審神者アーチャーさんまとめ

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャーと刀剣男子たちで一番やりたいのは、「刀にだって心はあるんですよ！？」と刀たちに抗議されてものすごく驚いた顔で「そうか。剣に心はあってはいけないものだと思ってた。すまなかった」って素直にヒト扱いされるようになって「あ、あれ……？」ってなる刀たちと心無いアーチャー

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャーは刀より刀らしく無心に歴史改竄者を破滅させていくのだけど、完全に作業体制なのが本丸に戻ってみんなのご飯を作る時だけは幸せそうにしてるのを徐々に知られて刀たちに「悪い奴じゃない」ってうんうん頷かれればいいよ。

水智 / misat* @misatSky

@isyutamu その場合は刀達をヒト扱いし始める癖に、アーチャーは自分自身をヒト扱いはしないっぽいですねーふふふ(*´艸｀)

戚　泰継 @isyutamu

@misatSky 勿論ですとも。暴れて手入れが必要な刀たちには率先して受けさせるくせに自分は後回しで片付けとかにはいっちゃうの。主も手当てして！ってみんなから言われても大丈夫死なない死なないっていう。

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャーは刀たちと一緒に出撃して同じくらい敵を屠るんだけど、疲労度で言うとMAXだし中傷どころか重傷なのにそれでも出撃しようとして「主はヒトだろうがー！」って皆に止められても「ヒトじゃない。もう」とか言い放って黙り込んだ周囲を振り切って武装つけて「行くぞ」って言う審神者

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャー。ある日突然ピンチに陥り、刀たちもほぼ大破状態でもはや全滅もかくやという状況でUBW展開。無数の贋作たちに囲まれて唖然とする刀たちを守るために一歩踏み出し、「改竄する覚悟があるなら、殲滅される覚悟もあるな？」と守護者全面に押し出して一人見敵必殺開始。

戚　泰継 @isyutamu

その後どうにか勝利し本丸に帰ってきて刀たちを手入れに行かせて留守番組からの引き継ぎと簡単な指示を出したところで突如倒れこむ審神者アーチャー。魔力切れで床についてしまい丸一日意識不明になって慌てる刀たち。戻ってきた刀たちもおろおろと布団を囲んで皆で見守る。

戚　泰継 @isyutamu

ようやく目を覚ましたら全員に囲まれてて流石にぎょっとする審神者アーチャー。「迷惑をかけた、皆通常業務に戻るように。私もすぐ支度をする」とかぎしぎし起き上がろうとしたら小太刀たちに「主が死んじゃうかと思ったー！」と泣きつかれ、脇差とか太刀には「安静にしてくれ」って言われるし

戚　泰継 @isyutamu

爺刀たちにも「生き急ぐでないわ小童が」とか「小太刀たちをまた泣かすつもりか？少しは周りを見ると言う事を覚えなさい」とか言われて、薙刀たちには無言で「寝ろ」と睨まれる。そんな審神者アーチャー。でも起きるんだけど。「これは仕事だ。動けるうちはこなすのが私の存在意義だろう」

戚　泰継 @isyutamu

「主は刀ではなくて人なのだから、命を大事にしなさい」って言われてもきょとんとした顔で「私は最早人ではないのだから、その心配は的外れだ」とかいいそう審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

「人のように扱う必要なんかないんだぞ。私は人の紛い物なんだから」ってどこぞの贋作がﾋｨってなりそうなことを大真面目に言い放つ審神者にこれあかんこれダメ誰かー！ってなってる刀たち。「使い潰されるのが審神者の役目だ。さあ、早く次の戦場へ行かねば」ってボロボロの体で起き上がってくる。

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャーの話。やりたいのは「主はどうして刀に心がないと思ったの？」「私がそうだから」「主は刀なの？」「私は剣でできていた」という淡々とした短刀との会話。もう少し我の強い太刀以上になると、人の手にあって使われることしかできなかった過去を思い出してアーチャーに「折角人間なのに

戚　泰継 @isyutamu

なぜそれを活用しない！」と激怒されそう。「私は人間の器を持っているが中には何も残らなかったのだ。期待に添えず悪いが、そういうものがほしいなら政府に掛け合ってくれ」とか箸にも引っかからない感じ。

