マックの女子高生に聞いてみた

善浪 @zennami

大手ファストフードチェーン、マクドナルドの業績不振が上場後最大となった。品質やサービスの低下等原因は枚挙に暇がないが、その煽りを最も受けている人々がいる。“マックの女子高生”だ。 「少し前まで毎日のようにあった需要が今ではほとんどない」 そう語るのは現役のマックの女子高生Kさん。

善浪 @zennami

Kさん「マックの中で会話をしてそれをtwitterなどで取り上げてもらう。それが私達の仕事です。ほんの数年前まではひっきりなしに注文が入り、それこそ喋っていない時間の方が少ない程でした。しかしマックの業績不振からかめっきり注文が減り、収入は激減。同僚も次々辞めていきました」

善浪 @zennami

「業績不振よりマックのパブリックイメージの低下が大きいのではないか」とKさんは語る。「“マックの女子高生”が一定の支持を得ていたのはマックが公共の場として一般的だったから。マックの地位が失墜した今『マックで女子高生が話していた』の説得力が薄れてしまった」Kさんはそう分析する。

善浪 @zennami

これからもマックの女子高生を続けるのか？Kさんはその質問に「わからない」と言う。「今までずっとマックの女子高生として生きてきた。他の生き方を考えることが出来ない。プライドもあるし、自分がロッテリアで通用するのか？という疑問もある。しかし何より、注文が無ければ仕事にならない…」

善浪 @zennami

マックの業績不振、パブリックイメージの低下、それに伴う需要の変化…マックの女子高生を取り巻く環境は短期間で驚くほど激変した。しかし一番の問題は、twitterユーザー達の移り気なのではないか…。「注文は無いが…」とマックに向かうKさんの寂しげな背中を見て、ふとそんなことを考えた。