ましろれぽーと[Twitter版まとめ]

しろいのうと📖 @siroinouto

#一日一ましろ ましろめも ハグレイシ ただのおおぶりの石 その石は何者の視線にもさらされていない時にひとりでに移動する 草原の真ん中 木の上 飛び石の上だったりと風景にそぐわない石が転がっていればハグレイシだと言われる 捕らえようとすると気絶させられるためその生態は謎に包まれる

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#一日一ましろ ましろめも ヨイヤミ 移動する魔力の塊 魔力を周囲に撒き散らすようにして移動する その量は膨大で光を拡散させるため周囲は常闇に包まれる 本体を見ることができるものはいない ヨイヤミの近くではあらゆるものの活動が止まる 生き物というより現象のようなものなのだろうか

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#一日一ましろ ましろにっき 岩の地にて野宿。 地表に草木が少なく殺風景であるのに、騒がしさは草の地と変わらない。 地下を何かが通った音がした、かと思えば先程まで岩だったものが歩き回っているのも目に映る。 ここは隠れるものがないからこそ身を隠すプロだらけなのだ。

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ましろれぽーと イワダタミ 大型の肉食の虫 体を折りたたむことで岩に擬態し獲物が目の前を通る際に瞬時に襲いかかる 待機時は仮死状態に近いのか他の生物に感知されにくい 擬態する岩の形は個体ごとに異なり尖ったもの丸いもの様々である pic.twitter.com/m1fe9IHZpZ

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#一日一ましろ ましろにっき 草の地よりもここの空ははるかに広い。 その中にもやはりここが異世界なのだと知れるものが見える。 大型の昆虫が。鳥につかまって飛ぶ人。気球のように飛ぶ植物。 そして龍の形の雲と雲間に見える細い影。 うんりゅう、かすみりゅう、 うん。クモカガリ。これだ。

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#一日一ましろ ましろめも クモカガリ 細長い蛇のような大型の生物 体内に火を生成する器官がありその熱で体内の水分を水蒸気に変え噴出して空を飛ぶ 雨雲を食らい、時に雲を作るので雨の神として祭る地方がある 雑食だが華奢であるため積極的には狩りは行わない

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#一日一ましろ ましろめも オイメ 小型の甲殻類 背にくぼみとその中心に目のような模様がありその目が自分を追っているように錯覚を起こさせる 群れに遭遇すると多くの目に見られる感覚に陥り精神的によろしくない 現地でも視線を意味する名で呼ばれ神の目と扱われることもある 割と美味しい

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#一日一ましろ ましろにっき 昨晩は大変だった。 ここにまでヒクイドリがいるなんて。 ただエイルによると彼らは渡りの鳥らしい。これからも明かりの扱いには気を付けなければ。 それにしてもヒクイドリと一緒にいた小鳥がなんなのかが気がかりだ。 見たこともないし、エイルも知らないそうだ。

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ましろれぽーと　カナメイシ 地中から生え続ける石柱 上部には球体が常時うっすらと見える 魔力を蓄えるごとに伸び限界に達すと岩石がはじけるように周囲に生え大規模で急速な地殻変動を起こす カナメイシを食す動物を傷つけることは法で禁じられる pic.twitter.com/cl5eEB72jR

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#一日一ましろ ましろにっき 岩山に埋まった遺跡を見つけた。 結界を施された跡があり、それまでは平地に建っていたらしい。 当時この建造物の神聖さを保つためにあらゆるものを寄せつけなくなった結果、カナメイシが岩山を築いてしまったのだ。 この世界は自然の強さが圧倒的過ぎるのだ。

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#一日一ましろ ましろめも リザードマン 乾燥した地域に生息する二足歩行が可能な人型の爬虫類 皮膚の多くが乾燥に強い鱗で覆われる 骨格はヒトよりワニに近いが頭が大きく首が太い 二足歩行により知性も獲得したため道具や文化も巧みに扱う 狩りが得意なため鮮肉や武具の素材で生計を立てる

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#一日一ましろ ましろめも テントロン この世界の娯楽の一つ 5×5マスの盤上で５種のコマで行われる 主のコマを取られれば負け 主のコマ以外のコマはそれぞれ動ける数がタテヨコの1~4で決まっており、ターンごとに振られる四面体のダイスで対応した面が出なければ動かせない

