黒バスプラスまとめ ~2015-04-25 23:59:27

黒バスプラスのまとめ
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明希 @Falsch_

【黛】「好きって言ってよ」唇を尖らせて、恋人は俺を見た。そういう台詞は声に出したら歯が溶けると思っているし、薄っぺらくて好かない。「やだね」いつも通りに返せばいつも通りに拗ねると思ったのに、今日に限ってひどく切ない顔で俯くから「…しょうがねえな、」愛してる、って言ったら満足かよ。

2015-03-26 03:17:10
明希 @Falsch_

花宮が欲しているのは、私のこの反抗的な瞳。愛してしまえばきっとこの関係はおしまいで、私は用済み。また新しい誰かが君を憎みながら暴かれるのだ。生まれくる感情に蓋をして、心臓に鍵をかける。嗚呼どうか、声が震えている事に気付かないで。私が君を愛してしまったことに、気付かないふりをして。

2015-03-26 06:25:33
明希 @Falsch_

【花宮】憎め、憎め、俺を愛すな。冷えた目でお前を見下して、手酷く暴くたびに心臓に切り裂くような痛みが走る。愛してしまえばこの関係はおしまいで、愛さないことが俺の愛だった。心臓の裂傷が何であるのか知らない訳ではないのに、俺は引き返し方を知らないのだ。震える声で泣いたのは誰だったか。

2015-03-26 06:42:30
明希 @Falsch_

視線を感じる。振り返れば男性キャラクターのフィギュア、思わず会釈をする。首を戻せば今度はポスターと目が合って「おい、ちょっとこれどうにかならねえか」麦茶とお菓子を持ってきた恋人に苦々しく問えば、不満の声をあげる。「順平くんの部屋にいても同じじゃない?」俺も似たようなもの、なのか?

2015-03-26 07:02:52
明希 @Falsch_

「一口くれよ」たった今私が口をつけたジュースを指して、君は言う。「やだよ、青峰と間接キスなんて」「は、」虚をつかれたような声が上がって、自らの過ちに気づいたがもう遅い。君が意地の悪い笑みを浮かべていることなんて見なくとも分かる。「間接、じゃなくてもいいけど?」私に逃げ場はない。

2015-03-27 10:46:51
明希 @Falsch_

乗り次ぐ駅を間違えて、最終電車とすれ違う。「日向くんいくらある?」もう帰るだけの財布の中身は二人合わせて千円ばかりで「…ちょっと厳しいわ」カラオケや漫画喫茶の料金表と睨み合いをするも、一番電車まで過ごすには足りない。「ちょっと歩くか、」真夜中の知らない道を、君と歩く。話をしよう。

2015-04-05 05:34:43
🤖🍽💍 @06ylhy

雪だよ!とはしゃぐメッセージを受信したのは同時な筈なのに先にスタンプで答えたのは青峰だった。また先を越された、心の中で溜息『大我起きてるー?』けれど間も無く続くメッセージに単純に口角は上がる「起きてる、あんまはしゃいで玄関で滑んなよ」窓の外季節外れの雪に、同じ空の下… #火と青と

2015-04-08 07:58:18
れくた @rororek

しこたま虹村さんに甘やかされたい。 「手間のかかるヤツだな」って言われたいし「俺が居なくてもちゃんと生活できるようになれよ」って言われたいし「ホントお前って俺がいないとダメだな。そんなんでこれから生きていけんのかー?」くらい言われて頭ポンされてみたいし、取り敢えず甘やかされたい。

2015-04-08 09:54:03
明希 @Falsch_

【黄瀬】この恋は到底叶わない、そう思うのが当たり前なくらいには君は人気者で。私はずっと、諦めながら恋をしていた。だからね、今この瞬間がひどく信じられないんだ。「信じらんねぇなら何回でも言うから。」君は軽く下唇を噛んでから、真っ直ぐ私を射ぬく。「好きです。俺と付き合ってください。」

2015-04-09 02:18:01
明希 @Falsch_

「おやすみ」端末の向こうの君の声、程なくして通話終了の電子音がする。途端に襲う寂しさを紛らわすように横になって目を瞑るけど、一向に眠れない。さっきまで電話していたのに、明日も会うのに、宮地くんが恋しくて仕方がない。自分がこんなに寂しがりだなんて、多分君に恋しなきゃ気付かなかった。

2015-04-09 02:30:05
明希 @Falsch_

「おやすみ」端末の向こうの君に告げて、通話終了のボタンを押す。そのまま投げ出すみたいにベッドに飛び込んで目を瞑るけど、一向に眠れない。耳に残る声、さっきまで電話していたのに、明日も会うのに、君が恋しい。自分がこんなに寂しがりだなんて、多分君に恋しなきゃ気づかなかった。(宮地清志)

2015-04-09 02:40:25
明希 @Falsch_

「病気なの」君はゆらりと笑う。「ふぅん、」気の抜けた返事をしながらすぐ横に腰を下ろせば、君は申し訳程度に体重を預けてくる。「原くんといると胸が苦しいの、だから」この発作止めてよ、なんて全部判ってるくせに。態とらしい仕草は腹立たしいほど嫌いじゃない。「酷くすることしか出来ないけど」

