“軽犯罪多発都市”パリで犯罪に巻き込まれないために注意したいこと

Claude @mmeouioui

犯罪に巻き込まれた被害観光客の方をサポートしているうちに、あちこちの警察官とも顔なじみになり、いろんな話をする機会がたくさんあります。 その中には、犯罪から身を守る「合理的な小さな知恵」がいくつかあります。... fb.me/3vCkZvVBX

Claude @mmeouioui

窃盗団がマークする「日本女性の目印」とは。 これはまず服装がキレイなこと。 遠くからでも日本人のおしゃれで素敵な色使いは目立ちます。 パリジャンは意外に「ダーク系」の色しか着用しません。 これは昨今の軽犯罪の多発から身を守るための手段で目立つ色のものを身につけなくなったのです。

Claude @mmeouioui

まだパリが良き時代（ベルエポック）だったころは、華やかな、まさに「花」のような鮮やかな色の服を女性達は着たそうですが、いまそんな衣類を身につけていればあっという間に強盗のターゲットになります。 残念ながら現在のパリは「花の都」ではなく「軽犯罪多発都市」なのです。

Claude @mmeouioui

そして地下鉄やバスの中で目立つのが「女性のネイル」です。 ジェルネイルというおしゃれはパリではまったく一般的ではありません。 パリジャンはストレスの多い生活をしているせいか、かみ癖のある人が大変多く、爪はみな一様に「深爪」状態。

Claude @mmeouioui

そんな中で美しく装飾された「爪」は目立ちます。 これも「日本人」である目印のような役割を担っています。 ネイルのおしゃれをしてパリを歩くな。ではなく、 パリ旅行が決まったら、ネイルアートを少し控えめな、例えばストーン無しの単色など地味なカラーに塗り替えるのをお薦めします。

Claude @mmeouioui

まつげエクステや、つけまつげ、派手なお化粧も大変に目立つ「日本人の目印」です。 パリジェンヌはほとんど化粧をしません。口紅とアイラインがせいぜいです。 パリ旅行でおしゃれをしたい気持ちは分かります。でもそれが窃盗団からの「目印」になっていることを、どうぞ忘れないで欲しいと思います

Claude @mmeouioui

おしゃれをするなら「タクシーで移動する昼や夜のレストラン」と限定してみてください。 ささいな事ですが、これらは間違い無く犯罪に巻き込まれるリスク軽減に役立つ知恵です。

Claude @mmeouioui

日本国内にいるなら、犯罪とはまったく関係のないような小さな事ばかりですが、それらがここパリに置いては大変に目立つ、非日常的な装いであることを、どうぞご理解ください。パリで嫌な思いをしないために。犯罪に遭わないように。 それだけを強く願ってパリの個人ガイドはこれをツイートしています

Claude @mmeouioui

パリの犯罪事情はなかなか日本まで届かない。日本からのお客様達はみな一様に素晴らしい装丁の美しい写真満載のガイドブックをお持ちになるけれど、そこにパリの犯罪事情などひとつも載っていない。そんな情報はパリ旅行を推奨する素敵なガイドブックにそぐわないからだろう。物騒な情報を満載させて、

Claude @mmeouioui

無闇に「恐怖心」を煽ることは無い。しかし、或る程度「強盗・スリ・テロ」についての注意書きを必要であると、パリの個人ガイドは考えている。外務省も大使館も危険があれば注意喚起の情報を流しているけれど、はたしてどれだけの人が渡航前にそれらを読んでいるだろうか？

Claude @mmeouioui

パリの窃盗団は「外国人観光客」をターゲットにする。日本人だけではない。しかし、やはり日本人は狙いやすいから、どうしても被害遭遇率は上がってしまう。現金を持ち歩く習慣があり、新しいものが大好きで、かわいい文化とテクノロジーの最先端である先進国、それが外国人の認識する日本人である。

Claude @mmeouioui

おまけに危険＆保身意識が低いとくれば、狙われても仕方が無い。 窃盗団だって馬鹿じゃ無い。観光客と地元住民の見分けはキッチリ付いている。地下鉄の同じ車両に乗っていても、私はスリや強盗の被害にあったことはない。偶然隣りに乗り合わせた観光客がスリにあっているは何回かみたことがある。