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#一日一ましろ ましろめも つづき 主のコマは三回まで自由に動かせるが相手コマは取れず、動かす場合にはサイコロが振れない ４種のコマも相手のコマを取る場合それ以上動くことができない ダイスにはそれぞれの数で確率が異なるように仕込みがされている 複雑なコマやルールを用いる物もある

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#一日一ましろ ましろにっき 岩の地にて 景色が変わらないこの地でも慣れれば違いがわかるようになるものだ 水が湧き出る岩や食べられる岩 果てはこちらに襲いかかってくる岩もだいたい区別がつくようになってきた あとは地の下からも襲い来る生き物の動きもだ そうそうこんな感じの音がすると

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#一日一ましろ ましろにっき 危なかった イワハミの群れとともに行動したのも問題だったのだろう 地中からワームのような生き物が飛び出し襲ってきた それも群れと遭遇したようでここ数日はまともに書く暇もなかった 次に描くのはあれにしよう 次遭遇するまでにまとめておかないと大変危険だ

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ましろれぽーと チチュウカ 全身を甲殻で覆う足を持たない生き物 特に硬い頭部で地を掘って進みその際砕いたカナメイシや可食性の石を食べる 時に地下から飛び出し地表の動物を襲い、地上に出ても器用に地下に戻る 甲殻は鎧の素材として重宝する pic.twitter.com/OIKmOawo3Z

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#一日一ましろ ましろにっき 村に着きひとまず寝床を用意してもらった。 おかげで紙も補充することができた。 先日遭遇したワームの殻が高値で取引できたのは大きい。 図書館のある街も近いらしいのでこの村の出発は明日でいいだろう。 せめて今夜だけは安心して足を休ませられることが有難い。

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ましろしゅき　炎石炭のはなし privatter.net/p/926691 @siroinoutoさんから 投稿しました

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#一日一ましろ ましろめも ヒクイドリ ヒクイドリの幼体、及び若い個体は体を殻には包んでおらず羽も緑色をしている 羽の色や特徴的な甲殻は渡りのうちに身につくようだ 身を隠すことができない岩の地で育児ができるのは体毛が緑色をしているおかげのようだ この地で緑色は見向きもされないのだ

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#一日一ましろ ましろにっき 街が近い 馬車みたいなものが走っている 町に近いとある程度は道もできるようだ これからはこの道を辿ればいい ふと、草の地で道を辿って歩いたがその道はただカレサンスイの通った跡で道に迷ったことを思い出した 流石にこの道は街に続く道だ 明日が楽しみだ

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#一日一ましろ ましろにっき 明日、街を出る。 この街からは元の世界には戻れなかった。 また岩の地を渡り、水の地を目指す。 エイル曰く草の地同様美味なものに満ちているらしい ありつければいいが

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#一日一ましろ ましろにっき 明日の出発前に街でのことをまとめる。 街に着くと私達はひとまず宿を確保し、 食事をとった。 そこを出たところで強盗と遭遇する。 次々薙ぎ倒される警察部隊(だろうか)。 そこを私の旅の同行者、エイル(フルネームは教えてくれない)が召し捕ったのだ。

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#一日一ましろ ましろにっき その強盗団には手を焼いていたようで私達はいたく歓迎されることとなった。 元々旅のものには優しい街ではあったらしいが褒賞まで頂けるということだ。 それ自体はエイルが辞退したものの私達の目的を手伝ってくれる運びとなった。 図書館での異世界字の本集めである

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#一日一ましろ ましろにっき 私達の旅の目的は図書館巡りである。 それも各地の大型図書館。 この世界では異世界字の本は多方がその地の大型図書館に集められ、それは草の地でエイルに出会い草の地の図書館で知った情報だ。

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#一日一ましろ ましろにっき エイルの顔の広さから(当人の顔は見えないが)草の地の図書館の司書さんには世話になったものだ。 この世界の文字も教えてもらった。(もう忘れたが) あそこには私も読めない世界の文字しかなかった。 しかしこの地では違った。