サブアト(5/11)

このまとめは #subatomic_TL #chiva英単語帳 の提供でお送りします
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💉×2 @mr_japanglish

原理的には実験より得られたF(q)に逆フーリエ変換をかけてf(x)、さらにρ(x)を算出できます。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:26:23
💉×2 @mr_japanglish

残念ながら、「原理的に」というからにはこの逆フーリエ変換は現実では行えない理由があります。ビームのエネルギーが限られている上に、散乱断面積はqの値と共に急激に落ちます。全てのqの値がなければ逆変換は上手くいきません。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:30:55
💉×2 @mr_japanglish

ではどうするか?段階的に計算する外にありません。電荷分布を仮定し、フーリエ変換を計算し、実験結果と比べます。必要に応じて電荷分布に修正を行い、繰り返し電荷分布の形を変えていきます。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:34:00
💉×2 @mr_japanglish

diffuseness = 散漫性? diffuseは動詞で拡散のことなので名詞だとホワ~っと広がっているようなイメージかと #subatomic_TL

2015-05-11 14:38:47
💉×2 @mr_japanglish

中性子が過剰な原子核では核の外側に中性子被膜のようなものができ、内部の陽子が(物理的に)シールドされる #subatomic_TL

2015-05-11 14:40:00
💉×2 @mr_japanglish

このような実験を行うには蓄積リング(要は加速させないシンクロトロン)にイオンを入れておき、電子を別の加速器から打ち込んで衝突させます。RIBFのSCRITなどがあります。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:42:05
💉×2 @mr_japanglish

弾性散乱では初期状態と終状態の核は同一種です。この時は散乱角とエネルギーの間に特殊な関係式があります。このため検出角度を固定しておけば一つのエネルギーの粒子のみ得られます。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:47:33
💉×2 @mr_japanglish

例えば入射粒子か標的が励起されていれば、E'は減少するので核に励起状態=内部構造があることがわかります。 #subatomic_TL

2015-05-11 14:48:37