式を駆る者 -オカルト探偵あきつ丸-
あきつ丸と大月は競うようにして飯を平らげ、酒を飲んだ。腹が膨れると、大月は改めて向かいに座っているあきつ丸を見る。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:01:26客観的に言って、今のあきつ丸はとても色っぽい。 白い肌にほのかな朱が差し、浴衣は少し肌蹴て豊満な胸元や太腿が覗いている。鴉の濡れ羽色の髪はしっとりと湿って擦りたての墨のような良い香りを漂わせている。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:04:01同席している大月は食欲が満たされた今、内心かなり欲情している。何しろ密かに思いを寄せている女と二人きり、しかも相手は湯上りの浴衣姿なのだ。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:05:34「おう、それは何でありますか?」 あきつ丸が大月の股のあたりを指さして意地悪く笑う。 「あ、いや、これは!」 「もしかして自分に欲情したでありますか?」 「これは、その、意思とは関係なくこうなることがあるものでして!」#落ちぬい二次
2015-01-22 17:07:34「素直に言うであります」 あきつ丸は身を乗り出す。大月の目には浴衣の隙間から桜色の突起が見えていた。 「そ、その……おっしゃる通りです」 あきつ丸は、ふふん、と勝ち誇ったように鼻を鳴らす。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:09:19「自分も女所帯で溜まっていたところであります。おまけにそんな立派なものを見せられては、これはちと我慢できそうにないでありますな」 あきつ丸は大月の対面から横に移動し、その屹立に浴衣の上から手を触れた。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:11:06「あっ、あきつ丸どの!私は、以前から貴女の事を一人の女性としてお慕いしており……!」 「おやおや、大月は自分に懸想をしていたでありますか」 「はい!」 股間を怒張させながら背筋を伸ばして宣言する大月を、あきつ丸はくすくすと笑いながら見る。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:13:37「では自分を満足させてくれたら、自分もお前に本気になってしまうかもしれないでありますな」 流し目で誘い、怒張を強くこねる。 「一所懸命、抱かせていただきます!」 それを聞くや、あきつ丸は大月を押し倒しその唇を奪ったのだった。#落ちぬい二次
2015-01-22 17:14:53あとがき
あきつ丸、動く動く。オカルト探偵あきつ丸がダゴン秘密教団みたいなのと戦うってだけのはずが、勝手に毒吐くわ食いまくるわエロくなるわで実に楽しかったです #落ちぬい
2015-01-22 17:21:04参考書籍
あきつ丸が使った怪しげな術の種本。お手軽に使える術はほぼありません #落ちぬい pic.twitter.com/NCSllwIIBI
2015-01-22 17:23:45