オートバイのコーナリングの考え方 〜慣性力をコントロールする〜
- TWIN_SuperSport
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オートバイのライテクにおいて「リヤ荷重=シートの後ろに座る、腰を引く」は未だに根強い都市伝説なんだな。静的なリヤ荷重(前後の荷重バランス)と動的なリヤ荷重(スロットルONの時にリヤタイヤに掛かる加速G)が混ぜこぜになってるからこんな事になるんだけど、まぁ普通はここまで考えないか。
2015-04-22 06:57:42まぁこの辺りは、オートバイが曲がる仕組みを理解してりゃ勘違いすることもないし、「リアステア」だの「キャンバースラスト」だのという横文字で混乱しなくても済むんだけだけどね。
2015-04-22 07:02:43@TWIN_SuperSport むう。動的な荷重移動とはバイクの加速減速によるもの、静的な、はライダーの動きによるもの、と認識しますが、下りコーナーの進入でのバンキングで動的な荷重を抜くと言うとブレーキングによる荷重操作で抜くと言うことですか?
2015-04-22 07:06:35正確に言うと、「荷重状態」と「抜重状態」は静的にも動的にも安定状態。 そしてこれらの状態が片方からもう一方へ変化するには動的な状態であることが必要。何故ならこの状態変化には「慣性の法則」が関わってくるから。
2015-04-22 07:06:57@KNPEHEHKO__B ブレーキングによるサスペンションの動作で抜くのも方法の一つですね。あと、ライダーの身体の動き(前後方向)で抜く方法があります。というか、バイクの場合は後者メインです。
2015-04-22 07:08:25この話に食いついてきてくれる人って少ないというか、ほぼ皆無なんだよなぁ。慣性力コントロールなんて知らなくてもバイクに乗れるし、タイムだって削っていけるしなぁ。 でもなー、面白いんだよなぁ。
2015-04-22 07:11:41@KNPEHEHKO__B ちなみに、やらないといけないのは「荷重操作」ではなく「慣性力のコントロール」ですよ。オートバイのタイヤに掛かるライダーの荷重そのものは、慣性力をコントロールしない限り変化しないですからね。 www1.hus.ac.jp/~gisisougu/kan…
2015-04-22 07:14:22@TWIN_SuperSport ライダーの動きで慣性力を変えられますか?物体の質量と速度が変わらない限り、バイクの操作(加減速)をしないと慣性力は変わらないと思うんですが…
2015-04-22 07:20:36@KNPEHEHKO__B 出来ますよ。ライダーって、ハンドルなどの操作に関係なくバイクの上である程度自由に身体を動かせますよね。 例えるなら、体重計の上で屈伸運動をした時の、体重計の数値の変化です。あの変化をもたらしているのは、体重の慣性力の変化そのものです。
2015-04-22 07:25:01@TWIN_SuperSport おおー!そう言うことですか。瞬間的に抜く、と言うのもそう言うことですね(^^;;難しそうですが。
2015-04-22 07:26:17キレネンコさん、あともう少し。「慣性力のコントロールは加減速でしか出来ない」のは、人間が動けないようシートに完全固定される四輪の話なのですよ。
2015-04-22 07:26:47@KNPEHEHKO__B 難しくないですよー。シンプルに考えればいいのです。例えば、ブレーキング中に下半身を脱力すればホールドが緩み、ブレーキングGに身体が前方へ引っ張られて「勝手に動く」という形になりますよね。
2015-04-22 07:28:37@KNPEHEHKO__B まさにそれです。極端な話、自転車って、乗車してない状態でペダルだけを思い切り漕いでやると、いとも簡単にウイリーしますよね。自転車の乗車状態でのウイリーは、ライダーの体重を一瞬抜重してやってそういう状態を作り出しているっていうことです。
2015-04-22 07:30:59なるほど、スタンディングでステップの上で跳ねるような動作をするとサスが伸び縮みする。あの時に前後に揺すってやることはウイリーやジャックナイフの初動に使うんだけど、あれも慣性力だよね。マシンのスピードによる慣性力しか頭になかったわ。
2015-04-22 07:32:36考え方は凄くシンプルで、慣性力さえわかれば何ら難しい事はないんだけど、「慣性力はライダーの身体動作で一瞬ではあるがコントロール出来る」という事を理解するのが一番難しいんだよなー
2015-04-22 07:33:25@TWIN_SuperSport 先日、抜重の話を聞いて理解できずに一旦流しましたが、ようやく理解できました。(^^;; ありがとうございます。
2015-04-22 07:35:02@KNPEHEHKO__B つまり、車体そのものが減速中で余計な操作がほぼ出来ない状態でも、ライダーの身体操作で一瞬ではあるがフロントからライダーの体重による荷重を抜く事ができるのです。その抜けた分、タイヤのグリップに余裕ができるので、それを倒し込みの瞬間横方向へ分配出来れば…
2015-04-22 07:35:47