2015-04-09 02:55:28
逸紀 @pon_melon

「やあやあ、お嬢さん」ってふざけてる声かけをくらってこんなこというのは彼しかいないと振り向いて「今吉、今何時だかわかる?」眉間に皺寄せて睨むと「ホント、すまんなぁ」全然申し訳無さそうじゃない彼の態度に拗ねてそっぽ向くと「○○の行きたいとこ何処でも連れてったるわ」物で釣ろうとする彼

2015-04-09 07:29:57
ねむみ @ne_oyasumi

満員電車で紫原くんが座っていたら脚が長くて前に立てないな、気を使って座らない紫原くん、垂れ下がる広告をうっとおしそうに一番高い手すりに捕まる

2015-04-09 08:00:03
明希 @Falsch_

俺はバスケをするためにここにいて、刻々と流れ続ける時間の最後の一秒まで、バスケをしようと思った。「だから、悪い。」お前とは付き合えない。分かっていたかのように「うん、」と深く頷く姿に心臓がずきんと痛んだ。断った瞬間に気付くなんて笑えるよな。多分俺、お前のこと好きだった。(笠松)

2015-04-09 08:21:58
🤖🍽💍 @06ylhy

「こっちじゃね?」「お前趣味悪ィな」頭上で繰り広げられる会話。跳ねても振り向いてくれない二人の腕を同時に掴んで「ねぇ!私にも見せて!」地団駄を踏めば同時に吹き出して「悪い…お前ほんと小さいんだな」「抱っこしてやろうか?」交互に頭を撫でて優しく笑う二人に不覚にも高鳴る胸 #火と青と

2015-04-09 08:36:58
明希 @Falsch_

【伊月】ずっと一緒にいよう、なんて口約束をしたのは随分昔のことになってしまった。足並みを揃えて歩いて、たまに喧嘩して。私の毎日は涼しげな鷲の目と駄洒落で溢れていた。聞き流すみたいにあしらいながらも、可笑しな言葉遊びが楽しみになって、日常になった。あれから30年、永遠は現実になる。

2015-04-09 10:41:56
逸紀 @pon_melon

帰りの電車、乗った後もキョロキョロしてたら一つ先の扉の脇に壁に寄りかかる赤司くんの姿を見つけてコッソリ向い側の壁に寄り掛かり見てみると目を瞑っている彼に声をかけるタイミングを逃してしまってただ彼を見ていると「僕の顔に何か付いているか?」片目だけ開いて尋ねられて

2015-04-09 13:22:24
逸紀 @pon_melon

「い、いえ!失礼しましたっ!!」視線を急いで窓へ向けるが今度は赤司くんからの視線を感じ耳まで赤く染める。早く駅に着けという思いともっと、もっとゆっくり走ってって矛盾した願いが渦めく。 #黒バスプラス

2015-04-09 13:25:02
明希 @Falsch_

「すみません!!」始まりの季節はその声で勢いよく幕を開ける。溢れるほど渡される勧誘チラシを、とうとう抱えきれずぶち撒かした少年は大きな瞳を歪ませて何度も謝罪する。「あの、バスケ部はどこですか?」偶然から始まる物語。ミルクティブラウンの甘い香りに誘われて、未来は動き出す。(桜井)

2015-04-09 13:39:50
明希 @Falsch_

【桜井】「僕でいいの、」何度も確認するみたいに言うくせに、良くんには私を手放す気なんて欠片もない。「ごめん、いつも」そうして腕の中に閉じ込めるみたいに私を抱き寄せて、拗ねた声で我儘を言う。「僕が一番かっこいいって、言ってよ。」君がかっこいいことなんて、私には当たり前のことなのに。

2015-04-09 13:54:14
明希 @Falsch_

私の好きを、瀬戸くんは欠伸で噛み殺して「知ってる。」と嘲るように笑う。節くれた冷えた指が右の耳に髪をゆっくりと掛けるのが合図、私は彼の体温になる。私の含ませた情も何もかも肩透かしして、彼はこの体温だけを攫っていく。私の熱を帯びた指が曖昧に優しく触れるから、ああとても、とても寒い。

2015-04-09 14:08:03
𓀚𓀛𓀜𓀝𓀞𓀟𓀠𓀡𓀢𓀣𓀤𓀥𓀦𓀧𓀨𓀩. @87ceeb_skyblue

君が旅立つ日はいつもと同じ、「じゃあね」と手を降った。僕はそれをぼんやり見つめて、はい、とだけ呟く。「もー…黒子君、研修で離れるだけでしょ!」「それでも僕は淋しいんです」苦笑する彼女の頬をむにっと抓れば瞳が合った。「早く帰ってきて下さい」「…うん」それから、触れるだけの口付けを。

2015-04-09 18:03:28
千波_ログアウトしました @c_ss16

はぁー。スーパーで買い物してるときに偶然買い物かごいっぱいに食材入れてる火神くんとばったり会いたい

2015-04-09 21:35:58
𓀚𓀛𓀜𓀝𓀞𓀟𓀠𓀡𓀢𓀣𓀤𓀥𓀦𓀧𓀨𓀩. @87ceeb_skyblue

今更分かったのは、思う以上に彼女を必要としてたこと。何も掴めなかった掌を見つめて、それからきつく握りしめた。まだ届くなら君に触れたい。見つめ合って、他愛のない話をして、それから「黒子くん、私幸せなの」と頬染める君を1番に幸せにしたかった。「…くそ」もう、青峰君から奪うには遅すぎる

2015-04-09 21:55:20
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