- Eric_Ridel
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日本の企業報道が標榜する「客観報道」の」「客観」とは「個体差を排する」あるいは「誰がやっても同じ結果が出る」という意味です。
2010-12-11 00:33:48記者のみなさんは、この「客観報道」を蹴飛ばし、投げ飛ばし、ねじ伏せ、拒絶せなばなりません。絞め殺さねばなりません。「誰が書いても同じ」記事など、死滅してよいのです。「あなたがいなければ、この世に存在しなかった記事」を書いてください。
2010-12-11 00:35:48そういう意味で「客観報道」は「記者クラブ制度」とシャム双生児のように分離一体のペアだということにお気づきでしょうか。「誰が書いても同じ」という記事を大量生産するために用意されたシステムが記者クラブだといえます。
2010-12-11 00:36:58記者クラブ制度は、日刊紙、日刊テレビの絞めきりスケジュールの制約下、情報を流すために「記者の個性」という質を犠牲にした速報のためのシステムでした。つまり「官庁ー報道」の利益共同システムだった。それが肥大化、膨張し、権益保護の要塞になっているのです。
2010-12-11 00:40:20企業マスコミが「誰が書いても同じ記事」=客観主義記事をありがたがるのは、時間の制約の中で、工場の組み立てラインの工員のように記者を扱っても、記事が成立するように、そうなっているのです。
2010-12-11 00:42:00ですから、絞めきりの制約がやや緩い週刊誌は、日刊のスケジュールに縛られないから、記者クラブはあまり役に立ちません。不要なのです。ですから、彼らは記者クラブにどうしても入れろと主張する根拠がない。で言いません。言わないでしょ?
2010-12-11 00:43:25なお「客観報道主義」は「偏向」の反対語ではありません。朝日、産経、読賣など多くの日本の日刊紙が「誰が書いても同じ」記事で紙面を埋めつつ、偏向しています。
2010-12-11 00:46:22きょうの朝日夕刊一面の辻元清美や加藤紘一の記事を読んでください。この記事の描写は「誰が書いても同じ」「誰もが同意/合意する範囲」で書かれています。しかし辻本や加藤を一面でヨイショする「ニュース選択の価値基準」がすでに偏向しています。わかりますか?「客観主義」かつ「偏向」している。
2010-12-11 00:49:39