- shiro_mkgr
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「私の事は捨て置いてください」敵は多数。彼らだけならきっとどうにかなる。私を捨て置きさえすれば。傷口は痛み、脂汗と冷や汗が顔ににじみ出る。それでも笑えば「馬鹿野郎!好きな女一人守れねぇでどうすんだよ!絶対勝ってやるから…だから、少し待ってろ」「…はい」 #とうらぶプラス 兼さん
2015-03-08 10:14:29「…派手にやられたな」「三日月様」全身に包帯を巻かれ布団で横になる主。起きあがろうしたためそれを制止する。「無理をするな」「申し訳ありません…」いつもより小さく見える主。「…皆、心配している、早くよくなれ」「はい」握った手はいつもより冷たかった #とうらぶプラス 心配する三日月
2015-03-08 13:07:48「お目覚めですか、主」「はい、あの、これは?」枕元に折り鶴が置いてあった。長谷部様にお聞きすれば「短刀たちからです…それから」長谷部様がちらりと障子の方を見るので、私も見れば心配そうに障子の間からこちらを見る短刀たちの姿が。「…早く、良くならねばいけませんね」 #とうらぶプラス
2015-03-08 15:34:05「わあ…」私の好物ばかりが並んだ膳「食べれそう?」「はい、ありがとうございます」「ああ、それから」運んできてくださった光忠様は少し悪戯っぽく笑う「今日の料理は石切丸さんと太郎太刀君が加持祈祷してたからいつもより色々すごいかも」「…ありがたく頂戴いたします」 #とうらぶプラス
2015-03-08 17:42:54「いただきま「主!」」ご飯を食べようとすれば勢いよく開けられた障子。「俺も君と一緒に食べても良いか?なんなら食べさせようか?」自分の膳を持ち私の枕元に座った鶴丸様。「いえ、大丈夫です、自分で食べれます…一緒にいてくださるだけで嬉しいです」「こいつは驚いたぜ」 #とうらぶプラス
2015-03-08 17:44:03「大将ー、包帯替えに来たぜ」「ありがとうございます」「じゃ、背中は任せろ」既に上半身に巻いてあった包帯をとり「染みるぜ、我慢してくれ」「っう…!」薬をつければ大将の細い肩がはねる。包帯を巻き「よく我慢できたな、偉い偉い」ぽんぽんと大将の頭を撫でてやる。 #とうらぶプラス 薬研君と
2015-03-08 22:35:07苦しそうに眠る主。傷が痛むのか酷く汗をかいている。「復讐をしてくるよ」闇に紛れ主をこんなに傷つけた奴らを殺そう。「ダメ…」「!」「貴方が傷ついてしてしまうかもしれない…そんなのダメ」「でも…」「お願い…」僕の服を掴んだ貴方の手は小刻みに震えていた。 #とうらぶプラス 小夜君と
2015-03-09 00:11:33