残業代ゼロ法案についてホントの事をつぶやいてみました。

S_Shimizu @cao58020

【残業代ゼロ法案①】残業代ゼロ「対象限定せず制度化を」経団連会長が強調 asahi.com/articles/ASG6D… →本音は、現行の労働基準法の無効・無力化でしか有りません。 今までは労働者が企業と戦う為には労働基準法が盾でした。それを無くしてしまおうと謀っているのです。(続

S_Shimizu @cao58020

【残業代ゼロ法案②】この法案を誰が望み、どこから出てきたかを考えれば、その中身は明らかです。誰が提案したのか。大企業経営者の集まる経団連。 成果主義賃金制度は、現行法の下でも導入は可能で、既に導入済みの企業は多数有ります。法改正の必要性など無いのに、なぜ法制化を狙うのか。(続)

S_Shimizu @cao58020

【残業代ゼロ法案③】簡単に言えば、この法案は、労働者の権利を守る労働基準法を無くしてしまいあらゆるブラック企業を合法化する事です。 その一例が、今国会の予算委員会で、民主党の岡本議員の質問に対する塩崎大臣の答弁で明らかに。 twitter.com/yamanoikazunor… (続)

やまのい和則 @yamanoikazunori

予算委員会。岡本充功議員「残業代ゼロ法案(高度プロフェッショナル制)が成立すれば１日１３時間の連続勤務を360日続けて、年に５日だけ休ませる、という働かせ方が可能になるのか」。塩崎大臣「理論的には、そういうことになります」絶句！#fb pic.twitter.com/dMcsb8mnRF

2015-02-25 22:04:44

S_Shimizu @cao58020

【残業代ゼロ法案④】高度プロフェッショナルで残業代ゼロ制度の対象になれば、『正月に５日間の有給休暇をとらせると、毎日１６時間勤務で、一年間連続勤務も合法になる』、との事。 それ以外にも、一日に一定時間の休憩を挟めば、３６５日連続で働かせても、なんら違法ではなくなります。(続)

S_Shimizu @cao58020

【残業代ゼロ法案⑤】一定の要件を満たすと、労働基準法が適用されなくなるからです。 ※１日８時間、週４０時間の労働時間 ※８時間超の労働に１時間の休憩 ※週１回の休日や４週４回の休日 ↑これら規制の全てが適用除外となります。 bylines.news.yahoo.co.jp/sasakiryo/2015… (続)

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【残業代ゼロ法案⑥】成果主義は、現行法でも導入可能で、例を上げれば完全歩合給制や、基本給＋歩合給制ですが、現行法下では完全歩合給制でも残業代は発生します。 残業代ゼロ法案が成立しても、成果主義の導入は義務付けられていない為、企業は固定給のままで残業代だけを無くせる訳です。(続)

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【残業代ゼロ法案⑦】年収1075万円以上とする適用対象者は、国会審議の不要な「省令」によって決める為、法律に明記されず、当初は専門職限定だった派遣がなし崩しに拡げられたように、瞬く間に対象者は拡大します。 最初に書いたように、経団連会長は総ての従業員に適用させたいのです。(続)

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【残業代ゼロ法案⑧】かつての経団連は年収４００万円以上を対象者とするのが目標でしたが、やりたい放題の安倍自民党政権を見習い、「対象限定せず」と本性を現しました。 対象者が年収４００万円以上にまで拡大すると、月に１３．６時間残業しているとして、一割近い年収減となります。(続)

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【残業代ゼロ法案⑨】今年は経団連の大企業は喜んでベアに応じるでしょう。残業代ゼロ法案が成立すれば、はるかに高額の賃金カットが出来るからです。 年収４５０万円のサラリーマンでは、月に１３．６時間残業しているとして、年間３９万円、年収５５０万円では４７万円の年収減なのです。(続)

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【残業代ゼロ法案⑩】今回の法案で恐ろしいと言われているのが「裁量労働制の見直し」です。『営業社員は年収に関係なく残業代ゼロ』と成る可能性が大です。 一定の労働時間を働いたものと「みなす」制度で、８時間のみなしであれば、実労働時間が何時間であろうと８時間労働したとされます。(続)

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【残業代ゼロ法案⑪】当初は研究職に限定されていた裁量労働制が、いつの間にか範囲が拡大しています。 仕事の方法や時間配分を労働者自身の裁量に委ねる事から裁量労働と言われますが、裁量は与えられず、サービス残業が時間無制限に。 kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bou… (続)

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【残業代ゼロ法案⑫】残業代ゼロ法案には高額所得者対象の高度プロフェッショナルと営業マン対象の裁量労働制がセット。 営業マンは残業代ゼロになる。その他にも、ITエンジニアも該当するでしょう。営業職とITエンジニアは賃下げです。 pic.twitter.com/9PNJz1fjmB (続)

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【残業代ゼロ法案⑬】「裁量労働制の見直し」が怖ろしいのはこれだけではありません。現場で業務管理を行う労働者はすべて対象になる畏れがあるのです。係長ですらない社員でもパートやアルバイトのまとめ役なら該当する可能性が大です。 「名ばかり管理職」「名ばかり店長」の合法化です。(続)

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【残業代ゼロ法案⑭】「２４時間戦えますか」一世を風靡したＣＭでしたが、今や「３、４時間戦えますか」に変わっています。それなのに、現実は過酷さを増して「３６５日戦えますか」と 過労死させても会社の責任とは成らず合法化されます。 bylines.news.yahoo.co.jp/sasakiryo/2015… (続)

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【残業代ゼロ法案⑮】ホワイトカラーエグゼンプションが、かつての「残業代ゼロ法案(通称)」の呼び方ですが、ホワイトカラー労働者を労働基準法からエグゼンプション(exemption＝適用除外)するという意味です。 労働基準法を廃止したい経団連の本音を具現化する法案なのです。(続)

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【残業代ゼロ法案⑯】この法案では、適用除外の対象ではありませんが、ブラック企業のよくやる手口があります。 ※脅して「辞めさせない」。 ※我が社にそんな制度「有給」は無い。 ※「自主退職」するように追い込む。 この法案の次に、上記も労働基準法の適用除外にされるでしょう。(続)

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【残業代ゼロ法案⑰】正社員を無くしたいのが経団連と財界人の本音です。彼らには安い賃金で奴隷のように使い捨てられる人材だけが必要なのです。 彼らは、正社員を無くさず、その名は残して、実体を派遣社員なみにする事を思いついたのです。(続) pic.twitter.com/KrGS7DNnHk

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【残業代ゼロ法案⑱】「自分の会社の労組がベースアップを会社側に呑ませた」、と言って喜んでいてはいけません。会社が簡単に呑むのは、残業代ゼロ法案が通ればその十倍の年収をカットできる『残業代ゼロ法案』から目を逸らすためです。 労組に働きかけて『残業代ゼロ法案』に反対させましょう。了