宇野常寛氏の2月27日ツィート(電子書籍版の誤字脱字修正問題について)をまとめてみました
本の出版時に潰しきれなかった誤字脱字を、電子書籍版だけでもいいから修正してくれるようにお願いしたらコストを理由に断わられて、愕然としている、なう。
2015-02-27 19:33:11誤字脱字は著者である僕と同じくらい、編集サイドの責任でもあるはずなんだけど、このへんの感覚はどうなっているんだろう。本当に信じられない。そもそもこれじゃ、なんのための電子書籍かわからない。
2015-02-27 19:34:23読者に誤記をそのまま提供して、それが修正可能な電子書籍であるにもかかわらず放置する。仕事相手=僕はもちろん、読者に対して失礼だと思わないんだろうか。職業倫理はどうなっているんた!?
2015-02-27 19:38:16僕がPLANETSのメルマガやネット記事の誤字脱字を見つけたら、すぐにスタッフに対応させる。スタッフの手があいてないときは自分で直してきた。しかし、この出版社は「電子書籍担当スタッフが忙しいので」できないのだそうだ。まったく、仕事を馬鹿にしてる。
2015-02-27 19:42:19ちなみに一冊の本の定価のうち、著者の印税は1割。本屋と取り次ぎが大体3割と1割。残りの5割は出版社の取り分になる。これで電子書籍の誤字脱字の修正がコストの問題でできないのだそうだ。 仕事舐めすぎじゃね?
2015-02-27 19:48:56コストカットは大事だけど、読者や著者に割を食わせるコストカットは職業倫理的にアウトだろ。なんでそんなことがわからないんだ? てか、リストラしたほうがいい編集とかたくさんいるだろうに。業界飲みばかり顔出して、ロクに本も作らないようなのが。
2015-02-27 20:00:32しかし恐ろしいのは、これって現場の担当スタッフの問題ではなくて(むしろ彼は非常に好意的だ)マジに会社がそういう内規になってるっぽいところなんだよな、、、、。本当にこの業界、末期症状だ。
2015-02-27 20:23:32いろいろ考えたけど、今年は自社出版をがんばろうと思った。もちろん、メインは紙じゃない。一冊一冊、内容にも装丁にもこだわって、点数も絞ってじっくり宣伝する。価格はその分高くなるけど、仕方ない。若者向けにどうしても価格を抑えたいときはクラウドファンディングに賭ける。
2015-02-28 10:53:48