プレゼンテーションにおけるユーモアとは

2015/05/02 22:30~ プレゼンに求められる「面白さ」って何なんだろう。その意義、特徴、注意点についてまとめてたよ!
6
プレゼンたん @presen_tan

②練習 ぶっつけ本番でユーモアを演出するのは自爆行為です。失敗を減らすためのリスク回避法は、やはり練習。プレゼンを練習する中で、できれば誰かを相手に、反応を確認しておきましょう(本番の聴衆とプロファイルが近い人がいいですね)。

2015-05-03 23:18:02
プレゼンたん @presen_tan

(ちゃんと練習したのであれば)失敗を恐れずやってみましょう。滑ったところで、それで死ぬ人はいません(そして失敗をネガティブに印象付ける人は意外と少ない)。コアメッセージが伝われば、プレゼンとしてはそれでいいのです。ユーモアとはスパイス、それ自体が本筋ではないのですからね。

2015-05-03 23:19:33
プレゼンたん @presen_tan

練習にあたってのアドバイスは2つ。1つ目は、喋りの練習だけで満足してはいけないということ。表情や身振り手振りなど、非言語的なところで伝わるメッセージのほうが大きいのですから、棒立ちでムスッとした表情で淡々とやるのではなく、非言語的なところまで練習してほしいですね。

2015-05-03 23:25:06
プレゼンたん @presen_tan

2つ目は、ユーモアを発射したら「間」を作るように意識するということ。まず、ユーモアが聴衆に浸透するには時間がかかります。笑い終わるのにも時間がかかります。それを遮るように話を続けてしまうと、聴衆は(あれ… 笑わないほうがよかったのかな)と不安な気持ちになってしまいます。

2015-05-03 23:29:22
プレゼンたん @presen_tan

③禁忌 最後に、やらない方がいいユーモアについて触れたいと思います。

2015-05-03 23:29:35
プレゼンたん @presen_tan

その一.どこかで聞きかじったようなネタ。落語家や芸人の持ちネタであればいざ知らず、使い古されたジョークは「あーはいはい」と聴衆が冷めてしまうのがオチかもしれません。

2015-05-03 23:30:18
プレゼンたん @presen_tan

そのニ.下品なネタ。女性が一人でもいるのであればもちろん、たとえ男性onlyでも、そういうのを好まない人は一定数いるものです。

2015-05-03 23:30:31
プレゼンたん @presen_tan

その三.あからさまに人を攻撃するネタ。例えば、ネガティブな身体的特徴(チビ、デブ、ハゲなど)をあげつらって笑いを取ろうと考えている人がいるようですが、そのような言葉はtoxic wordと呼ばれ、プレゼンでは禁忌とされます。

2015-05-03 23:30:58
プレゼンたん @presen_tan

とりあえず、こんなところです!今回取り上げたものは「本論に彩りを加える」という観点のユーモアなので、プレゼンの絶対条件ではありませんが、余裕があるなら使ってみてもいいのではないかな… と思います。

2015-05-03 23:32:33

今回の参考図書

プレゼンたん @presen_tan

主な参考図書 三田紀房『プレゼンの極意はマンガに学べ』(講談社) ジェレミー・ドノバン『TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】』(新潮社) 平林純『論理的にプレゼンする技術』(SoftBank Creative)

2015-05-03 23:33:07
プレゼンたん @presen_tan

特にニ冊目の本は、先月出版されたばかりの新書です。興味のある方は、2013年に出版された前作(基礎編)と合わせて是非どうぞ~。

2015-05-03 23:33:35

おまけ

行政法たん @admi_tan

@zatutan わたしも社会科学系の学術たんだけど…さすがにわたしのほうをチラッされても、「限界効用逓減の法則」を説明するのは難しいかな。 おいしいシュークリームでも、食べる個数を増やしていくと満腹感や飽きで効用が減っていく…っていう風に、具体例を出すことができるくらいだよ。

2015-05-03 23:21:15
プレゼンたん @presen_tan

@admi_tan @zatutan ありがとうございます!シュークリーム食べたくなりました!

2015-05-03 23:43:24
行政法たん @admi_tan

@zatutan @presen_tan おいしいもんね、シュークリーム。 ほかには「y=√x グラフを思い浮かべてみる」っていう方法もあるかな。

2015-05-03 23:48:58