
『「残忍なように見えるイスラム国を作って、テロとの戦いをずっと続けたい」。これが米国の本音』:西谷文和氏ツイートまとめ
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hijijikiki
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そもそも総研 ジャーナリスト 西谷文和氏 空爆の背景には「戦争ビジネス」。 テロとの闘いをしたいというふうに、アメリカもフランスもどこかで思っているのではないか? pic.twitter.com/aWPHrUAJAC
2015-11-19 23:23:41


そもそも総研 ジャーナリスト 西谷文和氏 全然人気のなかったフランス製の「戦闘機ラファール」が、空爆を始めて売れ出したとか。 pic.twitter.com/DdiCkPkwpE
2015-11-19 23:24:49


そもそも総研 ジャーナリスト 西谷文和氏 日本がテロに巻き込まれないために。例えばシリア難民キャンプなどに人道支援をしているのだというメッセージを流すことで、テロのターゲットの順位を下げることは出来ると思う。 pic.twitter.com/KSnt5U6yqD
2015-11-19 23:28:08




CNNは先ほどから「ISの次の標的はニューヨークだ」と、アメリカ人の恐怖を煽るような報道を続けている。これで米国の空爆はずっと続くし、次の大統領選挙にも影響する。共和党の候補が勝てば(というかサンダース以外なら誰でも)戦争が拡大されていくだろう。日本は「金も人も出せ」と迫られる
2015-11-19 23:46:46
朝日新聞の川上氏も指摘していたが、どうも「首謀者」のアバウドが唐突に出てきてすぐに射殺されたのが腑に落ちない。殺さずに取り調べるべき。これでは事件の真相が見えない。ケネディー暗殺直後の「犯人」とされたオズワルドのようだ。事件後オランドはすぐに空爆を強化した。軍産複合体はぼろ儲け
2015-11-21 13:40:00
1963年のケネディー暗殺は、今では「犯人はオズワルドではない」ことはわかっている。「誰がやったのか」は不明。当時、ケネディーはベトナム戦争を終わらせようとしていた。暗殺のため副大統領のジョンソンが大統領に。ジョンソンはベトナム戦争を拡大した。ベトナムでは10年以上戦争が続いた
2015-11-21 13:43:15
ベトナム戦争の拡大は、トンキン湾事件であった。しかし今ではトンキン湾事件は、米軍のやらせだったことが判明している。湾岸戦争直前の「少女ナイラの証言」はウソだった。油まみれの水鳥の写真もウソ。イラク戦争でのブッシュ発言「イラクは大量破壊兵器を持っている」もウソ。戦争はウソで始まる
2015-11-21 13:46:12
2011年にパキスタンに行った。ビンラディンが殺されたのはパキの高級住宅地で、アフガンの洞窟ではなかった。殺害現場を取材しようとしたら、パキの秘密警察に捕まり、長時間の尋問の後、すべての写真と映像を奪われた。ビンラディンの遺体はインド洋に沈められた。イスラムでは土葬なのに
2015-11-21 13:48:52
「恐怖につけ込んだ軍事拡張」は、いつの時代でも起こりうる。日本では「北朝鮮が攻めてくるぞ」が典型か?そうなればメディアは落ち着かず、恐怖を煽る。ロシア旅客機、ベイルート、パリ、そしてアフリカのマリと連続してテロが発生。「ISを空爆するからこうなった」のだ。落ち着いた報道を望む
2015-11-21 13:53:23
クルドのペシュメルガ、女性兵士の訓練所で。18歳から30歳までの女性兵士がここで訓練し、前線にも行く。戦争だけではなく、DVから逃げてきた女性たちのシェルターにも行くし、孤児院の警備もする。でも「兵士でなくてもいいのにな」と感じる pic.twitter.com/jzltR2JF5X
2015-11-23 15:23:50

