北海道の食品通販サイト、ホワイトフードのI131汚染地図:チェルノブイリ事故後のベラルーシとの比較
- parasite2006
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(↑このまとめの本筋からは少し離れますが、上のツイートで引用したベラルーシの州別の小児甲状腺癌の発生率の表にはもう一つの見どころがあります。ベラルーシで最も放射性ヨウ素による汚染が深刻で、小児甲状腺癌の発生率も飛び抜けて高かった南東部のゴメリ州の北隣にあるモギリョフ州と西隣のブレスト州は、甲状腺線量の平均値ではそれほど差がないのに小児甲状腺癌の発生率には大きな差がついています。その理由は下のまとめでご覧いただけます↓)
北海道の食品通販サイト、ホワイトフードは米国エネルギー省の土壌試料中の測定値1.usa.gov/1GFDQXT の中の土を掘った深さの記録がなかったり、あっても深さがまちまちなBq/kg単位のI131測定値を一律に地図化bit.ly/1I12gux
2015-11-19 22:44:10土壌試料採取の際に土を掘った深さが浅いほど、単位重量あたりの測定値は大きく出てしまいます。掘った深さが違う土壌の測定値は、深さを揃えてからでないと意味のある比較ができません。また深さをIAEAの標準法の5 cmに揃えて初めて単位面積あたりの沈着量への換算ができます。
2015-11-19 22:49:34米国エネルギー省の土壌試料中のI131測定値1.usa.gov/1GFDQXT のうち、2011年4月7日に日本政府(GOJ)が採取した試料と2011年3月15日-4月10日に米国国防省(DOD、実態は米海軍)が採取した試料は掘った深さの記録がなく比較には使えません
2015-11-19 23:01:09米国エネルギー省の土壌試料中のI131測定値1.usa.gov/1GFDQXT のうち、読む意味があるのは、掘った深さの記録があるこの表に載せてあるものだけですpic.twitter.com/HA846A88pA
2015-11-19 23:02:40まとめ公開後の追加
ベラルーシ国内で甲状腺等価線量の平均値が最高のゴメリ州と最低のヴィテブスク州の1986-2005年の甲状腺癌の年齢別罹患率(年齢は手術時)。後者は震災前の日本pic.twitter.com/yiG17038lV とも対応 pic.twitter.com/WKEM4EcaRZ
2015-11-21 11:47:28前ツイートの図の元データを掲載した論文bit.ly/1MHNv1O はベラルーシ国内すべての州の1985-2006年の甲状腺癌の年齢別発生件数データを表1に掲載(人口がないので罹患率を出せないのが残念) pic.twitter.com/fBlUzHycLT
2015-11-21 11:55:44前ツイートbit.ly/1MHOgIp の表のデータをもとにベラルーシ国内各州の1985-2006年の甲状腺癌の年齢別発生件数の割合をグラフ化。年齢18歳までの割合の地域差を見やすくするため年齢45歳までに限定。 pic.twitter.com/aTXMlv2i5j
2015-11-21 12:01:43【訂正】ベラルーシ国内各州の1985-2006年の甲状腺癌の年齢別発生件数(診断手術時年齢45歳まで)に占める年齢18歳までの割合には大きな地域差があるpic.twitter.com/aTXMlv2i5j I131土壌沈着量地図pic.twitter.com/ZCX3vb3LxS と比較を
2015-11-21 13:45:57【訂正】I131土壌沈着量地図pic.twitter.com/ZCX3vb3LxS でモギリョフ州と大差なさそうなブレスト州だが、甲状腺癌の発生件数に占める年齢18歳までの割合は遥かに高いpic.twitter.com/aTXMlv2i5j 理由bit.ly/1XLsOZW
2015-11-21 13:47:30【訂正】2011年3月31日の東日本の状況は、チェルノブイリ事故2週間後のベラルーシのI131土壌沈着量地図pic.twitter.com/ZCX3vb3LxS 上ではモギリョフ州(ゴメリ州の北隣)かヴィテブスク州(モギリョフの北隣)に相当bit.ly/1XfPXS6
2015-11-21 13:49:13【訂正】前ツイbit.ly/1Ok2W2V を頭において改めてこのグラフを見てほしいpic.twitter.com/aTXMlv2i5j ヴィテブスク州もモギリョフ州もゴメリ州とは明白に違う。東日本大震災後の東日本がチェルノブイリ事故後のゴメリ州になるとは考えられない
2015-11-21 13:51:10