【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ開設してみようというコーナー。第47話「逆境の流軍」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」26】 そして、徐州の玄徳のもとに、呂布からの使者が到着します。受け入れてくれるかという打診にたいし、関羽と張飛は、即座に反対します。呂布なんか国に入れたら何をされるかわからないと。

2015-03-17 18:30:01
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」27】 しかし、玄徳は、何か運命のようなものを感じるといいます。徐州に曹操の軍が攻めてきた時に、呂布が曹操の空にした兗州を攻撃したから、曹操の軍が引き揚げたと言います。もし、あれがなかったら、兗州は滅んでいたでしょう。

2015-03-17 18:31:33
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」28】 曹操が怒りに任せて大軍で兗州を攻めた時、玄徳以外は勝ち目はないと見て見捨てた経緯があります。玄徳がわずか5千の援軍で駆けつけたとはいえ、勝てる戦ではなかったわけです。義によって動きますが、その辺の状況分析はできていたようで。

2015-03-17 18:33:21
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」29】 関羽は呂布の人間性に疑問を呈し、張飛は絶対反対を唱えます。しかし、玄徳は温かく迎えてやるつもりだと二人の義弟の意見を抑えます。後の結果を知る私たちとすれば、なんとお人好しのことよ、と思いますが、これが玄徳なのです。

2015-03-17 18:35:02
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」30】 玄徳の受け入れ受諾を半信半疑の思いで聞いた呂布は、兗州に向け軍勢を進めます。玄徳は、城門まで出て、呂布を出迎えます。領主がここまで礼を尽くして出迎えるのは異例です。しかも呂布は敗軍の将。

2015-03-17 18:36:59
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」31】 玄徳は、呂布の武勇を尊敬し、今の逆境に同情していると言い、呂布を迎え入れます。人のいい大将だと、張飛は面白くない顔です。さっそく、呂布を歓迎する宴会が始まりました。

2015-03-17 18:38:31
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」32】 酒が入って気が大きくなったのでしょうか。呂布の態度がだんだん大きくなります。自分のおかげで玄徳が徐州の太守となったかのような恩着せがましい言い草をします。さすがに張飛はこの発言を見逃せず、酒盃を投げつけ呂布に物申しに出ます。

2015-03-17 18:40:22
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」33】 玄徳は、呂布のおかげで徐州の太守になったのではく、徐州の太守に請われてなったのだと。これ以上、でかい態度をとると俺が許さぬと剣を抜きます。慌てて止めに入る玄徳と関羽。招かねざる客だと叫ぶ張飛を関羽は無理矢理退場させます。

2015-03-17 18:42:18
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」34】 呂布も気まずいと思ったのか神妙な顔になります。玄徳は張飛が酒乱の気があるとして詫びをいれます。呂布も笑って許すことで、この場は収まりました。

2015-03-17 18:43:53
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【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」35】 こうして、玄徳の好意により、呂布は徐州の小沛(しょうはい)で落ち着くことになりました。これが吉と出るか凶とでるか、この時点では、誰にもわかりません。

2015-03-17 18:46:44
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座47「逆境の流軍」36】 敵の敵は味方、敵味方の関係が複雑に入れ替わるので、話の時点での人間関係を押さえるのが難しい時機ですが、今後、劉備・呂布・曹操の関係性がどう変わっていくのかを把握しながら読み込んでいくといいでしょう。 今回はここまで。

2015-03-17 18:50:32