イラク取材で見えてきたもの。その1。やはり石油。キルクーク周辺の重要な石油施設は、ほぼ全てクルドの手中に。表向きはクルド自治政府が運営しているが、裏では欧米ロシアの石油資本。この構図は2003年のイラク戦争から変わらない。フセイン打倒でこうなるのは必然。
2015-11-24 16:49:17
イラク取材で見えてきたもの、その2。なぜモスルが陥落しないのか?クルドから見れば、モスルはアラブ地域。ISから奪還しても、そこはイラク中央政府の支配になる。シンジャルはクルドなので、ペシュメルガは「シンジャルだけ」陥落させた。ではなぜイラク政府はモスルを奪わないか?
2015-11-24 16:51:19
その2続き。イラク中央政府はシーア派主体なので、スンニ派主体のモスルを攻撃してきた。表向きはそんなモスルを安定させる気はない。しかし裏では…。「欧米の意向」があると感じる。モスルを陥落させれば「本当にISが弱ってしまう」→すると空爆の口実がなくなってしまう→テロとの戦いができない
2015-11-24 16:53:55
その3。空爆すれば街が破壊される、当然「復興費」が世界中から集まる。その金で欧米のゼネコンが街を作り変える。石油、武器、ゼネコンなどの背後には金融資本がいる。スクラップアンドビルドの典型が戦争。
2015-11-24 16:55:46
少し教養のあるイラク人は、こう言う。「アメリカが本気になれば24時間でISは壊滅できる。やらないのはISをダシにして戦争したいからだ」と。結果、アレッポやラッカ、モスル、ファルージャなどの一般市民は塗炭の苦しみに喘いでいる。私たちはIS問題の本質を見抜かねばならない
2015-11-24 16:59:17
ISの原理主義が問題とすれば、一番の「イスラム原理主義者」はサウド王家である。彼らはISに金をつぎ込んできた。しかしサウド王家は非難されない。なぜか?世界中の武器をサウド家が買ってくれるからだ。武器輸出世界一は米国、サウジは常に世界有数の武器輸入国。湾岸王国も犯罪的なのだ。
2015-11-24 17:03:53
ペシャメルガ基地の取材許可が出た。司令官にインタビュー。ここには米、英、仏、独、伊、露など様々な国から武器が入ってくる。今一番力を入れているのが、ISの仕掛爆弾対策、とのこと pic.twitter.com/nqucRlBVCJ
2015-11-25 00:40:14

日本でもニュースになっていると思うが、トルコがロシアの戦闘機を撃墜した。ロシアがIS だけでなく自由シリア軍支配地域も空爆していることに、トルコが業を煮やしてやってしまったのだろう。トルコは「緊急NATO会議」を要求している。ロシアは「トルコ領内に侵入していない」と言うのだが…
2015-11-25 03:27:35
シリア内戦を国際社会が放置してきた、そのツケが今、回ってきている。ロシアとトルコは敵対関係にあるし、双方が戦うと一大事。今までは自由シリア軍、アサド軍とISという、いわば「子どもの戦争」が、「本当の世界大戦」になってしまう。エルドガンとプーチンは落ち着いて相手の言い分を聞くべき
2015-11-25 03:35:11
ロシアとトルコの直接対決だけは避けなければならない。これはほんまにシャレにならない。アサド軍と自由シリア軍の内戦ももちろんシャレにならないが、規模も次元も意味も違う。セルビアの青年がオーストリア皇太子を射殺したという「小さな事件」で第1次世界大戦が勃発。その教訓を忘れてはならない
2015-11-25 03:40:47
一昨日のCNNは(スレマニのホテルではなぜかCNNと地元放送しか映らない)、なぜ仏でテロが起きたかについて論じていた。「仏のムスリム人口は7〜8%。しかし刑務所内のムスリムは70%」「仏のムスリムはアルジェリア、モロッコなどからのアラブ系。英はバングラ、パキスタンなどアジア系」
2015-11-26 13:11:12
つまり「仏のムスリムは同じアラブなので、シリアやイラクに参戦して戦う人が多い。対して英はムスリムではあるがアジア系なので、イラクやシリアに行く人が少ない」という解説。確かにムスリムの犯罪率が高いのは、相対的に貧困で差別されているからだろう。しかし根本的な原因が抜けているのでは?
2015-11-26 13:14:26