への実質的な廃止の勧告。
2015-01-18 18:46:44これに2006年の事件が影響かあったかどうかは分からないが、いずれにしても、涜神の権利の保証の論理はフランスに特殊のものではなく、むしろ現在欧州の人権についてのコンセンサスの基本線。2007年の勧告はそれを確認。
2015-01-18 18:47:49歴史的理由から国内法を整備できない国のほうが加盟国では少数。英国のようにこれにそって廃止する国も。おおっぴらに廃止できない国でも死文化していく。2006年にフランスの文脈だけに焦点があてられてたとき、このへんのこことが分からなかったし、それ以来また状況も変化している。
2015-01-18 18:49:23この流れでの廃止の動きに逆行するのは、極端なことを言えば、死刑の復活の議論にも比較されるだろう(実際仏国民戦線はこのどさくさで死刑の復活を持ち出してきたわけだが)。もう一つ面倒なのは、トルコもこの勧告の対象となる欧州評議会の加盟国であること。
2015-01-18 18:55:55- TBS 報道特集 仏テロ事件と風刺画 (2015/1/17 放送)
フランスで17人が殺害された連続テロ事件。きっかけになったのはイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画だった。テロの被害にあった新聞社は最新号で新たな風刺画を掲載したが、これに対しイスラム社会は猛反発している。風刺画と表現の自由。テロへの厳戒態勢が続くパリで取材した。
シャルリーエブドのカボニエール氏「ムハンマドは私にとって聖なる存在ではない。イスラム教徒がこの漫画を見て笑わないのは仕方がない。しかし、私はフランスの法の下に生活しているのであって、コーランに従って生きているわけではない」 俺の価値観と違うからどうでもいい、か
2015-01-10 10:51:20フランス2でテロで亡くなった人の葬儀の模様が報道されたが、新聞社側のインタビューで、宗教をこき下ろす表現の自由がある、と言っていた。さらにローマ法王の忠告にも風刺画でこき下ろす。さらに亡くなった画家の遺族が、死んでもその精神は残る(継承される)と言ってしまった。
2015-01-16 09:00:12