- tiger_lingon
- 3589
- 1
- 0
- 0
初霜が不知火のこと好きで告白したんだけど、不知火は好きっていう感情が分からなくって、まぁ、いいか、ぐらいの気持ちで付き合い始めるんだけど
2014-10-21 22:57:25最初の内は恋人ごっこのようなことをしているんだけど、初霜も、不知火が自分のことを好きじゃないことに気づき初めてよそよそしくなって
2014-10-21 23:00:09好きという感情だけでなく他の感情も理解できていない不知火は、なんで急に初霜がよそよそしくなったのかもわからず、ただ隣にいて話に相槌を打つだけの毎日が続く
2014-10-21 23:02:27自分に何の興味もずっと持たない不知火を相手に、付き合っているのに常に一方通行であることに苦しみ、限界を超える寸前で、初霜は不知火に別れを切り出すんだ。その時、笑顔なのに流れる一筋の涙
2014-10-21 23:05:05笑っているのに泣くなんて訳が分からない。そう思うのに胸のあたりが苦しくて。 それからは、いつも隣にいた筈の初霜がいないという現実に、自分が気づかない内に心が追いついてなくて
2014-10-21 23:08:43付き合う前に戻っただけなのに違和感に慣れなくて、ふっと外を見たら、以前、初霜と二人で座って話した小さな岩があって。あー、前にあそこで話したなぁと思い出に浸るようになる
2014-10-21 23:12:16でもいくらそんなこと思っても、初霜と2人だけであの場所で話すことはもうないんだということに気づいて、胸のあたりがちくっとして。
2014-10-21 23:15:18「不知火さん!今日はポッキーの日というものらしいですよ!!ポッキーゲームというものをやってみましょう」「は、はぁ…(なんですか、キスしたいならしたいってそう言ってくれればいいのに)」なぜか初霜の手からポッキーを渡されて、ははぁ、自分からか…とか思ってたら初霜もポッキー持ってて
2014-11-11 20:27:32友人が昨日かいてくれたぬい霜でっす!!!!!友人ありがとう!!!! pic.twitter.com/8XafE7wcJI
2014-11-14 20:40:12初霜と不知火が2人で食事してたときに初霜が何気なく「これ好きなんですよね~」みたいな話をしたら、不知火がちょっと考えてから「はい」って言ってその初霜の好きだって言ったおかずをあげるの。初霜がきょとんとして「なんで?」って訊くと「あまり得意ではないので」って返されて
2014-11-23 21:03:46でも実はそんなことなくって、不知火なりの好意だったんだけどそれに気づかない初霜が「ありがとうございます。でもちゃんと食べなきゃだめですよ、私たち戦闘員は体が資本なんですから」って返されるそんなお話
2014-11-23 21:05:38部屋で一緒にテレビ見てたら初霜がそわそわし始めたんで、どうしたんだろうなーって思ってたら突然中指を甘噛みされて、「ちょっ、なにすんですか」って初霜に視線やったら頬赤く染めてて、明日早くから出撃なんだよなーと思いつつも「今日は寝かせませんからね?」って中指舐めていう不知火ください
2014-12-13 18:39:42ぬい霜のクリスマスってあれでしょ、イルミネーション見て楽しそうにはしゃぐ初霜をよそに不知火があんまり楽しそうじゃなくて「どうしたんですか?」って聞かれた不知火が「初霜さんは不知火よりもイルミネーションの方がお好きですか」とか言っていきなり初霜の手を握るくらいしか浮かばない
2014-12-14 23:23:18煙草吸ってる不知火とキスをするとものすごく苦くて。味もだけど煙草自体が嫌いな初霜が、吸う理由として「口寂しい」と言った不知火の口に、これで我慢してください、って言ってロリポップ押し込む
2014-12-18 23:07:16口の中に押し込まれたロリポップを舐めながら、甘いなぁって感じるんだけど、初霜とのキスはもっと甘かったなぁって思い出してほんのちょっとだけニヤッとする不知火
2014-12-18 23:17:40食堂で鎮守府全体のクリスマス会をしてたんだけど、クリスマスケーキを食べた不知火が、クリームの甘さに顔をしかめて「甘い…」って呟くんだけど、初霜が「そうですか?私好きなんですけど」って言って。そういえばよく甘いもの食べてるなぁ、ということを思い出す
2014-12-24 23:05:26不知火は(ああ、なるほど。だから初霜さんは甘いんですね)と心の中で呟いて少しだけにやっとしながら唇を舐める。「よかったら不知火の分もどうぞ」と言って差し出していたケーキを幸せそうに頬張る初霜を見て、自分も少しだけ幸せな気分になって
2014-12-24 23:08:44