@GoITO んーでも80年代の文化状況を「ファン主導」ってのは無理があると思うよ、少なくともマンガは。アニメ誌なんかはつくり手とファンが(少なくとも86年くらいまでは)直結してたけど、マンガはむしろサブカル誌全盛だったおかげで80年代には書き手のプロ化が進んでたと思う。
2015-03-19 01:11:01@smallboxman 富澤雅彦はむしろ「ファンであること」を自認していた書き手であるように、あるいはロッキンオンがそうであったように、「ファン」と「プロ」の垣根が曖昧になっていった時代といったほうがしっくりくる。そのなかでプロ化したマンガ言説の書き手といえば……大塚英志か。
2015-03-19 01:14:47@smallboxman マンガを軸に据えた書き手っていうと大塚英志以外に誰? と。村雨ケンジにしても、エンドウユイチにしても、マンガに軸足を置く書く書き手だったかといえばどうなのと。
2015-03-19 01:16:58@GoITO というか「ファンであること」の自認なら中島梓や村上さんもしてたし、米澤さんもそうなわけだけど、一般雑誌媒体でのマンガ欄や特集が当たり前になったおかげで彼らが軒並み書き手としてプロ化した。
2015-03-19 01:18:59@smallboxman プロであることとファンであることが背反しなくなったのが7~80年代の変化だったととらえているので。今度こそ寝ますので……いや本当まじで。
2015-03-19 01:29:25ぱふとCOMICBOXのみからマンガ批評に関する80年代の文化状況を見るのはどう考えても無茶だと思うが。
2015-03-19 01:29:27伊藤さんの論点は全然わからん。マンガ批評においてプロであることとファンであることは今現在も全然背反してると思うんだが。そもそも「ぼくら語り」的な言説のあり方のはらむ問題のひとつは立場的に「プロ」になってるのに「ファン」として語ろうとしてしまうことにあると思う。
2015-03-19 01:46:48新聞だの週刊誌だのでマンガ評書いてるひとが「ファン」というか一般読者と同じ立場なわけはないんで、そこ混同したり無自覚だったりするのは単に書き手としてよくないと思うが。
2015-03-19 01:56:20大塚って編集や原作で「マンガの現在」に深くコミットするという70年代のマンガ批評のあり方を維持しつつ、一方でニューアカに乗っかってマンガ論を批評論壇の文脈に接続しようともしたひとで、ゼロ年代批評にというか、あずまんに大きな影響を与えたのもなるほどって感じだよな。
2015-03-19 01:18:17