Claude @mmeouioui

地下鉄のドア付近は大変に危険である。がやがやと女子中学生のようなグループが乗ってきたと思っているうちに、取り囲まれて財布を抜かれる。財布と抜かれた後、次の駅で突き飛ばされて地下鉄を下ろされてしまう。などのリスクがある。

Claude @mmeouioui

ハンドバックを握りしめること。財布を尻ポケットに入れぬ事。車内でぺちゃぺちゃお喋りに夢中にならぬこと。車内でキョロキョロしないこと。 そして地元住民が近くにいると、窃盗団は絶対にそこへは近寄らない。彼らはパリジャンヺ良く理解しているからである。

Claude @mmeouioui

パリジャンは現金を持ち歩かないし、ロマ（ジプシー）や諸外国からの不法移民たちに心底辟易としているから、スリ現場を押さえられたら、どんな目にあわされるか、よくわかっているのだ。だから、彼らは絶対に「パリ住人」には近寄らない。フランス人観光客には近寄ったとしても。

Claude @mmeouioui

ガイドを連れて歩くのは、パリ旅行の便利や愉快を手に入れられるだけでなく犯罪からも身を守る事に役立つのである。個人ガイドなんて！ と、仰る方もいるけれど、しかしガイドに支払う金額は、レストラン１回分程度の金額だ。 それで安心と安全が確保されるのなら決して贅沢な買い物では無いと思う。

Claude @mmeouioui

ガイドブックも「ここにいくとこれが安い！」などの「安い」だけの情報でなく、レストラン１回分の金額で一日ガイドを雇ってみたらどうだろう。くらい書いてもいいのじゃないかと、犯罪に遭った方達の事情聴取に呼び出されるたびに強く思って仕方が無いのである。営業みたいで気が引けるのですが。

Claude @mmeouioui

パリは美しく楽しく歴史のある魅力的な街です。パリをわざわざ選んできて下さる方達が、みな怖い思いや不安を持たずに、楽しい時間を過ごして下されば！と、パリのガイド達はみんなそう願っています。ですからどうぞみなさま地下鉄に乗車の際には「バッグを抱えて眼光鋭く！」でお願い致します。

Claude @mmeouioui

そしてもしもパリで犯罪に巻き込まれたら、必ず警察へ出向いて下さい。言葉ができない、ひとりでは心細いなら、私にすぐにメールを送って下さい。すぐに駆けつけて警察へ同行します。私たちガイドはそういったボランティアを無償で行っています。

Claude @mmeouioui

私は皆様を怖がらせるつもりなどありません。ただ日本人観光客の方にパリを楽しんで頂きたいだけです。 「いま自分は言葉と常識の通じない外国に居るのだ」という自覚を持ってパリを歩いて欲しいと思っているのです。言葉だけではありません。常識だって日本のそれはここパリでは通用しないのです。

siacarf @galabonbon

@mmeouioui メトロの駅で米国人老夫婦がスリの被害に遭うのを目の前で、まさに目の当たりにしました。 他にもヒヤッとすることが幾つかあり、旅行者が狙われることを実感しました。 地続きの欧州はEUになってから、より危ない気がします…

Claude @mmeouioui

@galabonbon そうです。狙われるのは日本人観光客だけでは有りません。ただ、ここにツイートしたような理由から日本人は狙われやすいのです。現金を持ち歩き、被害届を出さないからです。外国にいるのなら、外国旅行をしているのだ。という自覚が一番大事なのです。

siacarf @galabonbon

@mmeouioui 大人しそうな者から狙うみたいですね。子連れのアジア人はカモです、特に日本人は。何度もNon!と振り払いました。 日曜日のシャンゼリゼは徒党を組んだ若いスリが多数いて、本当に怖かったです。

Claude @mmeouioui

@galabonbon まさに仰る通りです。毅然とした態度で歩くこと、キョロキョロしない。人混みを歩くときには「左側通行！」これも大事なことです。右側通行の日本人は流れと反対方向を歩くので、やはりどうしても目立ってしまうのです。