火砲小話~ドイツの超長砲身12.8cm砲について

史実でマウスや狩虎に搭載された55口径砲や、61口径の高射砲よりさらに長い12.8cm砲計画のおはなし
軍事 火砲 戦車 大砲 独軍
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JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
12.8cm PjK(Panzerjagerkanone) V121 L/76に21cm Mrs18砲架へ搭載した12.8cm実験砲身L/62だと…
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
12.8/7.5cmあるいは12.8/6.5cm装弾筒付徹甲榴弾で1260m/sで250mm/1000mだと…
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
やめよう マウス関連で調べてたけど独12.8cm口径も深い闇が見える もっと時間のあるときに翻訳しよう
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
ひええ、超長砲身12.8cmって実際作られてたんだ?!
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
マウスでは実際に12.8cm L/76戦車砲の搭載が検討されてた訳ですが、つまりこのV121と同一弾道って事になるのかな
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
実際作ったとなれば、やめた理由も想像がつく。高射射砲と同じで砲身命数がどうしようもない事になったんじゃないかしら。12.8cm L/55 PaK80(マウス砲と略同)の時点で砲身命数は1000〜2000発程度とされてましたし、さらに伸ばすなら恐らく、ガクッと3桁レベルに落ちるかも
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
超長砲身砲の命数問題に対するドイツ的回答は、高射砲においてはミサイルのなった訳ですが、戦車砲/対戦車砲ではどうなったんでしょうね。PAW1000だのの低圧砲+改良されたHEATって方向性になるのか、さらに一歩進んでX-7対戦車ミサイルの車載化、20年早いロケット戦車の登場となるか
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
考えてみると、50年代の重戦車が直面した「傾斜装甲は十分に発展しているけど高性能HEATやAPFSDSには手が届いてないので盾有利」の状況は、マウスやIS-4の時点で既に現出しつつあった訳だ。マウスは基本的に自殺が難しい(対応防御がほぼ達成されてる)戦車で、敵に同格が来たら詰む
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
この12.8/7.5cm APHEDSってのがドイツ的回答の一つなのかなあ。1000mで250mmって数字、実測値でなく計算値だとしたら実現できたかどうかはちいと怪しい。鉄弾芯が盛大に崩壊してくる速度域なので、従来のPzgr39TSみたいな既存弾頭流用弾芯では絶対にうまくない
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
当時の徹甲弾としては未踏の領域なので、ともかく試してみる他無かったろうとは思うけども。下手すると砲口付近では着速が高すぎ弾芯が崩壊して貫徹力が伸びず、ある程度飛んで存速落ちてからのほうが貫徹力が高くなるなんて不思議な特性の弾になるかも?
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
ここで仮に12.8/7.5cm APCRDS(既存のAPCRをさらにサボで包んだ弾。そんな弾は実際無い)とかが出来れば、このあたりの高い着速でも耐えられる見込みもあるやもですが。しかし当時のドイツには最早タングステン弾芯という選択肢が無いのが辛いところ
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
しかして、仮にこの12.8/7.5cm PzgrTS(つまりAPHEDS)の中身が7.5cm Pzgr39/42流用かなんかだと考えると、初速1260m/s程度で250mmも抜けるかは……? 39/42の存速減衰率だと、1000mでは1080m/sくらいしか残らない
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
着速1080m/sでは高く見積もって200mm少々しか抜けない。まあ遅くなってくれてるお陰で弾体崩壊か問題になりにくくはなるけれど。ちなみに砲口前計算上260mmくらいは抜くかもだけど、こっちは弾体崩壊で達成見込み薄だろうなあ……
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
もう一つ12.8/6.5cm PzgrTSを考えるとして。これをPzgr39/42と相似形で縮小すると、4.4kgとかいう軽い弾になっちゃう。距離による存速減も増してマズい。仮に重量も減速率も据え置きのまま(つまり長い弾に?)にできるなら、1kmで240mmくらい抜くかもだけど
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
長い装弾筒付徹甲弾……つまりAPFSDSめいた物に大戦期ドイツが辿り着く道は、実は無いでもない。対ベトン弾としてレヒリング有翼弾ってのが実際何種類も試作されておったのです。ただしこれは細長く軽く速いのではなく、細長くて重く遅い。対コンクリート特化型なので発想の方向性が違う
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
そんなわけで、架空兵器創作界隈では偶にレヒリング有翼弾をAPFSDSだと見なして、末期独軍戦車用の超強力徹甲弾として使う設定を見かけたりする。でもこの方向性はちいと望み薄というか、創作としてはアリだけど史実的根拠は特に無いわよねって感じ
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
レヒリング有翼弾はAPFSDSというよりAPHEFSDS……いやむしろドイツ的にはGrBeTSって感じなのですね(またぞろ勝手に架空の弾種略号を作る)
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
というわけて、独軍12.8cm砲とかマウスの武装は闇が深すぎるので迂闊に覗くのはやめよう、というお話でした
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
「戦車と闘う者は、その過程で自らも戦車と化す。おまえが長く砲口を覗くならば、砲口もまた等しくおまえを見返すのだ」 -121.92節
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
12.8/7.5cmおよび12.8/6.5cmと同じ段落内にSpgr. TS L/4.8なる弾があったらしい、直後に9.3kgと7.6kgであると書いてあるんだけど、どうにも自分のドイツ語力だと7.5cmが9.3kgで6.5cmが7.6kgだよ、と素直に取っていいのかわからん
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
とはいえPzgr. TSの弾芯が9.3kgでSpgr. TSは7.6kgだよ、では榴弾があまりにも軽すぎやしないかとも思うし
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
もしかしてだけど、通常の12.8cm PaK/KwK用榴弾って重軽2種類あったりしない?
えすだぶ@C97火曜日西2つ13a @FHSWman
SprgrTSは両手の指で足りないくらい試作されてて訳のわからない事になってるので、その、ええと……
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
43年11月3日にメッペンのクルップ射場で2号砲身による試射が行われて、このとき同時に12.8/10.5cmのPzgr.TSを試験したらしい?ただしこの試験でマズルブレーキとTSの相性の悪さが発覚し、4日後の7日にスコダへ装填補助腕付きを指示したものの分離装薬とすることが決まる?
JagdChiha〄C97大盛況御礼 @Jagdchiha
どう考えてもこれKwK44じゃなくPaK44、いやK44としての開発についての文脈ですよね まさか出てくるとは思わなかったしそれ以上に始めっからこの砲はTSを前提で作ってた可能性まで出てきちゃったぞ
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コメント

Hoehoe @baisetusai 2016年9月29日
IS-3が1000で喰えるのか
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