戚　泰継 @isyutamu

審神者アーチャーが出撃の度に怪我をして帰ってくるので主は部屋の中でお仕事しててくださいって軟禁されて、逃げ出さないように五虎の虎たちと鳴狐の狐とかその辺の小鳥とかが放り込まれてひざとか肩の上にお座りして立ち上がるのを阻止する図が見たい

戚　泰継 @isyutamu

爺刀たちにこれこれって手招きされて「主よ、お主頑張り屋さんじゃのう」とか言われて頭なでなでされて「良い子。良い子」ってされるといいわ審神者アーチャー。黙って撫でられるけど、手が離れたらふいっとそのまま出かけちゃう。でもちょっと嬉しかったのでその日の晩御飯が豪勢になります。老人向け

戚　泰継 @isyutamu

多分審神者アーチャーは狐とか虎とかからめためたに好かれて歩いてるとズボンのすそ噛んでひっぱられてる。それを引きずりながら歩くので動物たちから遊んでくれてると思われてる。何も知らない新米の刀はそれを見てぎょっと二度見する。

戚　泰継 @isyutamu

・三日月が来たよ 「お前が三日月宗近か」 「よろしくな主よ」 「ふむ、美しいな」 「ははは、もっと褒めてもよいぞ」 相手の反応を待たずに、審神者は徐に相手が下げていた刀を抜き放ち、己の腕へと滑らせた。 「素晴らしい切れ味だ」 流れ落ちる赤を刃に滑らせて男は笑う #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

審神者は眠らない。刀達がそれに気づいたのは随分と後になってからだった。 何せ皆慣れぬ人の身を得てからというもの、その不具合に引きずられて眠りの淵から逃れられなかったのだ。 夜更かし、などという楽しみを経て機会を得たのは、大太刀も揃おうかという頃の話。 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

「主、まだ起きていたのか」 「石切丸か。お前も早く寝ろ」 とん、と書類を整える審神者の姿勢は美しい。こと現代において正座などと礼儀作法は随分と廃れたものだったが、この男の立ち居振る舞いはとても美しかった。 「私もそろそろ休むよ。主も寝なさい」 「私は仕事だ」 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

振り返りもしない審神者の傍らには、うず高く積み上げられた書類の山がある。また他所の本丸から仕事を押し付けられたのだろうか、溜息をつくと石切丸は審神者の部屋へ入り、布団が入っているだろう押入れを開いた。 「おや」 そこにあるはずの物が、どこにも見当たらなかった。 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

「主、布団はどこに仕舞ってるのかな？」 石切丸が肩越しに問いかけても、審神者の手は止まらない。 「必要なら布団部屋から持っていけ。ここにはない」 「ない？」 はて、と石切丸は首を傾げた。 「主の布団は？」 「私は寝ないから必要ないだろう」 さらさらと筆が走る。 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

うん、と石切丸は腕を組んだ。 これはいけない。なんだかとてもいけないことを聞いた気がする。 主の布団がない。聞けば寝ないから持ってないという。つまり今の今まで主は睡眠らしい睡眠つまり休息をとっていなかったということだ。よし。 「招集だ」 直後、法螺貝が鳴った。 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

「こんな時間に出陣とかお肌荒れちゃうじゃん何事！？」 半ば寝巻のまま突撃してきた加州清光を始めとする刀達を前に、審神者は怪訝そうな顔をした。 法螺貝を鳴らしたのは彼ではなく、その背後で仁王立ちしている石切丸だからだ。 「悪いね」 全く悪びれずに石切丸は笑った。 #審神者アーチャー

戚　泰継 @isyutamu

そしてここから怒涛の勢いで石切丸さんによる　#審神者アーチャー　をいかにして休ませるか今までどれだけ休んでいなかったかという大演説が始まるわけだけど眠くなってきた

戚　泰継 @isyutamu

「ジリ貧だな」 口の中に溜まった血混じりの唾を吐き捨て、一期一振は刀の血を振い落した。 我らも敵も刀の付喪神にすぎない筈なのに、まるで人のように赤く汚れるこの有様は何なのだろう。半ば現実逃避的にそんなことを考え覚悟を決めかけたところで、審神者が敵の前に立った。 #審神者アーチャー