226事件タイムライン

226事件タイムライン。(迫水超重要。)
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菅野完 @noiehoie

ちょうどいまごろ、岡田啓介が私邸に戻った頃か。 事件後24時間以上、岡田は官邸内某室に隠れていた。救出するため、迫水は、岡田の私邸につめかけた弔問客の中から岡田と同年代の高齢者ばかり20人ほど集めて、官邸の中に入れた。 で、その弔問客の退出の波にまぎれて、岡田を脱出させた

2015-02-27 19:23:51
菅野完 @noiehoie

迫水の策謀は芸がこまかい。 弔問客が退出する列の中に岡田を紛れさせる。さらに病人を装わせた。で、退出しながら迫水は岡田を抱きかかえつつ「こら!だから言ったろう!年寄りがあんな屍体をみるなと。案の定、気分がわるくなったろう?」と小突きながら退出したそうだ。 まるで勧進帳だな。

2015-02-27 19:28:08
菅野完 @noiehoie

かくて、岡田は私邸に落ち延びた。 岡田が参内し謁を賜るのは翌28日。 迫水はよほどこの「混じらせてごまかす」という策謀が気に入ったのだろう。彼はこの策謀をもう一度昭和20年8月に実行する。 こんど落ち延びさせるのは、首相ではない。「戦中に軍部に供出された貴金属」だが。。。

2015-02-27 19:34:57
菅野完 @noiehoie

昭和11年に首相の身柄を落ち延びさせた迫水は、昭和20年に「軍部が貯めた貴金属」を落ち延びさせ、有り体にいえば、それをネコババしちゃう。 当然、莫大すぎるほどの財産となった。 この財産は後年、日本の裏社会を支え、迫水と組んだ三浦義一は後年、「室町将軍」とまで呼ばれるようになる

2015-02-27 19:38:35
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