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渡邊芳之先生@ynabe39による「真偽より損得で判断するほうが普通の人間としてはたいてい正しい。」とのツイート

真偽より損得で判断するほうが普通の人間としてはたいてい正しい。 損得で判断してないとすれば,むしろそのほうがデタラメなんじゃないか。 だいたいネットで「知能の遺伝率は70%」とか書いている人が10人いて,そのうち何人がたとえばプロミンの本や論文をひとつでも見ているか。そんな情報量では損得で判断する以外ないだろう。
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渡邊芳之 @ynabe39

行動遺伝学における知能の遺伝率の標準って70%だったかな? 50%くらいだったような気がするんだが勘違いかな。まあ知能の遺伝率=親の知能で子どもの知能が決まる率じゃないという議論はおいとくとしても。

2010-12-15 12:38:35
渡邊芳之 @ynabe39

「遺伝で決まると言いたい人」ってなんか共通した雰囲気を感じるんだよなあ。

2010-12-15 12:39:46
渡邊芳之 @ynabe39

学者でもないのに「人間は遺伝で決まる」と考えたい人は,そう考えることでどういう得をしているんだろうな。一般人が「人間は環境で決まる」と考えることのメリットはたくさん思いつくんだが。

2010-12-15 12:50:35
渡邊芳之 @ynabe39

安全が統計学的に(確率的に)保証されることと,それが生産者や消費者に安心感を与えることとは別だと思うよ。 @peace_apple

2010-12-15 12:51:51
渡邊芳之 @ynabe39

こういう本もあります。サトウタツヤ「IQを問う 知能指数の問題と展開」ブレーン出版,2006 RT @Ichy_Numa: そもそも「知能」という概念そのものが怪しい。S・J・グールド『人間の測りまちがい』必読。

2010-12-15 12:53:04
渡邊芳之 @ynabe39

遺伝率100%でも親と子どもの特徴は完全に一致などしない。とくに知能や性格のように多数の遺伝情報がかかわる遺伝では遺伝情報同士の相互作用でも相当な多様性が生まれる。

2010-12-15 12:57:52
渡邊芳之 @ynabe39

だから「食の安全と安心」の「安心」を外したじゃん。全頭検査に賛成するのは「安心」の立場,反対するのは科学とアメリカの立場。RT @peace_apple: 安心感って難しいですね。科学できるんでしょうか。

2010-12-15 13:00:15
渡邊芳之 @ynabe39

自分に得なことは事実と考えたがり,損なことは事実と考えたがらないと思いますよ。50/50のデータを示されたら自分に得なほうを選ぶ。あなたに限らずみんなそうです。 RT @h_kagami: 私自身学者ではありませんが損得で事実を考えたりはしません。

2010-12-15 13:03:37
渡邊芳之 @ynabe39

「損得で考えるほうが適応的」だということです。学者でもないのに損得抜きで真偽を考えたら不幸になりますよ。まあ実際誰もそんなことはしていない。 RT @h_kagami: 一般人が損得のみでものを考えるという偏見は困ります。

2010-12-15 13:04:59
渡邊芳之 @ynabe39

それは自分の損得と関係ない問題だからでしょう。増税とか表現規制とか夫婦別姓とか国旗国歌とかの判断でもそうですか? RT @h_kagami: 私は連続体仮説の真偽について損得で考えませんよ♫

2010-12-15 13:06:44
渡邊芳之 @ynabe39

知能検査なんてそもそもあてにならないものです。RT @aonamida_pencil: でもWISCⅢってかなり診断の幅出ませんか?自分がADHDの検査うけた時がそうでした。

2010-12-15 13:07:05
渡邊芳之 @ynabe39

だいたいネットで「知能の遺伝率は70%」とか書いている人が10人いて,そのうち何人がたとえばプロミンの本や論文をひとつでも見ているか。そんな情報量では損得で判断する以外ないだろう。

2010-12-15 13:09:27
渡邊芳之 @ynabe39

損得で判断してないとすれば,むしろそのほうがデタラメなんじゃないか。

2010-12-15 13:09:47
渡邊芳之 @ynabe39

真偽より損得で判断するほうが普通の人間としてはたいてい正しい。

2010-12-15 13:11:51
渡邊芳之 @ynabe39

そりゃみんな真偽は考えますよ。でも真偽の判断は損得と独立ではないということ。それを独立にするために学者は実験とか統計とかの方法を使います。 RT @neo_logic: なんというか、たいてい正しいのはわかりますが、真偽を考えることがないかのような言い方に感じますね。....

2010-12-15 13:19:05
渡邊芳之 @ynabe39

実験や統計を使ったってまだ損得から完全に離れることができないことは研究の不正などの例を見ればわかる。

2010-12-15 13:20:50
渡邊芳之 @ynabe39

けっきょくどのくらい先まで,どのくらい遠い範囲まで展望できるかの差だと思います。学者は自分が死んだ後まで展望して物を言うことがある。RT @SF_yomi: 真を上手く使えば得をえられる。と考えるのはどんな位置付けでしょうか? 

2010-12-15 13:30:07
渡邊芳之 @ynabe39

妥当性のあるテストには必ず信頼性もあります。しかし信頼性だけあって妥当性のないテストを作ることは簡単です。だとするとテストの評価の本質的な基準は妥当性だけになります。RT @yukiyuki2525: さすがにこれは誤解うけませんか?

2010-12-15 13:34:33
渡邊芳之 @ynabe39

身近な他者に騙されることをひどく恐れている人ほど,もっと大きなものには簡単に騙される。

2010-12-15 14:06:51
渡邊芳之 @ynabe39

「この肉自体は検査されていないが抽出検査によって危険な確率が著しく低いと確認されている」牛肉と,「この肉自体が検査されて安全が確認されている」牛肉,統計学的には危険の確率には差がないが,味と値段が同じならどちらを買うかといわれてわざわざ前者を選ぶ人なんかまずいないだろう。

2010-12-15 14:23:44
渡邊芳之 @ynabe39

これを「確率が理解できない消費者はバカだ」と考えるのが獣医学や畜産学やアメリカの感覚。「安心は確率ではない」と考えるのが心理屋の感覚。

2010-12-15 14:24:48
渡邊芳之 @ynabe39

「そもそも危険がないという保証などできない」「確率的に著しく危険が小さければ安全である」というのは科学の感覚,「いま自分が手に取っているこの肉が安全だと保証してほしい」というのが消費者の感覚。

2010-12-15 14:27:35
渡邊芳之 @ynabe39

アメリカは「全頭検査は非科学的だからやめろ」と言ってきている。全頭検査された国産牛肉がある限りアメリカ牛肉の輸入がいくら解禁されても売れないからである。アメリカが言ってることは損得勘定であって「非科学的」というのは口実に過ぎない。それに迎合する日本の「科学者」が情けない。

2010-12-15 14:35:26
渡邊芳之 @ynabe39

BSEの問題について「科学側」の皆さんがおっしゃることは皆さん予想通りで,かつ科学的には正しいことです。私が言っているのは,科学的に正しいことが消費者にとって正しいとは限らないし,畜産業や食料生産流通それ自体は「科学」ではない,ということです。

2010-12-15 15:37:38
渡邊芳之 @ynabe39

少なくとも,科学的な論理や方法によって消費者に提供できるのは「安全」だけであって,「安心」を科学的な方法で提供することはできません。私の勤める大学がキャッチフレーズの「食の安全と安心を提供」から「安心」を取り除いたのは正しい判断です。

2010-12-15 15:43:29
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