ははあ、確かにビスマルク級は10.5cm SK/C33の砲架をL/C31とL/C37の混載だったと 旋回速度も全然違うこいつらを混載したことは明らかに対空射撃の管制にとってデメリットでしかなかったのは明らかだけれど、なぜそうしたのかまでは不明、と…
2015-01-27 01:57:12にしてもNavWeapsの10.5cm SK/C33のページ、どうも砲身で判断するに半分以上が8.8cm SK/C32の連装あたりとごっちゃになってない?
2015-01-27 02:00:06砲架については大体分かってきたところで、今度は載せた10.5cmが分からなくなってきた SK/C31とSK/C33つうのがある可能性が…?少なくともH級向けに2基だけ試作されたらしい連装砲架L/C38が積んだのはSK/C33で間違いないらしいけれど、はてSK/C31ってなんだこれ
2015-01-27 02:07:22連装10.5cmの砲架転用元だった8.8cm SK/C31とL/C31はどの資料でも確認できる しかして10.5cmのSK/C31というのはGermanNavalGunsの図面キャプションでしか確認できないとなると、これは単なる誤植で10.5cm高射砲はSK/C33しかなさそう?
2015-01-27 02:11:10ただGerman Naval Gunsの図面だとL/C31とL/C37では砲身根元のカラーが随分形状が違う 独軍のセオリーだとこの辺が変わってくるとデジグネーションもやり直すけれど、ううん…
2015-01-27 02:14:53最初の頃に言った「L/C37とL/C38では重量が全然違う」ってのはこれたぶん自動装填装置関連の重量増で間違いなさそうね とりあえずそこだけ分かったからもう手を引きます ヤバ過ぎるここ
2015-01-27 02:18:16@Jagdchiha や、C/38はH級用の「砲塔」形式のやつなんです。露砲架じゃないので当然重くなる
2015-01-29 18:55:23@Jagdchiha あと装填については、砲尾に電動で回転するローラーがついてて、それが一種のラマーめいて装填を助けてくれます。砲尾後上面にある丸い蓋みたいなのが、たぶんそのメンテナンスカバーかなんかでしょう
2015-01-29 18:58:24Dopp L C/37砲架で左右の揺架が連結されてるけど、それでロール安定化機構がオミットされた訳ではないようで。仰俯機構も一緒に変わってるようなので、たぶん全体が一緒にロールするように単純化されたんでしょうね
2015-01-29 19:05:15後日、艦これ運営アイコンの新型ドイツ艦の絵柄から次の実装艦を割り出していて
うううん、艦これの新型独艦、手すりと防盾と砲身先端の形状から8.8cm Dopp, L C/31連装砲架に10.5cm SK C/33砲身とgE型防盾を搭載したものに見えるんですけども、そうなるとグラーフツェッペリンではないということに そうならL C/37砲架のはずなんですよ
2015-11-18 17:56:08ただその奥にある、砲郭配置の舷側砲を内側から見たようなアレを「連装で」備えるような船は独艦にはそれこそどの口径だろうとグラーフツェッペリン以外ではいないですし、高射砲の形状について考証を失敗した、とするのが正解なのかな…
2015-11-18 17:58:40このとおり、本来グラーフツェッペリン用とされているDopp. L C/37砲架は砲尾の上まで防盾が伸びているんですね イラストのそれは砲尾の上になにもなく、かつ防盾前側に円筒形の照準筒や側面への張り出しがある pic.twitter.com/VFQCGZ3AZf
2015-11-18 18:07:43じゃあL C/31とL C/37を混用してたビスマルクやティルピッツ、アドミラルヒッパー級のどれかなのか、といわれると、今度はそっちで使われたL C/31のd型防盾のものとも形状が違う これは砲尾の駐退器カバーから前へ斜め上方向に円筒形の突起があって、やっぱり判別容易なんです
2015-11-18 18:13:09つまりその、イラストの特徴だけを見ればgE型防盾のDopp. L C/31砲架搭載の10.5cm SK C/33高射砲だけどそれを使ってるのはシャルンホルスト級の2隻だけ、どうにも他の艤装の様子から考えるとチグハグなのでシャルが出るというより単なる考証ミスっぽい、というお話でした
2015-11-18 18:16:59本日の論拠はMiroslaw Skwiot著"GERMAN NAVAL GUNS 1939-1945"と毎度おなじみ海軍砲サイトNavweapsこと" Naval Weapons of the World"よりお届けしました
2015-11-18 18:19:59ただ、ヤクチハ先生の言うD型防盾の特徴「砲尾の駐退器カバーから前へ斜め上方向に円筒形の突起」はこの赤丸の所かな?って思ったんだけれど、戦後のプリンツ・オイゲンの写真でもこの突起が無いのが幾つかあるので、もしかしたらバリエーションが? pic.twitter.com/eWpEUfCdjG
2015-11-18 20:50:35駐退器カバー上の円筒はあくまで細部のバリエーションみたいで、d型防盾はこの「防盾最後端が面取りするように折れ曲がっている」とか「防盾側面から後ろへ信管調定器がはみ出さない」のが判別点になるようですね
2015-11-18 21:17:09