「どくとるマンボウ」の隣人の記録…戦時中の信州・松本高校に在学した司史生氏の父の物語

いまだに青春物語の金字塔として多くの人に読まれている北杜夫「どくとるマンボウ青春記」。その舞台となった高校も寮も、多くのインテリが在籍したから「北杜生の隣人」にも様々なドラマがあったようです。司史生氏@tsukasafumio の亡き父君は辻邦生の友人、北の先輩に当たり、陸軍の技術研究所に動員されたり、戦後は元軍国教師をつるし上げたりと波乱のドラマを経験したとのこと。その思い出や「陸軍の研究とは何か?」という考察もあり「どくとるマンボウ」シリーズの周辺資料としても貴重に感じられたのでまとめさせてもらいました。
10
司史生@停滞中 @tsukasafumio

@dragoner_JP 古書店にも問い合わせてる最中なのですが、地方都市ということもありまして、なかなか市況とマッチングしないようです。

2015-03-22 22:36:37
dragoner@C99金曜東マ12a @dragoner_JP

@tsukasafumio 難しいですね。こういうところにも地方との壁があると

2015-03-22 22:37:28
司史生@停滞中 @tsukasafumio

@dragoner_JP 国文学関連は軒並み値崩れしてるようで、よほどの掘り出し物でないと神田からではペイしない事情もあるようです。今のご時勢、書籍や趣味の収拾物は値がつかなくなるものと思ったほうがよいのかもしれません。

2015-03-22 22:41:23
dragoner@C99金曜東マ12a @dragoner_JP

@tsukasafumio そういうところにも出版、文学の地盤沈下が起きているのですね…

2015-03-22 22:47:32

【おまけ】
北杜夫 辻邦生 などの検索で見つかった関連ツイート

司史生@停滞中 @tsukasafumio

実家で親父の遺品整理してたら、昭和三十ニ年頃の北杜夫と辻邦生の葉書が出てきた。 二人の性格の違いが出てて面白い。 pic.twitter.com/7WJ6CVPwWJ

2013-03-20 20:25:05
拡大
司史生@停滞中 @tsukasafumio

「しかしこれからは本腰を入れて、どんどん書いてくれたまえ。肥ってから書くのじゃなくて、書きながら肥るのだ。できたら、ぜひ読ましてほしいんだ。」 北杜夫と辻邦生の二人から書け書け言われながら、親父は書かずに呑んで肥り、田舎の高校教師で終わった。

2013-03-20 20:28:26
銅大 @bakagane

RT言及:おお、北杜夫先生と辻邦生先生が、司史生さんの御尊父にあてたはがきでありますか。なんとも興味深いものです。辻邦生先生の『肥ってから書くのじゃなく、書きながら肥るのだ』には、ちょっと以上に痛い痛い。ぶくぶくと肥る方向にばかり人生過ごしてきておりますゆえ。

2013-03-20 20:36:19

 

司史生@停滞中 @tsukasafumio

北杜夫の憧れた朴歯の下駄履きというやつがこれである。 昭和十九年十月撮影。 北杜夫氏が旧制松本高校の寮に入ってきた時に待ち構えていた留年組というのが、辻邦生と私の亡父であった。 pic.twitter.com/dk4UuEBH90

2015-01-10 23:50:51
拡大
神無月久音 @k_hisane

おお、これがあの。この目で見ることが出来るとは、ありがたや。 @tsukasafumio 北杜夫の憧れた朴歯の下駄履きというやつがこれである。 昭和十九年十月撮影。

2015-01-10 23:54:35
尾野(しっぽ) @tail_y

僕らみたいな、最悪1人でやってけるって人間は別に雇用の流動性が高くなってもいいんだけどもね。そうじゃない人をどうするかって話を食事の席とかで話したりする。「スキル高い人だけ雇えばいいのでは」「尾野さんが考えることじゃなくない?」って言われて、まあそりゃ、そうなんだけど、さ。

2015-03-22 13:10:18
疑似患畜 @elvichhhhh

北杜夫・辻邦生 対談『若き日と文学と』文明が爛熟した社会では魂を揺さぶる作品は生まれない pic.twitter.com/G5Jresdw5N

2015-02-21 17:45:23
拡大
書き暮らしのテフレッティ / M.Tack @tack261

はてなブログに投稿しました 『若き日の友情: 辻邦生・北杜夫 往復書簡』を読んだ - だいたいノンフィクション htn.to/zWMtgP

2013-09-21 22:35:43