人権、共産主義、民主主義、市場経済:合理性と非合理性をめぐる諸問題
ノーベル平和賞の記念式典へ出席しないように中国は各国に圧力をかけているみたいだが、何を考えているのか分からない。人権や民主主義は西欧でのみ通じる地域の価値観ではなくて普遍的なものである。価値多様性といっても、人権擁護なしで価値多様性を保護することはできない。
2010-12-09 23:35:07また、欠席予定の国を見てみるとこれまた面白い。中国同様に人権抑圧している国の代表であるロシア、イランなどである。例えばこれらの国は、人権=西欧の価値というレトリックを使うことによって、人権を抑圧することを独自の価値などど主張したいわけだが、原理的に無理。人権否定は極めて不正義。
2010-12-09 23:38:10少し考えれば分かるが、例えば良心の自由や思想の自由、表現の自由が保護されずにどうやって価値多様性を守れる?私は都が”健全”をする危険性を何度も主張してきたが、同様なことは人権抑圧国家でも起きている、結果がさらに悪いということを考えればこれらの全体主義・権威主義国家の方が最悪だが。
2010-12-09 23:41:12私が共産主義を嫌いだと、いう根本的な理由は、共産主義が必然的にポピュリズムであり、全体主義的で人間の多様性・個性を抹殺するからだ。全体主義的でない共産主義などあるだろうか?
2010-12-09 23:45:19いや共産主義は歴史的発展の最終段階であり、一時的な独裁政体であり、国家事態を廃止するのが最終目標であり、そのようなユートピアを建設する大義・理想が達成されるまでは多少の不都合も受け入れるべきだ、というのがマルクス主義者の模範解答だと思えるが、その一時的独裁って何十年継続するわけ?
2010-12-09 23:49:27永久に。RT @yutakioka: いや共産主義は歴史的発展の最終段階であり、一時的な独裁政体であり、国家事態を廃止するのが最終目標であり、そのようなユートピアを建設する大義・理想が達成されるまでは多少の不都合も受け入れるべきだ、というのがマルクス主義者の模範解答だと思えるが
2010-12-09 23:50:48実際一時的独裁などど当初は思われていた旧ソ連も結局は”プロレタリアート”が権力に着いた途端以前資本家が個人的に労働者に対して行っていた”搾取”を今度は国家ぐるみでやり始め人々はより不幸になっただけじゃないか?独裁主体を資本家や特権階級から取り替えても搾取の本質は変わらない。
2010-12-09 23:51:13@ishtarist そうなんですね、一時的が永久に、にすり変わっているんですね、いつの間にか。大きすぎる権力をもつとやはり理想など吹き飛んでしまい、権力への意思にみいられるてしまうのが人間なのでしょうね。そういう意味では共産主義より、民主主義の方がリスクが少ない。RT永久に。
2010-12-09 23:53:29まあ、正確に言うと、マルクスの二段階革命論とレーニンの二段階革命論では、実は性格がぜんぜん違っていて、後者だと事実上永久に続くことにならざるをえないのですよね。。。民主主義の方がリスクが少ないのは確かだと思います。RT @yutakioka
2010-12-09 23:55:00共産主義は博打にようなもので確かにそのプロレタリアートが理想通りに暴力装置としての国家事態を消し去ることができるのなら、民主主義よりもはるかに優れたユートピアになるのだろう、しかし、この博打に負ければ、その共産主義の建前を守るためにより苛酷な搾取が行われるという一面がある。
2010-12-09 23:56:44何十年というより。。。独裁体制以降の展開は。。。現実し得ないというオチwwRT @yutakioka: いや共産主義は歴史的発展の最終段階であり、一時的な独裁政体であり、国家事態を廃止するのが最終目標であり、そのよ… http://bit.ly/e0MOw0
2010-12-09 23:57:33そして、すべての共産主義国で、そのより苛酷な搾取が行われているのが現状だ。そう考えると、確かに成功したとしても共産主義ほどのユートピアでないにしろ、失敗した場合であっても、最低水準の生活や人権が保障され、共産主義のような人災的飢饉などが発生しない分ましであるというのが結論だろう。
2010-12-09 23:59:26@ishtarist そうですね~、それで最悪の組み合わせがマルクス=レーニン主義。(笑)単体同士より悪質。RTまあ、正確に言うと、マルクスの二段階革命論とレーニンの二段階革命論では、実は性格がぜんぜん違っていて、後者だと事実上永久に続くことにならざるをえないのですよね。。。
2010-12-10 00:01:51@hurrymouse そうなんですね、少なくともこれまでの共産主義の”科学的”実験の結果はそういう結論を下してますね。www。RT何十年というより。。。独裁体制以降の展開は。。。現実し得ないというオチww
2010-12-10 00:02:52@yutakioka いや、僕はいちおマルクス研究者なので異論があります。というか、マルクスは社会主義を忌み嫌っていましたし、社会主義体制の危険性を予見した、たぶん世界で初めての人間です。あまり知られていない事実ですが。
2010-12-10 00:03:21フランシス・フクヤマを引くまでもないが、共産主義、とりわけマルクス=レーニン主義のイデオロギーが歴史の最終段階に到達するためには、何かが決定的に欠如しているのは明らか。私はその”何か”の正体は分からない、だからそれが何か分からないうちは民主主義の政体を選ぶ方が合理的だろう。
2010-12-10 00:06:34その合理的な話には興味がないわねRT @yutakioka: 共産主義のイデオロギーが歴史の最終段階に到達するためには、何かが決定的に欠如しているのは明らか。私はその”何か”の正体は分からない、だからそれが何か分からないうちは民主主義の政体を選ぶ方が合理的だろう。
2010-12-10 00:09:04負けることが分かっている状況で博打に手をだすのは愚かだろう、ならば、負けるのが分かっているが、勝った時にそれが保証してくれるモノよりも保証してくれるモノが少なくても現時点では民主主義の選択ほど合理的なモノはないだろう、それもまた、共産主義同様に全体主義の危険性はあるが。
2010-12-10 00:09:38@yutakioka しかし日本も含め、なぜいまだに共産党が存在できるのかが、興味深いのですw 資本主義の「反」としてだけの存在意義で、内容は。。。空っぽかも、とか思えたりww
2010-12-10 00:09:47@ishtarist 確かに、マルクスが私はマルクス主義者ではない、との主張を確か資本論か経済学綱領だかでしていたのは事実と思います。RTマルクスは社会主義を忌み嫌っていましたし、社会主義体制の危険性を予見した、たぶん世界で初めての人間です。あまり知られていない事実ですが。
2010-12-10 00:11:20守ってくれるの?RT @yutakioka: 負けることが分かっている状況で博打に手をだすのは愚かだろう、ならば、勝った時にそれが保証してくれるモノよりも保証してくれるモノが少なくても現時点では民主主義の選択ほど合理的なモノはないだろう、共産主義同様に全体主義の危険性はあるが。
2010-12-10 00:11:30@kayonco この論理と私の話との関連性が分かりませんが?焦点は、共産主義と民主主義を比べた場合後者の方が比較的リスクが少ないということですが?RT守ってくれるの?
2010-12-10 00:12:58日本は世襲ばかりなり。。。かぁ^^;wRT @bornekiller: @yutakioka 民主主義も実体としては任期付きの緩い独裁だから成り立っているんでしょうね だから民主主義の敵は世襲
2010-12-10 00:14:52